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【隠れ家の趣/半地下タイプ】

 山の斜面等、土地の高低差を生かして掘り込んだ半地下のガレージ。私はこれが大好きなのです。ついでにいうなら、地下室も好き。地中の秘密めいた空間にはワクワクしますね。多くの場合、建物の基礎を兼ねた構造が多いようで、当然のようにコンクリート造ということになるみたいです。実際には湿気の問題や採光の確保等、課題も多いわけですが。それでも無骨な男っぽいガレージ、ということで魅力は尽きませんね。ちなみに、このタイプは山際や造成地に多く、被写体が非常に遠かったり逆に近すぎて下がって撮影することもできないという悪条件から、資料が少ないのです。


 典型的な半地下ガレージ。建物が上に乗っていますから、5メートルほどのスパンを柱無しで飛ばすには、しっかりとした強度計算が必要です。それにしても・・・もう少し中を片づけましょう(苦笑)


 前面の道幅が狭くて、パースの付いた写真しか撮れないのですが、このガレージの重厚さには唸らされました。色気のない、ただのコンクリート打ちっ放しなんですが、そこが良いわけです。広さも十分だし、電動シャッターも当然装備しています。左隅に小さく黄色の回転灯が写っているのが見えますか?クルマの出入り時に、あると便利なんですよね。センサー式?それともシャッターの開閉に連動するのかな?