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さて、残っているのは１０バイト目の最上位ビットと１１バイト目から１８バイト目のそれぞれ上位２ビットだけとなりました。
１１バイト目から１８バイト目までのそれぞれ２ビット目は使われてないので、実質は１０バイト目から１８バイト目までのそれぞれ最上位ビットの９ビットが残っています。
この９ビットを並べていろいろ比べてみましたが、すべてを解明することはできませんでした。
分かったのは１７バイト目と１８バイト目がＨＰ回復に関係していることと１５バイト目と１６バイト目が攻撃の回数に関係していることです。
１７バイト目の最上位ビットと１８バイト目の最上位ビットを並べて表すと、
00 なら回復なし、 10 なら毎ターン２０ポイント程度回復、 01 なら毎ターン５０ポイント程度回復、 11 なら毎ターン１００ポイント程度回復、となります。
最大ＨＰ以上のダメージを与えても倒せないモンスターがいるのはこのように自動回復しているからです。
同じように１５バイト目の最上位ビットと１６バイト目の最上位ビットを並べて表すと、
00 なら１回攻撃、 10 なら２回攻撃（１回攻撃のときもある）、 01 なら３回攻撃（１回や２回攻撃のときもある）、 11 なら必ず２回攻撃、となるようですが、
中にはばくだんいわのような例外もあってよく分かりません。
それ以外の場所ですが、おそらく行動パターンをあらわしているのではないかと思います。
フロッガーが最後尾の仲間をよく攻撃して来たり、
ばくだんいわがＨＰによってメガンテを唱えたり、
ごくらくちょうがベホマラーを唱えて逃げたり、
というのがここで表されていると思うのですが、そこまでは調べる気にならないのでモンスターの解析はこれで終わろうと思います。
解析結果を次のページに表にしてみますか。
ドラクエ３（ＦＣ） ロム解析（１２）