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レアリティ 名前 発動コスト
効果
説明テキスト。
出展作品、絵柄と登場人物、管理人のコメントなど

全40枚
(各色、S-1枚、A-1枚、B-2枚、C-4枚、D-2枚の、計10枚ずつ)


B 悪夢再び・・・ ○○○○○(5)
捨て場の中からキャラクターカード1体を選択し、自分の場に硬直状態でおける。
ナイトメアギース(餓狼伝説シリーズ)

テリーとの宿命の闘いに敗れ、みずから命を絶ったサウスタウンの帝王、ギース・ハワード。しかし、その圧倒的な強さは、彼をよく知る人々の中で、今もときおり悪夢としてよみがえることがあるという。
「今ひとたびの悪夢を堪能するがいい……」
 出典は「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」に隠しボスとして登場するギース・ハワード。疾風拳を2発撃ったり、コンボでライン送り→ライン戻し→レイジングストームというハデな技を使う。絵柄は青いオーラを纏ったギースというものだが、袴に雷のような横ラインが入っている事から、RBS版だというのがわかる。テキスト最後のセリフはRBSではなく、KOFMI2でビリーと戦う際のセリフ「よかろう、今ひとたびの悪夢、存分に堪能するがいい!」からだろう。ギースファンはこのシーンのためだけにMI2を買う価値があるほど格好良い名シーンである。
 カード効果は俗に言うリアニメイト、墓地利用である。序盤で低コストキャラを展開するための色フォースを出すために仕方なくカードを捨てたと見せかけて、こっそり高コストキャラを捨てておいたり、中盤以降では普通にやられてしまった強力なカードを復活させるためのカード。デメリットもなく色拘束もないので使いやすい。硬直状態で出てくるので、防御には(他のカウンターカードを組み合わせない限り)回せないので注意。

A アルティメットガード ○○(2/1
攻撃している相手のキャラクターカード1体の攻撃を無効化する。
レオ(ウォーザード)

ありとあらゆる攻撃をノーダメージで防ぐ究極の防御法、それがアルティメットガード!……といいながら、実は投げ技にからっきし弱いというのは周知の事実。パンチ+キック同時押しだけで渡っていけるほど、この世の中は甘くないってことでしょう。
 出典は「ウォーザード」に登場する、獅子の獣人に姿を変えられた王様。絵柄は彼がラウンドシールドでアルティメットガードをしているもの。
 レアリティAの価値がないD以下のカード。ここでいう「攻撃の無効化」は「相手の攻撃で受けるダメージを無効化する」という意味ではなく、「相手の攻撃宣言を無効化する」という意味である。指定されたキャラは攻撃から取り除かれ、そもそも攻撃宣言に参加しなかったように硬直もしない。
 この作品では相手のキャラを非硬直状態にするメリットを持つカードがほとんど無いため、レアリティDの無1カード「・・・なっ!!」の完全下位互換と考えても差し支えが無い。

C インタビュー ○○(2)
自分の場にいるキャラクターカード1体を選んで、BPを500上げる。
ソ・ヨンソン(武力ONE)

勝利者インタビューであれこれデカい口を叩く人、いますよね。タマに負けたくせにデカい口を叩く人もいますが……。ヨンソン選手の場合、自分は天才なので何をいっても許されると思っているようで……。まあ、目立ちたがり屋の彼には、ある意味ふさわしいのかもしれませんが。
 出典は「武力 〜BURIKI・ONE〜 WORLD GRAPPLE TOURNAMENT '99 in TOKYO」に登場するテコンドー使いヨンソン。絵柄は彼がインタビュアーに囲まれてマイクを向けられている。
 テキストでは嫌な奴に見えますが、キム・カッファンについて面識があるかと問われ、「大会の時に顔合わせた程度だけどね。いい人だよ、めちゃめちゃ強いし奥さん美人だし。ちょっと頭硬いトコあるけど」と答え、キムが偽善者と噂されているがどう思うかという無礼な質問に、「あの人のことはあんまり詳しく知らないからなぁ。でも自分なりの信念をしっかり持ってるカッコイイ人だと思うよ。偽善者とかそういう風には思ったこと無いけど」と答えているので、嫌な奴というわけでは無さそうだ(注:BURIKIの世界には登場こそしないがキムやロバートが高名な格闘家として存在しており、リョウは30代になっているが選手として登場している)。
 カードの能力はなかなか強く、コストも安いので悪いカードではない。ただ、筆者はこれを使いたい時には相手が攻撃してくれないという変なジンクスがあるので、強さを実感する機会が少ない。

A エネルギー缶 ○○○○●●(4/2
自分自身のHPが500回復する。
ロックマン(ロックマンシリーズ)

大量の疑似太陽エネルギーでライフを全回復させるアイテム。缶は他にもL缶、M缶、S缶、W缶、?缶、ミニ缶など数多くの種類か存在する。缶とは言え缶切りは不要だが、空き缶がどこに消えているのかは不明。
 出典はテキストの通り。絵柄はロックマンがエネルギー缶で回復している所。
 ダブルシンボルの6フォースという重いコストの割りにはプレイヤーのHPが500という焼け石に水な回復量。回復量としては多いのだが、使う機会があるような追い込まれた状態でダブルシンボルの6フォースを使うほどの価値があるかというと、少々難しい。プレイヤーの体力も初期値(2000や対戦なら3000)以上には回復しないので注意。

S 漢の背中 ○○●●●●(2/4
合体攻撃を対戦相手がしている場合、その攻撃を無効化する。
風間醍醐&エッジ(私立ジャスティス学園シリーズ)

