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ウェスタンアームズ ガバメント改“Chow”

 競技用のカスタムが好きな私が、珍しく造った「喧嘩銃」。1980年代の前半に、専門誌で紹介されたボブチャウスペシャルというカスタムガンを参考にしたものだ。
 実銃の特徴として、全体のエッジが丸められ、引っかかりがないように入念に加工されている。グリップの前後には、鋭いスティッピング(ノミで加工した刻み込みのこと)が入れられている。命中精度も、この手の銃としては異例に高かった。が、仕上げは粗く、素人受けするカスタムではない。実際、当時のアメリカのシューターの間でも、「なんだこの溶けかけたような醜い姿は」という意見と、「喧嘩用の銃はこうでなれば。実にセクシーじゃないか」という意見に分かれたらしい。私も当時中学生だったが、「汚い銃だな」という印象しかなかった。の・だ・が、今ではもっとも好きな銃の一つ。人間なんてわからんもんだ。
 さて、写真の銃だが、本当は純正オプションのノバックタイプリアサイトを取り付けたい。長く品切れが続いていて、未だに入手できないのだが、絶版になったのではないかと心配している。