【都会の現実/ビルトインタイプ】
別棟のガレージを建てるだけの敷地的余裕がないなら、住居と一体になったビルトインタイプがお勧め。というより、都会では他に選択の余地がないのも事実でしょう。他に、「居室から愛車を眺めたい」というようなワガママな(笑)人にとってもベストなスタイルだといえますね。
ただし、欠点もあります。
@ 音、振動、臭いなど、別棟タイプのメリットがそのままデメリットになる。クルマや関連のオイル類等「燃える物」を住居に収納することに危険が無いと言えばウソになる。
A たとえはめ殺しでも、「窓」を作って居室から中が見えるようにするなら、排ガス対策は神経質なほどにした方がよい。
B 居室から眺められるタイプの場合、クルマに傷をつけたり、事故を起こして修理に出したりした際に、自分のヘマを常に視覚的に確認することになって、必要以上に落ち込んでしまうかも。
えー、特にコメントすることもない、定番のスタイルです。窓がいっぱいあります。換気扇のダクトもあります。このことから、明るくて換気効率もなかなか良好なのではないかと・・・見たまんまですね(苦笑)。えーと、「窓の向きによってはクルマが焼ける」「ガレージから家屋内に入れる構造の場合、防犯が手薄なガレージが侵入口として狙われるケースが多い」面格子はガレージにも付けるべきですな。以上コメント終わり。
非常にモダンな住宅に付随した、立派なビルトインガレージです。上部はベランダになっていると思われます。このように、イメージが明確な建物の場合、中に収まっているクルマもそれなりにコーディネートしたい物です。大きなお世話?そうですよねぇ。でも、中にどんなクルマが収まっているのか興味を引く、というのは建物自体の魅力がそれだけ大きいということなのですよ。
私が知る限りでは、もっとも趣味生の高いガレージです。アールの付いた横開きのドア越しに見えるデルタの艶めかしさよ。何より、ガラス窓にデカデカと入ったランチアのマーク!ブラスト処理でしょうが、好き者ですなぁ。ちなみに、このガレージの近くに、元はレストランだった建物を利用したガラス張りのガレージがあります。営業は、もうしていないと思いますが、これがなかなかの雰囲気。敷地内に侵入しないと撮影不可能なので、未だ詳細は不明です。
ガレージオーナーは個人病院の院長先生だと思いますが、すぐ脇の駐車場にはもう1台デルタがあったりボクスターが停まっていたりと、なかなかの趣味人のようです。所有車の中でも、この特別のガレージに納まっているデルタはきっと宝物なんでしょうが、一緒に子ども用自転車が入っているのが何とも物悲しいです。
建築中のお宅を偶然発見しました。木張りのナチュラル&モダンな家ですね。屋根瓦の選び方を見てもオーナーの嗜好性がわかりそうなものですが、ガレージも非常にアメリカやヨーロッパを意識した作りになっているように感じます。2台が余裕で入りますが、ここは是非クロカン4駆とセダンのコンビで。欧州製ならドンピシャ!完成するのが楽しみな家です。
重厚な和風建築に設けられた、立派なガレージです。鉄骨造で、シャツターは全て電動。上は広いベランダになっています。建築費はピー百万円とお聞きしました。ううむ、何も言うことはございません。
※田舎での取材なので、なかなか都会向けのサンプルが見つかりません(汗)
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