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クルマヲタクは楽し

クルマオタクといえば、漫画家の田中むねよし氏。ま、彼の場合は全方位においてオタク度が高いんだけど。とはいえ、オタクならではの突っ込みの深さと情熱を、私たちにフィードバックしてくれるのは何ともありがたいところです。最近では、「オタクって、物事を一心不乱に追求する人のことなのかな」と好意的にとらえ始めたりして。これも、私自身のオタク度ゆえか!?ああ、私も病気が重くなったら、仕事辞めちゃうのかしら・・・。それもエエか(~ー~)どっちにしても、自分の世界だけに引き籠もっちゃう人たちとは違いますからねー。
「エンスー」という言葉が安売りされる現象においては、氏が有罪であることは間違いないと思いますが、そんなことはどうでもよくなるような「濃さ」と「熱さ」、そして「面白さ」なのでありますよ。


【ボルト&ナット】ネコパブリッシング

むねよし氏の代表作。Tipo誌に連載されたモノの単行本。現在(2002年4月)も連載中。氏自身を主人公とする、事実を「基にした」物語。どのあたりが事実で、どこがフィクションかは、実際に読んでみようね。氏の苦労からネタが生まれてきているので、内容は微に入り細に入り実践的。笑えるけど笑えなくて、ほろりと悲しく、ほのぼの幸せな話である(どんなんや)。要するに、車生活の中に人生模様が凝縮されているという・・・そんな大それたモンじゃないか?ま、粗筋としては「ヘタレクルマオタクが、一人前のエンスーを目指して七転八倒、周囲に迷惑をかけまくる話」と覚えておけば間違いない・・・と思います。

それにしても、むねよし氏が結婚した時はマジで焦りました。ううむ、負けてる。

【フール・オン・ザ・ホイール】 集英社619円+税

なんと天下の集英社、スーパープレイボーイコミックスにむねよし氏の作品がありました。こちらは、「すでに完成しつつあるエンスー」である主人公西本クンの熱い生き様(笑)を追いかけていきます。そして、彼にだんだんと影響を受けて(侵されて)いく周囲の人々。クサいんだよねー。でも熱くて気持ちいいんだよね。
初めての人にはこちらがお勧めかも。ボルナツは毒がありすぎるから(笑)