「漢」と書いて「おとこ」と読む。息子は父の、弟は兄の、そして後輩は先輩の背中を見て、漢の何たるかを知る。そこに言葉はいらない。不良少年・山田栄二(本名)にとって醍醐の背中はとてつもなく広く、まさに「漢とは何か?」を教えてくれたという。
 出典はテキストの通り。絵柄は腕を組む醍醐の後ろ姿に膝を突いたようなエッジが従っている。
 どうも効果説明の日本語がたどたどしいが、ようするに合体攻撃しているキャラ全てにアルティメットガードをかけるという事だ。……今まで1回の戦闘で合体攻撃を2組同時にやられた経験がないのだが、そういうケースにしか使う用途がなく、使っても相手の硬直が解けるせいで自ターンの反撃も通らず、次のターンにもう一度来られてしまうだけの遅延策でしかないのではないだろうか? 使う場合は愛と熱血で。
 ちなみに、「パーソナルアクション」の完全下位互換。アルティメットガードのAといい、これのSといい、発動する効果にバグが有ったとしか思えないほどレアリティの意味がない。

D カーミーカーゼーッ!! ○○○(3)
好きなキャラクターカード1体を選んだ後にサイコロを振り、出た目×100分、選んだキャラクターカードにダメージをあたえる。
ソドム(ストリートファイターZEROシリーズ)

独自のジャパニズム探求に燃えるカブキファイター・ソドムの究極の必殺技。「イッセ・イチダイ」の「BIGショウブ」の時にのみ使用される。要するに大型トラックでの特攻だが、なぜかシャドルーの本部を壊滅させるほどの威力を持っている。
 出典は「ストリートファイターZERO3」のソドムのエンディング。ソドム自体の出典は元々「ファイナルファイト」の2面ボスである。絵柄はまさにZERO3のエンディングでシャドルー本部にデコトラで突っ込む所。
 よほどサイコロ運が良くない限りは別のカードを使った方が良いかも知れないが、基本的に3が出ると考えると他のカードよりはコストパフォーマンスが良い。この辺りは好みだろう。

C 解放 ○○○○○(5)
自分の場にいるすべてのキャラクターカードの硬直を解く。
捕虜(メタルスラッグシリーズ)

モーデン元帥ひきいるクーデター軍に対し、孤独な戦いをしいられるPF隊。そんな彼らをサポートするのが、各地の戦場で捕らわれている捕虜たちだ。彼らを解放すると、弾薬や食料などを置いていってくれるぞ!でも、どこからそれを取り出しているのかはちょっと聞きたくない!
 出典はテキストの通り。絵柄は捕虜が笑顔でデカいトランクスを広げている、メタスラではお馴染みのシーン。
 「優雅なひと時」の同型カードで「疾風の術」の上位互換。他のカウンターの硬直解除カードは青のため、赤単で組む場合はこちらを使おう。能力自体は強いもので、こちらのキャラが硬直しているのを好機と思った相手の裏をかける。嫌がらせには、止めを刺しに来た相手に「悪夢再び・・・」で「覇王丸」を戻してこれで硬直解除→ブロック→次ターン1500ダメージというが豪快でオススメである。

D かかれっ! (1)
カードを山札から2枚引く。
ベルガー(ファイナルファイトシリーズ)

メトロシティに拠点を置く犯罪組織「マッドギア」のボス・ベルガー。車椅子に乗った身体の不自由な老人かと思いきや、元気に跳ね回りながらボウガンを連射してくる。だが、それより何より厄介なのは、手下のザコどもをどこからともなく呼び出してくることだ!
 出典はテキストのまま、ファイナルファイトのラスボス。絵柄も車椅子に乗ったベルガーが指をさして命令している所。
 白1という低コストで2枚引けるのは強く、色々なデッキに入りやすい。手札と山札を回転させてキーカードを早めに引きたい場合には重宝する。

C カモマイル ○○○(3)
自分の場にいるキャラクターカード1体を選んでHPを500回復する。
フィオナ・ベリ(デメント)

「デメント」とは、ラテン語で「狂気」の意味を持つ言葉。古城に閉じこめられた少女フィオナが数々の謎と恐怖をかいくぐり古城を脱出する物語。フィオナは無事、脱出することができるのか!!カモマイルとはゲーム中に出現するハーブの一種。体力が完全に回復するぞ!
 出典はテキスト通り。知名度は低いがカプコンの誇るホラーゲームである。絵柄はフィオナが輝くカモマイルを祈るように持っている。
 いくらHPが高い傾向の黄色とは言え、500も喰らって平気なキャラはそうそういな――黄色キャラ75枚中43枚も耐えられるのね。しかし使う機会はあまり多くないだろう。過剰回復は出来ないので、HPが100しか減ってないキャラに使っても100回復するだけである。
 どうもテキスト文が下手なので、これは嬉野先生の担当外だと推測してみたり(どうでもいい)。

D グリーンオーブ (1)
自分の場にいるキャラクターカード1体を選んでHPを200回復する。
ダンテ(デビルメイクライシリーズ)

敵の攻撃を受け、失われてしまった体力の一部を回復させる効果を持った緑色の魔石。ステージに置いてある事もあれば、敵を倒すことによって入手する事もある。アクションゲームに於ける回復アイテムの存在価値っていうモノは絶大なものですね。時には武器よりも偉大です。
 出典はテキスト通り。絵柄は主人公であるダンテが剣を肩に担ぎながら怪しげに輝くオーブを持っているというもの。
 コストも軽く、回復量も控え目。しかし200ならば実用的なレベルなので、そういうデッキの人やダンテファンは入れてみよう。

C 豪弾劾 ○○○(3)
このターンで攻撃を受けなかったキャラクターカード全員は、次回ターンの攻撃のみBPが100上がる。
グラント(餓狼伝説シリーズ)

