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説明書(テキサスホールデムシミュレータ)

テキサスホールデムをシミュレートできるJavaアプレットです。
シミュレーションによって勝率、相性、平均ハンドなどを知ることができます。

アプレットの概観

1.プレイヤーの数を選択します。
範囲は2人から10人までです。
2.繰り返し回数を選択します。
1回、100回、1000回、10000回、100000回、1000000回のうちから選択できます。
3.プレイヤーのカードを選択します。
左側が順位を、右側がスートを表しています。
「*」は指定しないことを表し、指定しない場合はランダムに割り振られます。
「↑」はそれ以上、「↓」はそれ以下の順位を指定することを表します。
例えば「Q↑」はQ以上(Q、K、A)の、「5↓」は5以下(5、4、3、2)のどれかがランダムに割り振られます。
「=」はその対象と同じスート(順位)、「!」はその対象と違うスート(順位)であるということを表します。
「=」または「!」を選択するとその対象を指定するための新しいウインドウが開きます。
対象を選択してOKを押してください。
「=」の対象は1枚まで、「!」の対象はスートの場合3枚まで、順位の場合12枚まで指定できます。
誤解が生じないように説明しておきます。
カードの1枚目を「T↑」「*」、2枚目を「T↑」「*」とするとT以上の2枚ですから、QT、AK、JJなどになりますが、
カードの1枚目を「T↑」「*」、2枚目を「=」「*」(「=」の対象は1枚目)とすると、「=」は同じにするという意味なのでこの場合はAA、KK、QQ、JJ、TTにしかなり得ません。
4.ボードのカードを選択します。
スート、順位などプレイヤーのカードと同じものを表しています。
5.スタートを押すとシミュレーションをスタートします。
スタートすると、カードを指定に従って割り振り、どのプレイヤーが勝者かを判定し、各プレイヤーの勝ち、負け、引分の値を増やします。
これを試行回数分繰り返します。
明らかにカードの選択に矛盾があったり、カードの割り振りを始めてから5秒間経っても割り振りができない場合はエラーメッセージを表示してシミュレーションを中止します。
また、シミュレーション中はボタンがストップに変わり、
ストップを押すとシミュレーションを途中で中止します。
6.リセットを押すとカードの選択をすべて「*」にリセットします。
7.「結果を表示」をチェックしてシミュレーションを行うと、
シミュレーション終了時にウインドウが開いて詳細な結果を表示します。
8.「高速化」をチェックしてシミュレーションを行うと、
ラベルを毎回更新せずにシミュレーション終了時にのみ結果を出力することによって、
シミュレーションを高速に行います。

更新履歴

v1.1ひとまず公開
v1.2ストレートの判定を行わないことがあったバグを修正
Netscape用にレイアウトを変更
v1.34カードの判定アルゴリズムを変更
v1.4フォントを変更
v1.5強さの判定のバグを修正
v2.1ボードのカードを入力できるように変更
v2.2ストレートフラッシュの判定のバグを修正
v3.1結果をフレームに表示できるように変更
v3.2試行回数に1回を追加
強さの判定のバグを一部修正
v3.3強さの判定のバグを修正
v3.4結果表示のバグを修正
v3.5フォントのサイズとアプレットの大きさを変更
v3.6ボードのカードの割り当てのバグを修正
v3.7乱数の与え方を変更
v3.8ソースプログラムを整理
v4.1引き分けを表示できるように変更
v4.2強さの判定のバグを修正
v4.3カードの割り当てのバグを修正
v4.4ソースプログラムを整理
v4.5試行回数に100000回を追加
v4.6レイアウトを変更
v4.7細部を変更
v4.8乱数発生のバグを修正
v4.9プログラムの構造を大幅に改造
アルゴリズムを効率化
v5.1アプレットの文字をすべて日本語化
アルゴリズムの改良
v5.2ストレート判定のバグを修正
v6.1スートだけ、順位だけでも選択できるように変更
v6.2フレーム内もすべて日本語化
ソースの整理
v6.3ソースの整理
v7.1高速版と統合
v7.2乱数を Mersenne Twister に変更
ソースの見直し
v7.3ソースの見直しによって生じたフラッシュ判定のバグを修正
v7.4スクリーンサイズの取得を JavaScript から Java に変更
v8.1「シミュレーション」から「シミュレータ」に名称変更
試行回数に1000000回を追加
カードの選択方法に「↑」「↓」「同」「違」を追加
詳細結果に平均ハンドを追加
v8.2カードの選択方法を若干変更
詳細結果で「総数表示」と「%表示」を選べるように変更