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ポーカーの種類とルール(6)

− オマハ −


次は オマハ です。
オマハもテキサスホールデムと同じホールデム系のポーカーです。

参加できるプレイヤー数は2人から10人くらいまで。
ジョーカーを含まない52枚のカードを使います。

ベッティングラウンドの回数やタイミング、ブラインドなどゲームの進行はテキサスホールデムと全く同じです。
ボードの枚数も5枚です。

テキサスホールデムと違う点としては、オマハでは各プレイヤーに配られるカードの枚数が4枚というところです。
したがって、ボードとポケットを合わせて9枚となるわけですが、この9枚すべてを自由に組み合わせて役を作れるわけではない、というのがオマハのポイントです。
オマハでは、ボードから3枚、ポケットから2枚を必ず選ばなければなりません。
このルールにより例えばポケットに4枚のAが来たとしてもポケットからは2枚しか使えないのでフォーカードにはなりません。

また、オマハに特有のものではありませんが、オマハやスタッドによく適用されるので、ローの説明をしておきます。
ロー とは、順位の低い方から取ってきた互いに異なる5枚の組み合わせのことで、ローではAは最も低い順位と考えます。
これに対して、今まで述べてきた役は ハイ と言います。

ローのカードとして使えるものは普通限定されています。
例えば 8 or better ならば、ローとして使えるカードは 8、7、6、5、4、3、2、A の8種類のみとなります。
ローは互いに異なる5枚なので、8以下で5種類以上含まれていない場合はローそのものが不成立となります。

ローは順位の低い方が強いローとなります。
ローの強さを比較するときは5枚のうち順位の高いカード(ローの強さから言うと弱いカード)から比較していきます。
例えば、75432 と 7632A というローを比べる場合はまず一番順位の高い7と7を比べます。
7で等しいので次は5と6を比べます。
ここで5の方が強いので、75432 の方が強い、となります。
もちろんローが不成立のプレイヤーは無条件に負けです。

ハイのみで競うオマハを オマハハイ、ローのみで競うオマハを オマハロー、ハイとローの両方で競うオマハを オマハハイロー と言います。
オマハハイ、オマハローではそれぞれハイ、ローの勝者がポットのお金をすべてもらえます。
オマハハイローではハイの勝者がポットの半分を、ローの勝者が残りの半分をもらうことになりますが、すべてのプレイヤーのローが成立しない場合はハイの勝者がポットを全額もらえます。



オマハの特徴としては、カードが9枚と多いのでできる役が高くなります。
ツーペアやスリーカードで勝てることはめったになく、フォーカードやストフラも結構出ます。

また、ボードから3枚、ポケットから2枚の制約があったり、オマハハイローの場合はローも考えなければいけないので、ボードやポケットの見方がテキサスホールデムとは違ってきます。
テキサスホールデム同様、ボードからどんな役ができるのかというのを早く見極められるようになりたいところです。



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