体重100キロを超える巨体だということを感じさせない、残像が見えるほどの恐るべきスピードで一気に踏み込み、重い拳を叩き込む……暗黒空手のエッセンスがすべて詰まったような技である。ちなみに、グラントの使う空手のどこがいったい暗黒なのか、それは永遠の謎。
 出典は「餓狼 MARK OF THE WOLVES」。絵柄はグラントの必殺技「豪弾劾」。
 カード名だけ見ると豪鬼の技を連想させるが、グラントの技である。グラントのデータベースはこちら
 まさしくカウンターな効果だが、グラントのような豪快なキャラがメインのデッキよりも、キャラを大量に並べて襲いかかるウィニータイプのデッキに使うべきカード。相手がこちらの攻撃力と自分のHPを相談してブロッカーを残した時などに、計算を見事に狂わせて勝ちを狙える。

コスモディスラプション ○○○(3)
手札からカードを3枚選んで捨てる。
すべてのキャラクターカードに300ダメージあたえる。
パイロン(ヴァンパイアシリーズ)

正座がキラキラ、そして銀河がドドーン!というハデでスケールのデカい必殺技。さすがは宇宙の支配者パイロンさま、「宇宙崩壊」という名にふさわしい技である。ちなみに、正座の種類で威力が変わる。
 出典はテキスト通り。絵柄もテキスト通り。
 3フォースで全キャラに300点は強いのだが、3枚捨てるという追加コストが痛い。実質は6フォース以上の消費だと考えたら損失がわかりやすいだろう。また、300では落とせないキャラも多いので決定打にもなりづらい。よく考えて構築しよう。

S コンサート!! ○○○○○●●●(5/3
場に出ているすべてのキャラクターカードの数×100分自分自身のHPが回復する。
アテナ(KOFシリーズ)&フェリシア(ヴァンパイアシリーズ)

女子高生アイドルのアテナとミュージカルスター(?)のフェリシア。彼女たちの歌とダンスはみんなを元気にさせます。……ただ、個人的には、フェリシアさんは何か着てからステージに上がったほうがいいのでは……。
 出典はKOF2003の麻宮アテナと、フェリシアはテキスト通り。麻宮アテナの元々の出典は「サイコソルジャー」である。麻宮アテナのデータベースはこちら
 トリプルシンボルの8フォースという豪快なコスト。最高で1600のHP回復が見込める。普通に使っても、これを使う頃には恐らく800は期待できるだろう。プレイヤーの回復としては最高クラスのカードになる。

S 最終決戦奥義 ○○●●●●●(2/5
相手のキャラクターカード1体を選んで600ダメージをあたえる。
草薙京&八神庵(KOFシリーズ)

かの草薙流が、1800年にわたる長い歴史の中で編み出したという、対オロチ用の最終決戦奥義「無式」。それは、八神庵がオロチを押さえつけたところを、草薙京が庵もろとも炎の拳で情け容赦なくボコボコにブン殴りまくるという……え?違うの?
 出典は「ネオジオバトルコロシアム」の京と庵のアナザーダブルアサルト。元々はKOF97の三種の神器チームエンディングなのだが、絵柄にある京の衣装が99以降のもので、バトコロだと衣装も技名もピタリと符合するためそちらを出典と判断した。
 とにかく色拘束が激しいが、ダメージも大きい。全300キャラ中、これを受けて生きてられるのは49体のみである。青単で組むのならばまさしく最終決戦奥義になりうる可能性を持っている。惜しむらくは相手1体にしか飛ばない事だろう。ここまでコストが大きいのならば、素直に1キャラをKOで良かった気もする。

D 疾風の術 ○○○○○○(6)
自分の場にいるすべてのキャラクターカードの硬直を解く。
ハンゾウ(ワールドヒーローズシリーズ)

伊賀忍軍頭領・服部半蔵が体得した疾風の術を使えば、繰り出した技の隙を消してすぐに次の行動に移れるという。すなわち、仕事キャンセル昼寝とか、宿題キャンセルテレビゲームとか、残業キャンセル帰宅とか、日常で役立つこと請け合いの忍術なのである。
 出典はテキスト通り。絵柄は術を使って疾駆するハンゾウ。
 で、このテキストは何を言っているんだ。この技は「はやてのじゅつ」と読むと思うのだが、この位置にあるということは「しっぷうのじゅつ」でソートされているのだろう。
 効果としては赤の「解放」、青の「優雅なひと時」の黄版で、コスト的には前者2枚の下位互換にあたる。効果自体は強いのだが、普通に考えるとこれを入れているということはコンボや戦術に必要=このカードは捨てない=捨てる事で出るフォースの色を気にしないで良いという事なので、黄単にこだわりがあるとか、黄単でこのカードが必須ではないとか、ハンゾウが好きだという例外を除けば、コストの重いこのカードをあえて使う理由はないだろう。

B ジャーマンエクスプロージョン ○○○○(4)
場に出ているすべてのキャラクターカードの硬直を解く。
ブロッケン(ワールドヒーローズシリーズ)

「ポチっとな!」
シブいそのひと言とともに、敵を巻き込んで爆裂四散する鋼のボディ!これぞドイツがほこる鋼鉄軍人ブロッケンの最後の切り札、ジャーマンエクスプロージョン!何といったって、ドイツの科学力は世界一ですから。
 出典はテキスト通り。絵柄は……爆発するブロッケンの体から爆炎と一緒に無表情なブロッケンの頭部がこっち向いて飛んできてるという状況なのだろうか、正直ちょっと気持ち悪い。
 テキストは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第二部(戦闘潮流)に出てくるドイツ軍人シュトロハイムのセリフをネタにしている。なにぶん第二部は19年前の作品であるため、積極的にジョジョを読んでいたり、ネットでパロディを見ていない限り、わかりにくいネタである。
 「疾風の術」は元より、「解放」や「優雅なひと時」よりもさらに軽い白4というコストが強み。ただし、自分だけではなく相手のキャラクターも硬直解除されるという欠点も持っている。攻撃キャラが硬直するのは戦闘終了時なので攻撃に来たキャラは硬直するのだが、いかんせん使い所が難しい。

