漢の復興…… | |
劉備。 それが貴様の選んだ道か! |
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やはり我らは戦う運命からは 逃れられんようだな! |
行くぞ皆の者! 漢王朝復興のために! |
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今の帝では もはや、この乱世を治めることはできん! |
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国には、すべてを平伏させる 絶対の強者が必要なのだ! |
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劉備よ! 貴様は再び国を あの堕落の時代に導くのか! |
張飛よ! 貴様と再び相まみえる時、待っておったぞ! |
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ワシにブッ殺されるのを 待っておったとはな! |
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片目よ! お望みどおりにしてやらあ! |
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ふっふっふ、この男…… | |
俺の血潮を熱くさせおるわ! |
やはりあの劉備という男…… | |
奴は殿の前に立ちふさがる障害になると 確信しておりました。 |
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郭嘉よ、おまえもそう見ていたか。 | |
そうなるとわかっておりながら、殿はなぜ 今まで奴を放っておかれたのですか? |
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あの男に興味があったのだ。 私と似て非なる、あの男にな。 |
劉備! なぜそれほどまでに天子に肩入れする! |
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今や皇帝であることなど 何の力も持たぬ飾りにすぎん! |
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ましてやこの国の乱世を治めることなど あの男にできるわけがない! |
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そうであろうと天子は天子! あのお方無くして国とは言えません! |
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惜しいな。 貴様は望めばもっと上を見れたものを…… |
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劉備よ! その甘さゆえ貴様は再び敗れ去るのだ! |
進むのみ! | |
この楽進に後退の二文字はない! | |
死にたく無き者は道を開けるが 得策と知れ! |
天子の意思を尊重することが、 我ら漢の臣の務め! |
やはり、私は勝てないのか…… |
本初…… | |
貴様を超えねば、 天下の頂点は見えてこん! |
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どちらが、真の強者か 白黒はっきりさせようぞ! |