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【男の憧れ/完全別棟タイプ】

 母屋(生活の場)と完全に切り離された、1個の建物として存在するガレージです。クルマのためだけのスペースとして活用しやすく、排気ガスやケミカル、ガソリン臭をさほど気にせず作業ができるという利点がありますね。反面、スペースに余裕があると物置として家族が利用したり、洗濯物を干されたり、気が付けば子ども用の自転車が愛車に傷を付けていたりとシャレにならない場合もあるようです。家族の気配が感じられない・・・というのを欠点に挙げる人もいるようですが、「男には独りになる時間が必要だ」と返しておきましょう。

 さて、クルマを愛でる人なら誰もが憧れる「クルマの家」ですが、都会ではなかなか実現が難しいようです。しかし、私の住んでいる田園地帯では土地も比較的安く、ぐっと現実味が増すわけです。もともと農業をしているような家なら、土地もたっぷり持っていることも多く、割合簡単に面白い物件を見つけることができます。立派なガレージに耕耘機が入っていたりするのはご愛敬。「自分ならこうアレンジして楽しむ」という参考にしてくださいね♪


 では、のっけからストーキングっぽい画像を・・・。撮影が日没に間に合わず、さりとて人様の庭先でフラッシュをたくわけにもいかず。それはともかく、物置兼用の大型ガレージです。ちらっと見えている2階部分が倉庫になっているようです。
 シャッターは2分割ですが、少々幅が狭いようです。道から入る角度も難しいので、できれば1枚の幅広シャッターにしたいところ。けど、シャッターって幅が広くなると途端に高価になるんだよなぁ。5.4メートルくらいまでなら既製品でカバーできるようですが。


 門や塀とも一体感のある立派なガレージです。家屋・外構ともに落ち着いた日本建築なのですが、コンクリート打ちっ放しの無機質なガレージと、不思議にマッチしているようです。いわゆる「和モダン」感覚が絶妙です。
 反対側から。シンプルなデザインですが、よく見ると細かな意匠にもこだわっていることが判ります。いいですねぇ。シャッターのすぐ前が道なので、出入りには気をつかいそうです。2〜3メートルくらいのアプローチがあれば完璧なのですが。洗車をするのにも便利ですよね。


 堂々たる農家の庭先にあった、これまた立派なガレージ。シンプルで私好みです・・・が、何故かシャッターの前にプランターが。春先は綺麗だろうな♪もしかすると、季節ものの農作業用の車両が入っているのかもしれませんね。それとも、ここ一番という時しか持ち出さないお宝グルマかな?そんな想像も楽しいものです。


 地方で良く目にするタイプの2台用のガレージ。まとまりが良いですね。このタイプは、全体的にサイズが小さめであることが多いようです。写真の物件も、シャッター幅や奥行きにもう少し余裕があれば・・・。開口部は幅2.7メートルくらい取れればかなり楽です。2.4メートルだと3ナンバーの乗用車は両サイドに30センチしか余裕がありません。奥行きもできれば6メートルくらいは欲しいものです
 とはいえ、世の中には「ミニ専用」サイズでガレージを作る人もいます。デカけりゃいいというものでもないですね。ただし、しっかりとした計算があってのことですよ。


 以前から気になっていた、小振りながら立派なガレージ。サイズからするとライトウェイトスポーツ&バイクかな?それともクルマと作業スペースかも。いやいや、バイク専用で複数台入っているとか・・・などと、前を通るたびに想像していたのですが、先日謎が解けました。
 ここには軽トラが入っていたのでした。うーん、愛されてるなぁ。そういうのも、いいと思います。


 海沿いの道を走っていたら偶然見つけました。運転しながら撮った写真です(危ないって)。ただのシンプルな「車庫」ですが、クルマを塩から守るには必要なのでしょう。この辺りでは、多くの家に密閉型のガレージ施設がありました。趣味の場というより生活必需品、なのでしょうね。そういう使い倒した雰囲気が好きな人だっているでしょう。


 これまたネタを探してブラブラしていたら偶然見つけました。農業地帯なので、恐らくは農作業用の機械の収納庫兼物置兼ガレージなのでしょうが・・・このデザインがなかなかいいと思いませんか?ただの倉庫にしちゃわないこの感覚の持ち主は、きっと趣味人でもあるんじゃないかな?