D シューティングスター (1)
相手のキャラクターカード1体をランダムで選び200ダメージをあたえる。
ナガセ(KOFMIシリーズ)

シューティングスターなんて横文字でいっているけど、要は忍者が使う手裏剣である。空中から華麗に投げつけられるシューティングスターは、まさしく当たると痛〜い流れ星。「流星」と書いてナガセと読む彼女にふさわしい必殺技かも。
 出典は「KOF MAXIMUM IMPACT2」。絵柄はナガセがシューティングスターこと烈風手裏剣を構えている所。
 コストパフォーマンスで言うと「はきょくどうじゃ〜!」より軽いが、ダメージも軽い。しかしこういったランダム選択は狙った相手を落としにくいため、好みの問題だろう。

C スカウト ○○(2)
相手の攻撃に参加しているキャラクターカード数分、カードを引く。
ポイズン(ストリートファイターIIIシリーズ)

ヒューゴーの美人マネージャー(?)のポイズンは、ヒューゴーの新パートナー探しに余念がない。あっちではリュウに声をかけ、こっちではネクロに声をかけ……と、ここまではいいけど、女の子のエレナや赤青2色のギルさままでスカウトするのはどうなのよ?
 出典はテキストのまま。ポイズン自体の元々の出典はファイナルファイトの雑魚敵。
 コストは軽いが、相手が3体以上で攻撃してこない限りは「かかれっ!」を使った方が良い。基本は「かかれっ!」を入れて、相手が大量のキャラで殴ってくるデッキならば「スカウト」に交換するというメタ用のカードとして使った方が良いだろう。

B 寿司は江戸前やで、ほんま! ○○○○(4)
好きなキャラクターカード1体を選んだ後にサイコロを振り、出た目×100分、選んだキャラクターカードのHPが回復する。
萬三九六(サムライスピリッツシリーズ)

萬三九六は商人の町・堺に生まれたコテコテの関西人。だからといって江戸前寿司を食べちゃいけないという決まりはないし、おいしいものを食べれば体力が回復するというのも判らないではない。だが、寿司桶ごと食べてしまうというのはいかがなものか。
 出典は「サムライスピリッツ零」。カードはサム零の中ボスである三九六が、勝負中にいきなり食べ出す寿司の技名。サム零ではおそろしい回復量を誇り、弱〜強で寿司の種類や演出時間も変わった。カード効果もそれに準じているようだ。絵柄は三九六が木槌片手に寿司を食っているというもの。なお、三九六は「さんくろう」と読む。壬無月斬紅郎の偽物をしていた事もある悪党。
 なお、このカードを使う意味は無いと思われる。「カモマイル」より1コスト重いが、あちらは白3の500回復、こちらは無4の100〜600回復。他に違いはというと、こっちだと相手のキャラも回復できるということぐらいだが、それを軸にしたコンボでも無い限りは「カモマイル」を使う方が無難。600回復と言っても、全300キャラ中HPが700以上あるのは49枚のみなので、まず使う機会がない。

B セービングシフト ○○○○○○○○(8)
自分の場にいるキャラクターカード1体を選択して、手札に戻す。
二階堂紅丸&デュオロン(KOFシリーズ)

脱出困難なコンビネーションで防戦一方になったり、強力な連続技でボコボコにされたり……あなたにもそんな経験はありませんか?そんな時に役に立つのがセービングシフト!わずかスキルゲージ2個で、頼もしい仲間がいつでもあなたを助けにきてくれます。
 出典は「KOF XI」。絵柄は紅丸をデュオロンが跳び蹴りで援護に入る所。
 テキストも間違いじゃないけど、いつでもきてくれるわけではなく、空中に浮かされている時と超必を喰らっている時は助けに来てくれない。
 また、カードの効果も「攻撃を喰らってから助けに来る」という本来のセービングシフトではなく、喰らう前に行っているので通常のシフトな気がする。
 カウンターカードは相手の攻撃時にしか使えないため、相手のアクションカードで狙われたキャラを助けるようには使えないし、ブロックしているキャラを助けることも出来ない。使う機会がとても少なく、コストもかなり重いため、△能力を持ったキャラを戻すぐらいしか有用な使い道は無い。ダメージを喰らっているキャラを戻したいという場合ならば、素直に回復カードを使った方が安い。

C 戦闘配備 ○○(2)
手札の中からキャラクターカードを1枚、非硬直状態で場に出せる。
(登場コストは使用するが登場時の効果は発動しない)
ナカト(超鋼戦記キカイオー)

ナカト・ファーランドはディクセンの若きパイロットである。愚かしい戦争を1日も早く終結させるため、きょうもナカトは戦闘におもむく。たとえかつての友や実の父と敵味方に分かれることになったとしても……。
 出典はテキスト通り。絵柄はナカトがヘルメットを脇に抱えて走っている所。
 ディクセンは「キカイオー」に出てきた機体の1つで、「お前ガンダムやがな」と日本各地で突っ込まれた。もちろんファイナルアタック「ラスト・シュート」。見事なことに、頭と左腕が見えなくなっているという細かい演出付きだ。赤い機体に乗るライバルの声優は池田秀一(シャアの中の人)……これ、よくバンダイに訴えられなかったな(汗)
 効果としてはかなり強い。ブロッカーを出すもよし、アタッカーを出すもよし、次ターンで決定打となるような能力を持ったキャラを出すもよし、コスト白2はかなり便利。これと「悪夢再び・・・」を見せていると、相手も安易な攻撃をして来れなくなるだろう。

