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エンジン

 ツアラーSのエンジンは、1JZ−GEという直列6気筒2500tのエンジンです。意外なほど吹け上がりが軽く、大排気量FRの走りを気軽に味わえるエンジンと言えるでしょう。
 絶対的な動力性能ではターボ付きの1JZ−GTEや3000tの2JZ系にはかないません。しかし、低中速のトルクにあふれる1JZ−GTEが、感覚的に「高速域でふん詰まる」フィーリングになったり、2JZが「鼻先が重い」と感じさせたりすることを考えると、「ほどほど軽快なハンドリングで、高回転まで回し込んで走る」楽しみがあるのは、ツアラーSの勝ちだという気がします。
 ということで、エンジンパワーに頼らないユーザーとしては、雰囲気とフィーリング重視のライトチューンが正解、ということになりますね。


【TRDハイレスポンスマフラー】


静かで高級感のあるノーマルのツアラーSでしたが、高回転域でエンジンのメカノイズばかり目立つのが気になっていました。個人的には「排気音>メカノイズ」であってほしいのです。高回転での吹けももう少しだけ鋭くなって欲しい、という気持ちもありました。マフラー交換は初めてだったので、ディーラーにも相談したところ、「何と言ってもTRDなら、そんなにうるさくないですよ」ということで、決定。ステンレス製で、耐久性もありそうというのも決定要因の一つ。で、装着してエンジン始動。ディーラーさんのはじめの一言。「いやぁ、やっぱりスポーツマフラーの音はデカいわ」・・・・って、最初と話が違うぢゃないの!ま、爆音じゃないし、この手のマフラーとしては大人しめだとは思います。ただ、2000回転前後で、キャビンに音がこもる。こもる回転数まで上げないように運転すると、燃費が良くなるというメリットがありますね。本当は、むせび泣くような乾いた高音が好みなんだよなー、なんて言っていたら、最近音が大きくなったような・・・・?そうそう、名前の通りレスポンスは良くなりました。「感覚派」にはおすすめです。

【TRDエアクリーナー】


出口を交換したら、それに合わせて入り口も交換するのが常識。ということでエアクリーナーです。ターボなら剥き出しタイプにしたいところですが、NAならそこまでは不要。というか、燃調が狂ったり、低速がスカスカになったりと、デメリットの方が目立ちます。純正交換タイプが無難ですね。TRDのクリーナーは、赤いフレームに黒いフィルターで、見えないのがもったいないくらいかっこいい。この際、「フィルターの汚れが見えにくい」なんてヤボは言いっこなし!1速だと「キュウゥゥーン」という吸気音が聞こえて、とってもいい感じ。私など、「オレが求めていたのは排気音じゃなくて吸気音だったんだ・・・」と気づいてしまいました。それにしても、クリーナー交換したら排気音まで大きくなったような気がするのは、気のせいかな?