乱世に平和をもたらすとは、 すなわち民を安んじるということ。 |
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いかなる理想があろうと、 民を戦に向かわせては、平和は訪れぬ。 |
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この程度の理も分からぬか、 愚かなり、張角…… |
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将兵たちよ、隊をまとめよ! これより北進し、黄巾賊を討つ! |
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我らの武を持って、 この乱を終わらせるのだ! |
黄巾の民よ、太平の世を求めよ! | |
張角、己が理想のために民を惑わせるか。 我が刃にて成敗してくれる! |
ついにこの時がやってきたか! | |
あのお方の力は本物じゃ。 | |
きっとこの戦で 天下にその名を広める! |
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この戦、絶対に負けられんな…… |
これが孫堅軍の戦か、見事なものですね。 | |
江南の地を制するのは、 ひょっとするとあの方かもしれないな…… |
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よし、ひとまずはこの朱治君理、 | |
この戦で、孫堅殿の器を測るとしましょう。 |
あんた、あんまり無茶するんじゃないよ。 | |
心配するな、死にはせん。 | |
はん、当たり前のこと言ってんじゃないよ。 | |
ほら、早く終わらせてきなっ! |
ククク、太平道の力、思い知るがよい。 |
もはや止められぬか…… | |
張角、民を惑わせた報いを受けよ! | |
ふはは、孫堅文台…… まこと猛々しい男よ! |
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だが予言しよう、貴様はその武を もってしても何も成せぬまま死ぬと…… |
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……言いたいことはそれだけか? | |
黄巾の民に幸あれ! | |
この私が死ぬか…… だが死を恐れていては何もできん。 |
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張角よ……太平の世は、 | |
私が築いてみせよう! |