S 大自然の痛み ○○○●●●(3/3
このターン中、自分自身が受けるダメージと同数分、対戦相手もダメージを受ける。
ナコルル(サムライスピリッツシリーズ)

アイヌの巫女ナコルルは、自然の声を聞くことができる。そんな彼女だからこそ、魔物の胎動によって崩壊に向かいつつある自然の痛みを敏感に感じ取り、それを救うためにみずからの命を投げ出したりもする。そしてナコルルは、自然と一体化し、大自然の精霊となったのだ。
 出典はテキスト通り。絵柄は森の中でナコルルが手を合わている所。
 テキスト最後の「大自然の精霊」だが、正しくは精霊ではなく聖霊である。
 流石Sランクとでも言おうか、効果とコストのバランスが良い。一応相手の攻撃による本体へのダメージを、相手にも喰らわせるという使い方しか出来ないのだが、相手キャラが○能力などでPLダメージを持っている場合は一応そのダメージも痛み分けにする事ができる。私は対人戦で見事にこれで敗北した事があるが、決定打たりえる良いカードだ。

D 特ダネを求めて ○○(2)
自分の場に硬直しているキャラクターカード数分、白フォースをもらう
ひびき蘭(私立ジャスティス学園シリーズ)

太陽学園新聞部二年生のランは、いつも特ダネに餓えている。特ダネを逃すことのないよう、カメラと録音機材をつねに持ち歩くのはもちろん、じぶんの記事を号外にして配ることも忘れない。まことに天晴な根性。
 出典は「私立ジャスティス学園 熱血青春日記2」の、ひびき蘭。絵柄は彼女が特ダネを求めて元気に疾走している所。
 最低でも硬直キャラが4体いないとあまり意味のないカード(3体ならば実質"白1"の追加だが、このカードを捨てれば"緑1"なので)。使い勝手は難しいかも知れないが、緑ということでキャラを並べて一気に畳み掛けるシーンが多いだろうから、使う機会は巡ってくるかも知れない。最高で8フォースを出せるということで、そう考えると使えるレベルは満たしている。

D ・・・なっ!! (1)
相手の場にいる、硬直していないキャラクターカード1体を選んで硬直させる。
(硬直していないキャラクターカードがいない場合は、このカードは使用できない)
ラッキー・グローバー(KOFシリーズ)

この驚きっぷりは尋常ではありません。いったいグローバー氏は何をそんなに驚いているのでしょう?ひょっとして、満を持して繰り出した超必殺技をあっさりかわされて驚いているのでしょうか。いずれにしても見事な驚きっぷりですね。
 出典は「KOF97」のニューフェイスチーム公式ストーリーに出てくるラッキー・グローバー。KOF97で社にKOFの招待状を奪われる可哀相な謎の"男"のセリフに「かかったな!ヘルバウッ・・・なっ!!」というものがある。この時はラッキーと名言されてないのだが、どう見てもヘルバウンドをかわされたラッキーでファンからさんざんネタにされた。
 ちなみに、「ネオジオバトルコロシアム」ではシェルミーにバトコロの招待状を奪われる。この時も名前は明かされておらず、セリフは「かかったな! ヘルバウッ…… なっ?!」であった。微妙に違う。
 Dランク最強カードといっても過言ではない。相手の攻撃してこようとしているキャラにこれを使うと、そのキャラは硬直状態で戦闘から排除される。相手が残したブロッカーをこれで硬直状態にして、あえてアタッカーを通すのもありだ。相手は計算が完全に狂う。これで白1フォースでレアリティはD、なんとも強い。赤のレアリティAカード「アルティメットガード」の完全上位互換と言っても良いだろう。

B パーソナルアクション ○○○○○(5)
このターンは、合体攻撃のダメージが0になる。
(何度攻撃されても、このターン中ならば有効)
Q(ストリートファイターIIIシリーズ)

両手両足を広げ、「う〜ん、いい天気」などとやっているわけではない。一見すると無防備なこの動作にも、防御力を高めるという効果があるのだ。もっとも、なぜこんなポーズで防御力が上昇するのかは不明。まあ、Qのやることだからね。
 出典はテキストの通り。絵柄もカード名の通り。パーソナルアクションとはストIIIシリーズの挑発の事で、ただの挑発ではなくキャラごとに何らかの特殊効果が発動する。
 効果説明を読んで「そもそもこのゲームは1ターンに攻撃は1度だ」という無粋なツッコミを入れてはいけない。ようするに、「このターン、すべての合体攻撃のダメージは0になる」という効果だ。ということで、Sランクカード「漢の背中」の完全上位互換であるBランクカード。

D はきょくどうじゃ〜! ○○(2)
相手のキャラクターカード1体をランダムで選び300ダメージをあたえる。
J・カーン(ワールドヒーローズシリーズ)

大草原の覇王ジンギスカンの必殺技、蒙古覇極道。肩から生えたトゲトゲが見るからに痛そうだが、重さ120キロの肉のカタマリが高速で突進してくるという時点で、すでに破壊力は充分。さすがは蒙古武烈王、モンゴル相撲じゃ負けナシだ!
 出典はテキストの通りなのだが、テキスト中の技名が間違っている。蒙古ではなく蒙虎。ただでさえ「ジョジョの奇妙な冒険」や「北斗の拳」の技やらセリフを"ほぼそのまま"使っちゃってる作品なのに、ネタ元と同じ技名にしちゃせっかくの配慮(?)が無駄になる。……改めて考えると無茶な作品だなぁ。
 コストが比較的軽いので、序盤では案外使いやすい。こういった確実性の低いカードを使うかどうかは好みの問題だが、300ということでアタッカー以外にフォース産出用のキャラをとばっちりで沈めることもあるため、とりあえず損をしないカードではある。一応「シューティングスター」の上位にあたるが、一長一短。

