待たせたな本初! すでに機は熟した! |
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私と貴様…… 勝利した方がこの中原を制する! |
文醜よ、殿が出るまでもない。 俺とおまえで奴らを蹴散らしてくれようぞ! |
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誰であろうが、殿の覇業を阻む者、 この文醜が…… |
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ぶったぎる! | |
顔良、文醜! 貴様ら雑魚に用は無い! |
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とっとと帰って、 臆病者の大将を呼んでくるがいい! |
顔良! この徐晃が相手だ! | |
曹操軍の三下が! この顔良が真の戦を教えてやろう! |
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笑止な、絶えず物量に囲まれた戦は 真の戦とは言わんぞ! |
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見下した戦いばかりの貴様に、 下から這い上がる者の強さを教えてやろう! |
いやはや、まいりましたなあ。 袁紹軍の攻勢には。 |
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あの勢い、まさに日の出の如しじゃな。 しかし奴らの上にもう日は昇らんぞ。 |
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ふっふっふ、程イク殿のおっしゃる通り。 彼等の時はもう終わり。 |
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単純な奴らの展開、 すでにこの郭嘉が読みきりましたぞ。 |
ふふふ、どいつもこいつも物足りんな。 | |
我ら二人で十分。 さっさと終わらしてしまうぞ! |
文醜よ! 大将首は俺がもらうぞ! | |
そうはいかん! その手柄はたとえ貴様でも簡単に譲れんぞ! |
馬鹿な! 我ら無敵の二人が…… | |
殿! あとは頼みましたぞ…… | |
顔良、文醜。 | |
本初のぬるま湯に漬かりきった 二流の将どもよ! |
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貴様らとの余興では、 退屈しのぎにも値せん! |
本初よ出て来い! | |
貴様が如何に無能か この曹操が思い知らせてやろう! |