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このモデルから、チェイサーは4ドアハードトップボディのみのラインナップとなる。マークUはセダンとハードトップの2本立てで、クレスタはセダンのみとなった。兄弟車ではあるが、ボディタイプやデザインで差別化を行い、各車種の性格を明確にしたわけだ。 搭載エンジンは、当初1800t、2000t、2400tが用意されていたが、後に2000tの直6DOHC24バルブターボエンジンの1G−GTEU型が与えられた。実に185馬力を発生するこのエンジンを搭載するグレードは「GTツインターボ」と呼ばれ、他のモデルとは車体・内装ともに差別化が図られた。 当時のハイテク装備であるTEMS(電子制御で減衰力を切り替えるサスペンション)が搭載されたことも、後のハイテク&快適装備満載路線への出発点として注目すべき点であろう。このモデルあたりから、いわゆるハイソカー(なつかしい!)ブームが始まったことは記憶に残る事実である。
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