A ばくれつきゅうきょくけん ○○●●●(2/3
相手のキャラクターカード1体を選んで300ダメージあたえる。
リュー・イーグル(ニンジャコマンドー)

風魔一族に連綿と受け継がれるという、文字通りの究極奥義。これさえ会得すればボスも瞬殺。「しんぱいごむよう!みねうちでござる!」って、そんなにハデに爆発させておきながら、いまさらみねうちも何もないんじゃない?風魔忍者って、こんな人たちばっかりなの?
 出典はテキスト通り――といっても知名度が微妙だが、ADKのシューティングゲームである。カードファイターズはSNKvs.CAPCOMなのだが、倒産したADKがNEOGEOで出したゲームの版権はSNKが受け継いでいるので、一応セーフ? NEOGEOだし、販売もSNKいう事で大目に見て欲しい。絵柄はリューが大爆発を起こしている所。……みねうち?
 使い手のリューが32代目風魔小太郎という設定のためか、同じADK作品である「ワールドヒーローズ」シリーズのフウマこと風魔小太郎も「ワールドヒーローズ2JET」以降では爆裂究極拳という技を身に付けている。ちなみにテキストに書いてあるセリフは、ザコ敵の女性を容赦なく倒した事を仲間にやりすぎじゃないかと言われた際の返事。ようはザコが鬱陶しいからばくれつきゅうきょくけんで吹っ飛ばしたのに、みねうちもクソもあるかというネタ。
 さて、カードの効果というと、トリプルシンボルの5フォースで300ダメージは少々物足りない。レアリティAでトリプルだったら、最低でも400は欲しいのだが……みねうちだから殺してはいけないという配慮なのだろうか。

C バトルダウンロード ○○○(3)
自分の場にいるBP300以下のキャラクターカードは全て、BP600になる。
サイバーブルー(バトルサーキット)

ユニットを使用し、数秒間だけ特殊能力をパワーアップ!サイバーブルーは攻撃力2倍!力押しでガンガン進んで行け!ちなみに防御力アップ効果を持つ軟体人間や、体力回復効果を持つ植物生命体とかもいます。とんでもない賞金稼ぎチームです。
 出典はテキストの通り。カプコンのベルトスクロールアクションで、評価は高い。
 テキストに出てくる軟体人間はキャプテンシルバー、植物生命体はエイリアングリーンという名前で、他にクリティカル上昇のピンクオーストリッチと、スピードアップのイエロービーストがいる。アクションカードにもなっている「天帝システム」の起動ディスクを奪い返そうと奮闘する賞金稼ぎのお話らしい。
 カードの効果はコスト3にしては案外強く、相手の油断を誘ってから一気に畳みかけるといった使い方がメインになるだろう。「アッシュ・クリムゾン」で全キャラのBPを100にしてから使っても面白い。

C 人質 (1)
相手の攻撃に参加しているキャラクターカード数分、対戦相手は山札の上からカードを捨てる。
ユリ・サカザキ(龍虎の拳シリーズ)

不敗の格闘家「Mr.KARATE」ことタクマ・サカザキを配下にすべく、Mr.BIGによって誘拐されてしまったタクマの娘、ユリ・サカザキ。この頃は、ただ兄の助けを待つことしかできない可憐な少女だったのに、わずか1年後には……。ああ、現実って残酷ゥ!
 出典は「龍虎の拳」、1である。絵だけ見ても今のユリの印象が強すぎてユリだとはわからない。絵柄はもちろん龍虎1で大人しく捕らわれている頃のユリ。
 テキストにもあるが、この1年後には極限流空手を使えるようになっているのだから、正真正銘の天才である。
 効果はちょっと微妙。コストは安いが、効果的に使うには相手が大勢で攻撃に来るまで待つ必要がある。最大で8枚まで山札を削れるので、ライブラリー破壊デッキのみならず、相手のキーカードを落とすという役割だけでも使っていける。ただし、確実に相手のライブラリーを壊せるかというとそうではないので、入れるかどうかは熟考する必要がある。なお、筆者もライブラリー破壊デッキに入れたが、やっぱり微妙だった。

C 氷柱割りっ!! ○○○(3)
自分の場にいるすべてのキャラクターカードのHPを200回復する。
ロバート・ガルシア(龍虎の拳シリーズ)

積み重ねた氷柱を手刀で一気に叩き割るには連打が命!これでけっこう難しいものだが、極限流空手においては基本中の基本である。これがすいすいできるようになると、いつの間にか体力がアップしているというから不思議です。
「まあ、ざっとこんなもんや」
 出典は初代「龍虎の拳」のボーナスゲーム。絵柄はロバートが氷柱割りを成功させている所、体力アップおめでとう。
 コスト白3で満遍なく回復できるというのはなかなか便利。200回復ならば実用性もそこそこなので、使えるレベルには達している。さすがは回復が得意な黄色といったところ。

A フィーバー! ○○○○●●●●(4/4
サイコロを振り、1が出た場合は自分の場にいる全てのキャラクターカードのHP・BPが1500になる。
Mr.BIG(龍虎の拳シリーズ)&ラモン(KOFシリーズ)

裏社会の大物Mr.BIGとルチャドールのラモン、どう考えても共通点のないふたりだけど、スポットライトを浴びるのが好きそうだという意味では意外に気が合うのかも。
「ビバ!メヒコ!」
「イェ〜イ!ハッピーかい?」
 出典はテキスト通り。絵柄はラモンとBIGがミラーボールの下でポーズを決めている所。
 なんとも豪快なギャンブルカード。使えばみんな覇王丸(HP1500/BP1500)。
 使えるとか使えないではない、使うんだ!

