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魏伝 第十六章 馬超追撃戦



【プロローグ】

曹操軍は馬超軍を追い詰めた。

しかし馬超も体制を立て直し反撃に転じた。

お互い一進一退の攻防に、
勝敗を決する一手を曹操は模索していた。






イベント1
韓遂、どうしても我が軍門に降らぬか。
貴様も長年戦いに身を置いて来た者なら
わかるであろう。
この反乱が、
成るか成らんかということぐらい。
ふっふっふ、曹操よ。
そんな事が分かっておれば、
最初から反乱なぞ起こさんぞ。
己の気に入らん者に、
従う気はさらさら無い。
はっはっは、韓遂よ。
貴様とは幼き日に会って以来だが、
強気な性格はいくつになっても変わらんな!
貴様がその気なら、
決着を見るまで戦うしかあるまい!
望むところ!
曹操よ、今日は貴様と話せて良かったぞ!
次会う時はどちらかが物言わぬ屍だからな!

イベント2
俺の戦いは終わらん!
たとえこの命燃え尽きようとも!
我が覇の道に屈さぬのなら、
止むを得まい。
若き西涼の猛勇よ!
貴様にはここで散ってもらうぞ!

イベント3
虎痴殿はおられるか?
ん〜〜〜〜! なれなれしいぜえ!
その愛称で呼んでいいのは殿だけじゃあ!
そなたの武名は聞いておる。
この馬超といざ一騎打ちを願わん!
望むところ! 貴様を倒せば
殿もゆっくり眠れるだろうぜえ!

イベント4
韓遂、まさかとは思うが
曹操と通じてはおるまいな?
な、何を言う馬超!
この韓遂の義を疑うというのか?
しかしそなたが曹操と会って談笑していたと
言う者があるぞ……
ふっふっふ、疑いが疑いを呼び、
信頼が崩れる。
これぞ我が離間の計の本分。
奴らはこれで自滅の道をたどるだろう。

イベント6
馬超!
この楊阜、貴様を殺すことだけに
すべてを賭けて生きてきた!
今こそ積年の恨み晴らす時だ!
どの怨みか分からんが、
この馬超、逃げも隠れもせん。
しかし、貴様如きに
俺を殺せるとは思えんがな。
馬超。確かに貴様は強い。
だが私は下がるわけにはいかん!
死んでも下がるわけにはいかんのだ!

イベント8
淵よ、この反乱を治めた後は
おまえがこの地を統治するのだ。
猛将、夏侯淵が守る土地とならば、
もはや何人もこの地を侵すことはできん。
御意。
この夏侯淵、身命を賭して。

敵軍カットイン1
突撃せよ!
敵の陣形を切りくずすのだ!

戦闘勝利
この強さ……もはや尋常ではない……



【エピローグ】

馬超と韓遂の反乱軍は、
曹操郡の前に崩れ去った。

西方の反乱を治めた曹操は、
再び南に目を向ける。

あの赤壁の屈辱を晴らすために。


イベント9
西方の憂いは断った!
待っておれ孫呉よ!
赤壁の屈辱! 今こそ晴らしてくれよう!