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魏伝 第十七章 合肥の戦い



【プロローグ】

曹操が馬超、韓遂の反乱に
ようやく終止符を打ったころ、

呉との境界の地、合肥では
孫権率いる呉の大軍が押し寄せていた。

合肥を守る魏の将兵達の、
凄まじい攻防戦が今、始まる。





イベント1
若造が……
偶然の勝利を実力と過信しおって……
孫権よ。
世の中の厳しさ、貴様の父に代わって
この曹操が教えてやろう。

戦闘開始(イベント2未発生)
我らが江南の武、天下に轟かすのだ!
この地を押さえねば、
我ら孫呉の天下は訪れんぞ!

イベント6
たとえどんな状況でも
ワシのやる事はひとつ!
死守、死守、死守!
断固死守することだけよ!

イベント10
退かぬぞ!
たとえどんな状況であろうと、
この楽進に撤退の二文字は無い!
それが俺の戦いだ!!
さあ、孫呉よ
遠慮無くかかってこい!

戦闘勝利
か、考えられん強さだ!



【エピローグ】

孫権率いる大軍を退けた曹操軍。

しかし呉との境界を鋏んでのせめぎ合いは
さらに激しさを増していくこととなる。

一方、曹操と孫権が争っている間、
劉備は自らの勢力の増強を図り……

蜀の地を押さえることに成功、
益州の大部分を自らの領土とした。
曹操、劉備、孫権。

三社の天下の争いは
佳境を迎えつつあった。

イベント11
これでわかったであろう
孫家の若造よ。
貴様の力はこんなものだ。
だが赤壁での借りはまだ残っておる。
貴様のその器では
払いきれんほどのな……

イベント12
ごほっ…ごほっ…
このような大事な時に病とは……
一刻も早く体を治し、
職務に復帰せねば……
荀ケ殿。
殿からの見舞いの品をお持ちいたしました。
ご苦労様です。
おお……殿からとは……
一体なんであろう……
こ、これは…………!
………………………………空箱!
……なるほど。
……分かりました。
この荀ケ、
この品に対する礼の言葉を持ちません。
殿……
おさらばです。
長きに亘りお仕えできて、
荀ケは幸せでございました……
荀ケ……
漢中心の貴様の国造りと、漢を必要とせぬ
ワシのやり方はもはや相容れぬ。
さらばだ荀ケ。
貴様の功績は偉大であったぞ……