B 復讐 ○○○○○(5)
手札からカードを2枚えらんで捨てる。
すべてのキャラクターカードに300ダメージあたえる。
リアン・ネヴィル&デューク(KOFMIシリーズ)

幼い頃、両親をデュークに殺されたリアン。そして、そのリアンをみずからの手で一流の暗殺者に育て上げたデューク。しかし、そんなふたりがすごしてきた15年の月日は、彼らの間に単なる憎しみを越えた感情を育ててしまっていた……。
 出典はテキスト通り。絵柄は腕を組んで見下ろすリアンと、膝を突いているデューク。
 MI2ではMI1で空っぽだった個性や設定を追加されたデュークだったが、なぜか旧来の"リアンの親の仇"、"リアンを育て、鍛え上げた"という設定に"幼いリアンに死んだ妹を思い出して助命"と、"妹を思い出して助命したのに手を出して愛人関係"という妙な設定が加わった。なんだかなぁ。
 効果としては微妙な所。コストは重めで、追加コストである2枚捨ても厳しい。そのうえに300という微妙なラインのダメージを味方を含めた全員に与えるというのはどうなんだろうか?

B フランス革命 ○○○○○(5)
自分の場にいるキャラクターカード全てのBPを200上げる。
ジャンヌ・ダルク(ワールドヒーローズシリーズ)&シャルロット(サムライスピリッツシリーズ)

1789年、世にいうフランス革命に際し、民衆をひきいて自由のために戦う美しき女剣士たち。でも、シャルロットはともかく、ジャンヌはフランス革命より前の時代の人物なのでは……?
 出典はテキスト通り。絵柄は二人が民衆を率いている所。
 ジャンヌの時代が違うというツッコミは、そもそもワーヒーの世界はタイムマシンがあって初めて成立する話なのでタイムマシンを使ったんでしょう。
 効果としては、ちょっと難しい。BP300以下のキャラが多いのであれば「バトルダウンロード」の方が白2安くて+BP300効果なのでそちらを使えばいい。BP400以上のキャラが多いのであれば、こちらを使うといった感じか。そもそもキャラが少ない場合は「インタビュー」やアクションカードで上昇させた方が良いだろう。

C ポーカーフェイス (1)
対戦相手は山札からカードを3枚引く。自分は山札から2枚引く。
シェン&オズワルド(KOFシリーズ)

ポーカー……運もさることながら、心理戦がものをいう大人のゲーム・でも、感情がストレートに顔に出すぎるシェン・ウーと、何を考えているのかサッパリ読み取れないオズワルドとでは、しょせん勝負になんかなるわけがないのであります。
 出典はテキスト通りであります。絵柄は苦戦するシェンと笑うオズワルドがポーカーをしているのであります。。
 効果としては「相手にカードを引かせる」事に意味を持つデッキ専用。それ以外のデッキにとっては「かかれっ!」の下位互換に過ぎない。ライブラリー破壊デッキや、手札分ダメージのアクションカード「白熱の法廷論争」を使うデッキ、とりあえず引かせてから手札破壊で落とさせたいデッキなどでは重宝する。

C 補給物資 (1)
好きなキャラクターカード1体を選んだ後にサイコロを振り、出た目×100のBPを上げる。
相川留美(メタルスラッグシリーズ)

号砲とどろく戦場を、巨大なリュックを背負って抜き足差し足歩いていく彼女の名は相川留美!リュックの中身は前線で戦うマルコたちへの補給物資がぎっしり詰まっているぞ!でも、その抜き足差し足はあんまり意味がないからやめたほうがいいと思う!
 出典はテキスト通り。絵柄は補給物資を背負ったまま座り込んだ留美が敬礼をしている所。
 またテキストが下手なので、これも嬉野先生担当外のテキスト? とりあえず、号砲は合図のために鳴らすものなので、メタスラ的にはちょっと違う気がする。
 最低でも100は上がるのだが、コストが無2の「インタビュー」で+BP500という事を考えると、出目4以上を出さないと損した気分になりそう。出目6が出る事に賭けて使ってみるのもいいかも知れない。

C 魔界村 ○○(2)
選んだキャラクターカード1体に200ダメージあたえる。
アーサー&レッドアリーマー(魔界村シリーズ)

ご存知魔界村恒例イベント!!シリーズ通じてレッドアリーマーに泣かされたプレイヤーは星の数……というかレッドアリーマーに苦戦しなかったプレイヤーって居るの??ある意味ラスボスよりも遥かに強いと名高いこの難易度、久しぶりに楽しんでみては如何?
 出典はテキスト通り。絵柄はアーサーが宙に舞うレッドアリーマーにランスを投げようとしている所。
 テキストを読んでいると、このゲームの漢字変換の基準がわからなくなる。"与える"はひらがなだし、"選ぶ"もカードによっちゃひらがななのに、"ご存知"、"恒例"、"遥か"、"如何"は漢字。統一性が無いなぁ。
 白2で200ダメージ、軽いけど威力不足。敵味方問わず、狙った相手にダメージが与えられるという事を考えると、ブロックと併用して確実に相手を落とすという使い方がメインになるか。悪いカードではないが、特に良いカードでもない。

C 麻呂の舞台におじゃる〜 ○○(2)
好きなキャラクターカード1体を選んだ後にサイコロを振り、出た目×100分、選んだキャラクターカードのBPが上がる。
機巧おちゃ麻呂(サムライスピリッツシリーズ)