 母屋の外壁とイメージを合わせた、可愛らしいガレージ。あまり大きなクルマは入りそうにないのですが、端正な佇まいには惹かれますね。シャッターの開口高さが妙に低いのは何故でしょうか。もしかするとロフトや中二階的な収納スペースが設けてあるのかもしれません。
 開口、といえば高くとるのが現在の主流ですが、極端に低いのも格好いいと思いませんか?たとえば、背の低いクーペに合わせたギリギリの開口。専用のハッチからまさに「発進」する感覚。人間が入る時は屈んで入ることになりますが、その不便さも楽しい。男の子はいくつになっても「穴蔵」が大好きなのです。

 母屋との関係はこんな感じ。敷地の端っこにチョコンと建っています。


 和風の塀・門扉に合わせたシックなガレージです。鶯色の外壁と木の色がよく似合っています。本格的な軸組構造かと思ったら、内部には鉄骨の骨組みが覗いていました。あれれ?大スパンの開口を取るために、鉄骨が有効なのは確かですけどね。外見のイメージづくりの参考にどうでしょうか。


 いつの間にやら出来上がっていた立派なガレージです。農作業用?にしては幅の広いシャッターが気になります。右側の出っ張った部分をワークショップに使うと具合が良さそうです。裏手にもシャッターがあるようなのですが・・・どんな構造になってるんでしょうね(笑)


 山際の民家によく似合う、質素なガレージ。単なる保管場所、といった趣が強いのですが、こういう素朴な感じも嫌いじゃないです。中にはイイ感じで塗装が枯れた古めのクルマが、うっすらホコリを被っている・・・そんな感じ。普段使いされていながら、大切に扱われているクルマが似合いそうです。スペース的にはもう少し欲しいかな?


 クルマ好きの散髪屋さんが、とうとうガレージを手に入れました。以前はシティのレース車両などが露天で置いてあったりしたのですが、今も何か競技車両が入っているのでしょう。この角度から見ると意外に複雑な表情の建物だということがわかると思います。

 正面から。2台分+αのスペースがあるようです。1台のみ入れるなら、中での作業も楽でしょうね。


 信号待ちでパチリ。豪邸にふさわしい立派なガレージです。シャッターのデザインが古めかしいのですが、できた当時にはとんでもなく高価だったのではないでしょうか?ドイツの高級サルーンなどが入っていそうですが、こんな感じで中に何が入っているかわからないのもいいもんです。シャッターに馬のマークを描かれたりすると、引く人も多いのでは?私は・・・嫌いじゃないかも(苦笑)


 夜になりました。黒い「小屋」のようなガレージです。同じものがいくつか連棟になっているのも、妙に雰囲気があります。アンティーク人気の昨今、といっても「民芸調」のガレージはちょっと・・・という人も、こういうのには意外に抵抗がなかったりして。
 ちなみに私が「ビビッ」ときた古い建物は、某四国村で見た石造りの倉庫です。ライトアップすると綺麗でしょうねぇ・・・。


 何でもない車庫です。雰囲気もそんなに良くはありません。が、屋根の形を工夫して収納スペースを設けたりと、作り手/使い手のアイデアが覗けるところに好感を持っています。自分にとって必要なものがあれば、それで十分なのですよ。


 立派なお屋敷です。特に塀の見事さといったら・・・日本建築っていいもんですね。その、特長ある塀を一部壊して、新たに2台分のガレージが設けられました。これまでとイメージを変えないよう、上手くコーディネートされています。
 少し寄ってみました。板張りのシンプルなガレージです。シャッターじゃなくて、引き戸にしてもよかったかもしれません。でも、施錠等を考えると、これが一番無難なのでしょう。ジャパニズムを見直している管理人にとっては、なかなか魅力的なガレージとなっています。中のクルマは赤か白がいいですね。


 新築のお宅で見かけた真新しいガレージ。シャッター幅が狭いのと、塀との間隔がやや狭いので、正規の入り口は反対側にあるのかもしれませんね。前後にシャッターがあると何かと便利な反面、物を置くスペースを制限されるので、用途を事前によく検討した上で設置するのが望ましいですね。シャッターに限りませんけど。
 ディテールを少しだけ。母屋とコーディネートされた、モダンな仕上がりです。今の主流であるサイディングを外壁に用いていますが、アクセントとなる部分を異なる模様で張り替えたりして、なかなか魅力的な外観となっています。外壁ほどにはシャッターの色パターンが選べないのが辛いところです。


何の変哲もない、農家の倉庫風ガレージ。実際にトラクターが入っているのを見たこともあります。が、必要な物が過不足無く揃った好ガレージなのです。2台が余裕で入り、作業も可能なスペース。幅広の1枚物シャッター。ガレージ前の簡易駐車&洗車スペース。物置に使えるロフト。広いというのは、それだけで多くの問題を解決してしまうのですよ。


 偶然見かけた、タイルを前面に貼ったガレージ。今となってはやや古めかしい感じすらありますが、「レンガ」に対する憧れが共感を呼びます。古びたレンガ造りのガレージって、好きなんですよ。地震がなぁ・・・。