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魏伝 第1話 黄巾賊討伐戦


【プロローグ】

張角、張梁、張宝を中心とする
黄巾賊の略奪に手を焼いた朝廷は、

各地の諸将を都に集結させ、
黄巾討伐の任に当たらせる事にした。

そこにはまだ数いる諸将のひとりにすぎない
曹操の姿があった。




イベント1
無能な支配者による世の堕落は、
もはや見るに耐えん!
この曹操が世の頂点に立ち、
天下に正しき道を示す!
皆の者ついてこい!
おまえらにも我が覇の道を
共に歩ませてやろう!
今この時より、この夏侯淵は曹操が臣。
我が主、曹操にその力のすべてを捧げる!
孟徳!
我ら夏侯一族の誇りにかけて、
おまえを頂点まで押し上げるぞ!

イベント2
蒼天既に死す!
黄巾の世を、我らの世を作り上げるのだ。
そうはさせん!
弱った人心を惑わすだけの貴様に
天下を渡すわけにはいかん!
張角よ!貴様は私が築く時代の
踏み台となってもらう!

イベント3
惇、淵。
妖怪じじいを退治しに行こうか。
孟徳。
その言葉……待っていたぞ……
たまらねえ! たまらねえ!
この熱さたまらねえ!

イベント4
孟徳。黄巾の奴ら、
なかなか歯ごたえがありそうだな。
信念を持った人間の強さを
強烈に感じるぞ。
まったく、ぬるま湯につかりきった官軍では
話にもならんわけだ。
死を恐れぬ黄巾に、
生き残りたい連中が勝てるわけがない。
もはやそのような道理も分からんほど
朝廷は腐敗しているということだ。
孟徳よ、そろそろ我らの力、
黄巾賊に示してくれようか。
そうだな。
奴らの信念にも勝る、我らの信念をな!

イベント5
なかなかやるな。
貴公、名はなんという?
劉備玄徳と申します。
劉備か、覚えておこう。
我が名は曹操。
貴公とは何か運命の様な物を感じるぞ!
運命……?
ははは、戯言だ気にするな!
またいずれ会おう!
劉備……我が直感が正しければ
あの男、必ずのし上がってこよう。
その時、敵であるか味方であるか……
ふっ……味方なら使い、
敵なら踏み潰すのみだがな。

イベント6
この腐った世は作りなおさねばならぬ……
作りなおさねば……
ぐふっ!
張角よ、
我らの世は私が作る!
もはや貴様のような老いぼれの
出る幕など無かったのだ!

イベント7
ふっ、勝ったか。
俺達の第一歩……
まあ上々の出来だな……
へっ、こんなもんか!
なんだか物足りねえなあ、オイ!

敵軍カットイン1
ものども冥途の門を開いてやれ!

敵軍カットイン2
我らが黄巾の世をつくりだすのだ!

敵軍カットイン3
黄巾の民よ、太平の世を求めよ!



エピローグ

黄巾の乱は終息に向かっていった。

しかし、天下の乱れは収まるどころか
さらに加速していく。

董卓という男の手によって……