今は昔、平安の世にとある陰陽師によって生み出されたおちゃ麻呂は、年に1度、神に奉納する神楽舞を舞うカラクリ人形であると同時に、いざという時には魔を調伏するカラクリ兵士でもあった。優雅に舞い、優美に魔を断つおちゃ麻呂の戦いが、今、始まる。
 出典は「サムライスピリッツ 天下一剣客伝」の、おちゃ麻呂登場セリフ。絵柄はおちゃ麻呂が桜吹雪の中を舞っている所。なお名前は「機巧おちゃ麻呂」と書いて「からくりおちゃまろ」と読む。
 どうでも良いが、「神楽舞を舞う」は「頭痛が痛い」と同じ気がする。
 普段は京都の天閣座で眠っており年に1度だけ「平安の舞を伝え」るのは確かだが、神に神楽を奉納するという設定は記述が見あたらない。また、おちゃ麻呂達機巧兵士は羅将神ミヅキや闇キ皇、炎邪や水邪といった魔界の者と戦うために作られたので、テキストの「舞うのがメインで、調伏はサブ」と取られやすい記述を訂正しておく。また「今、始まる」と書かれているが、おちゃ麻呂は平安に生まれてから戦い続けており、(江戸時代から)百数十年前に羅将神ミヅキと戦った際に仲間達を失った。時が経ったサムスピの時代になって、機巧兵士最後の1体としてミヅキ復活を受けて出陣した。
 効果は「補給物資」とまったく同じだが、何故か効果説明文が違う。攻撃的な赤とは違い、回復型の黄に於けるBP上昇カードなので、「補給物資」よりもコストが1重くなっている。が、どちらにしろ使う色は無色なので、理由が無い限りは「補給物資」を使った方が良いだろう。

B 恵みの雨 ○○○○○○(6)
自分の場にいるすべてのキャラクターカードのHPを500回復する。
水邪(サムライスピリッツシリーズ)

魔界からやってきた自称「神」の水邪サマ。水を自在にあやつる彼にとって、乾いた大地に恵みの雨を降らせるくらいどうってことはありません。……もっとも、「恵みの雨」と称して、当たると痛い水のカタマリを空から投げつけてくることもありますが。
 出典は「サムライスピリッツ 零SPECIAL」か。絵柄は零SPでの絶命奥義「平等カツ神聖ナル裁キ」で「命乞いをしろ……やはり死ね」と言って頭上で相手を潰した後に、降り注ぐ血を浴び「それが貴様の運命だ」と言うポーズが元だと思われる。無論このカードでは血の雨ではなく普通の雨だが。ただ、身の反りかたが足りないので、普通に両手を広げて雨を浴びているだけかも知れない。水邪のサム零ストーリー考察はこちら(データベースはまだ)
 流石は水邪様、炎邪と組んで「炎邪が全部燃やして土地荒廃(破壊神として畏怖)→水邪がやって来て恵みの雨を降らせてやる(神と崇められる)」という愉快な事を目論むだけのことはある。全300キャラ中、HP600以上のキャラは85枚、これを数体並べているような状態ならば使う機会もある。まあ500以下でもキャラ全快カードと考えれば妥当なラインか。ダメージを受けたキャラが数体いる状況が良くあるようならば、入れておいても良いだろう。コストと回復量を考えると案外良いカードだったりする。

C 優雅なひと時 ○○○○○(5)
自分の場のキャラクターカードすべての硬直を解く。
ルイーゼ(KOFMIシリーズ)&霧嶋ゆりか(私立ジャスティス学園シリーズ)

ピアノやバイオリンなど、数々の楽器をたくみに弾きこなす音楽の天才ふたり。そんな彼女たちにとっての優雅なひと時といえばやっぱりコレ。ただし、ふたりとも熱中しすぎてひと時どころか何時間でも弾いていそうな雰囲気がします。
 出典は「KOF MAXIMUM IMPACT2」と「燃えろ!ジャスティス学園」。絵柄はルイーゼがピアノを弾く後ろでゆりかがバイオリンを弾いているというもの。
 青い「解放」で「疾風の術」の上位互換。もはや説明は不要だろう。
 「解放」と「疾風の術」の効果説明が「自分の場にいるすべてのキャラクターカードの硬直を解く。」だったので統一されているのかと思いきや、こちらは「自分の場のキャラクターカードすべての硬直を解く。」だったり。せめて同じ効果ぐらい表記をまとめて欲しかった。

C ラ☆カチョーラ ○○○(3)
相手の場にいるすべてのキャラクターカードのHPを100下げる。
自分の場にいるすべてのキャラクターカードのHPが100回復する。
クーラ・ダイアモンド(KOFシリーズ)&ガイル(ストリートファイターIIシリーズ)
いつもはダイアナたちといっしょにやるラ☆カチョーラを、きょうはクーラひとりでやってみました。
「う〜ん、やっぱりみんながいないとイマイチかな」
「……どうしてオレがこんな目に」
 出典は「KOF2002」と「ストII」かな? 絵柄はパっと見、ガイルが馬になってその上にクーラが乗っているようにしか見えないのだが、元々のラ☆カチョーラを知っていると、技の最後のキメポーズをとっている所だとわかる。わかりにくいが。ガイルはお馬さんになっているのではなく、技を掛けられているわけだ。
 効果は敵キャラのHPを吸収する感覚。コスト3の全体ダメージに、自分のキャラは回復するというおまけが付いているという感じで、状況によってはかなり強い。どんなデッキにも入るというカードではないが、上手く使えるデッキも組み立てやすいので、良いカードと言えるだろう。


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