キャラゲーのススメ
1
キャラゲー。キャラクターゲームの略語である。
定義ははっきりしていないが、私自身は、人気のあるキャラクターを使ったゲームと判断している。
だが、この言葉は決して響きは良くない。
何故か?
それは世の中にはびこるキャラゲーにはつまらない・・・ いわゆるクソゲーが多いからである。
その理由は二つある。
一つは、この系統のゲームには新しい試みに挑戦して失敗したゲームが多いから。
もう一つは、キャラクターを使ったゲームはいくらかの利益が見越せるので、無理して面白いゲームを作らなくてもいいと考える悪質なクリエーターが多いからである。
2
キャラクターを利用したゲームは、そのゲーム自体に興味ある人だけでなく、キャラクターに興味ある人も購入する。
だから、もし、ゲーム自体がつまらなくても、キャラクター人気にあやかっていくらかの利益が上がるのだ。
これは、ゲームクリエーターにとってはうれしいことだ。
ある程度の利益が最初から保証されている
=(イコール)新たな試みに挑戦したり、新たな販売戦略を取り入れてみたり・・・ というチャンスが生まれる
という公式が成り立つのだ。
この典型的な例が、駄目なゲームの代名詞、「たけしの挑戦状」である。
このゲームは、何のヒントもなく、ファミコンのUコンのマイクを使わせたり、2時間何もしないでじっとしておくようなことをさせるのだ。
・・・ しかもクリアするために絶対にそれらをしなくてはいけない。(これらは、監修している「ビートたけし」の案である。) 本来なら売れるはずのないゲームである。
だが、当時のビートたけしの人気は高く、このゲームは、大ヒットした。
当然ながら、その後、買ってはみたものクリアできない人が続出。(というか買った人全員じゃないのか?)
製作者側は、友達みんなが買って、友達同志で、情報交換をして、先へ進んでいくことを考えたのだろうか?
それとも、攻略本の利益を上げようとしたのか? (もっとも、当時は、ファミコンの攻略本を取り扱う本屋は少なく、攻略本はまったく出回らなかった。)
当然のことながら、数ヶ月して、このゲームは駄目の烙印を押された。
だが、それはそれでよかった。今後は、このような斬新過ぎるゲームは製作の段階で歯止めがかかるようになったからである。
ちなみに、これ以降、ゲーム界ではビートたけしはタブー視されるようになり、この後に発売された「たけしの戦国風雲児」はあまりヒットしなかった。(こちらは、ビートたけしはゲーム自体にそれほど手を出さなかったたので、まともなゲームだった。)
3
つまらないキャラゲーのすべてがこのようなゲームなら何もいうことはないのだが、世の中はそううまく行くはずがない。
「キャラクターゲームなら売れる」と考えた者たちが、キャラクター人気に頼り切ったゲームを売り出したのだ。
当然利益は上がるが、その内容は 「マリオに毛を生やしたようなアクションゲーム」「キャラクターを使ったドラゴンクエスト風RPG」など。 (それは、キャラクターゲームだけじゃないジャン! ・・・なんてツッコミはやめましょう。)
これが引き金になって駄目なキャラゲーが氾濫してしまったのだ。
◎げっ! その格闘ゲームって 某雑誌のキャラクターが出てるだけじゃねえか!?
●なんだよ。その某会社のキャラクターが出てくるだけの麻雀は!!(こんなこというと熱狂的ファンに殺されるかも)
☆おいおい! そんなのはサウンドノベルじゃないと思うぞ! ギャルゲーだ!(えっ? これはデジタルノベルだって? 何それ?)
・・・ ま、別にそれが駄目というわけじゃないよ。だって、私も好きなキャラクターが出てるゲームは嫌いじゃないから。
ビックリマンワールド(*1)とか、この系統のゲームだけど好きだし。
(*1:ファミコンソフトのRPG ビックリマン題材にした完全にドラクエ形式のRPG。 ビックリマンとは、昔、小学生の間で流行ったチョコレートのおまけのシールのこと。これをめぐっての窃盗なども頻発した。)
でも、戦うファイナルファンタジーと称するプレイステーションの格闘ゲームは許せん。ゲーセンでは、おまけキャラだったじゃないか、そのキャラクターたちは!!
(ゲーセンでの)メインキャラクターはそのゲームのためにだけに作られたのに・・・。 本当にかわいそうだ。CMはおろか、ポスターや広告にすら出してもらえないなんて・・・。しかも、広告を見ると、「FFキャラ以外のキャラもいるぞ」って、こっちがおまけになってるじゃないか!!
いつからキャラゲー製作会社になったんだS社は?T●BALで失敗して怖くなったのか!?
というか、なんで中途半端にしたんだよ!
これが一番の汚点だ!!
戦うファイナルファンタジーならバッツとかリディアとかマッシュを出そうぜ!!隠しキャラはもちろんギルガメッシュでさ!!
それなら、自分は絶対に買うよ。間違いない。
2が出るならぜひともそうしてほしい。
4
と、まあ。そんなことはともかくとして、ここでは、キャラゲーの攻略を主としてやっていこうと思います。
それが、前者のゲームか、後者のゲームかは本人で判断してください。
適当にやってくので、気長に見ていってくださいな。
では、また。(もう2度と読まれないだろうなあ。このページ)
(後半から急に書き方が変わったのは途中で飽きたから。)