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魏伝 第九章 内乱の火



【プロローグ】

「曹操誅殺」

漢の皇帝である献帝が実権を取り戻すため、
邪魔な曹操を排除しようと考えた。

その勅命は、曹操の下にいた劉備にも届き、
漢の復興を強く願う劉備はそれに応じた。

劉備は徐州で曹操に反旗を翻し、
曹操と戦う意思を鮮明に表す。

勅命の存在を知った曹操は、
すぐさまその鎮圧に乗り出した。





イベント1
漢の復興……
劉備。
それが貴様の選んだ道か!
やはり我らは戦う運命からは
逃れられんようだな!

イベント2
行くぞ皆の者!
漢王朝復興のために!
今の帝では
もはや、この乱世を治めることはできん!
国には、すべてを平伏させる
絶対の強者が必要なのだ!
劉備よ! 貴様は再び国を
あの堕落の時代に導くのか!

イベント4
張飛よ!
貴様と再び相まみえる時、待っておったぞ!
ワシにブッ殺されるのを
待っておったとはな!
片目よ!
お望みどおりにしてやらあ!
ふっふっふ、この男……
俺の血潮を熱くさせおるわ!

イベント5
やはりあの劉備という男……
奴は殿の前に立ちふさがる障害になると
確信しておりました。
郭嘉よ、おまえもそう見ていたか。
そうなるとわかっておりながら、殿はなぜ
今まで奴を放っておかれたのですか?
あの男に興味があったのだ。
私と似て非なる、あの男にな。

イベント6
劉備!
なぜそれほどまでに天子に肩入れする!
今や皇帝であることなど
何の力も持たぬ飾りにすぎん!
ましてやこの国の乱世を治めることなど
あの男にできるわけがない!
そうであろうと天子は天子!
あのお方無くして国とは言えません!
惜しいな。
貴様は望めばもっと上を見れたものを……
劉備よ!
その甘さゆえ貴様は再び敗れ去るのだ!

イベント7
進むのみ!
この楽進に後退の二文字はない!
死にたく無き者は道を開けるが
得策と知れ!

敵軍カットイン
天子の意思を尊重することが、
我ら漢の臣の務め!

戦闘勝利
やはり、私は勝てないのか……



【エピローグ】

内乱の日は消え去り、

敗れた劉備は、袁紹の下に
落ち延びていった。

憂いを取り払った曹操は
自らの権力をさらに確固たる物にした。

そんな中、
いまや中原の最大勢力である袁紹が

天下統一に向けて南下を開始する。

曹操と因縁の相手・袁紹との
戦いが迫っていた……

イベント8
本初……
貴様を超えねば、
天下の頂点は見えてこん!
どちらが、真の強者か
白黒はっきりさせようぞ!