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■リヴァイブのMS

シグナス

ザフト製量産MSの流れを汲み、本来はニューミレニアムシリーズ第二期の機体になるはずだった(一説にはゲルググやガルバルディと名付けられる予定だったと言われている)。

機体性能や汎用性、生産性、整備性、コスト。どれをとっても極めて完成度の高い機体であったが、Z.A.F.T解体に伴い開発は凍結。
さらに統一連合次期主力機体にはマサムネが採用されたため、完全に廃案となる。
開発に携わったプラントの開発者達は、母国のオーブ併合やエターナリズムに対する反感、また完成度の高いこの機体を失う事を惜しみ、設計図と試験データを持って逃走。(当時、輸送艦が一隻行方不明になる事件が発生している。一説にはこの時に、設計データだけでなく廃棄予定だった十数機の先行量産機や、フレームなど各種パーツが持ち出され、闇市場に流れたといわれてる)。
その後、様々な経緯を経てレジスタンスに設計データが伝わった。

これを元に生産性・メンテナンス性の向上(既存の部品や技術を流用して生産出来るように変更)したのが本機「シグナス」である。
全身にハードポイントが装着されておりニューミレニアムシリーズ最大の特徴であるウィザードシステムを本機も運用できる他、改造が必要なものの連合のストライカーパックも使用できる(但しストライクブレード用ストライカーパックを扱うにはシグナスのパワーが不足している為、実質装着不可能)。

さらに最新のビーム兵器を除く、殆どのMS用の装備を使用することが可能であり、あらゆる戦況に対応できる非常に高い汎用性を持つ。
ただし部品の多くが純正部品で無い上に、汎用性とメンテナンス性を重視した仕様に変更したため、オミットされた装備も多い。
そのため元機体の開発当初に想定されていた性能と比べ、大きく低下してしまっている。

基本装備はビーム突撃銃、アーマーシュナイダー、頭部バルカン×2。
また状況に応じて、バズーカやミサイルランチャーなど様々な装備を使用することができる。

 

 

シグナスMK-U

マス・インダストリーとアメノミハシラが共同開発した最新鋭汎用量産MS。
シグナスの運用データとマス社の持つ旧ザフト系の技術の粋を集めて作られた。
最大の特徴は旧シグナスと同じくウィザードが装備できる点であり、Mk-U用ウィザードも名前こそ共通のものが多いが性能は底上げされている。
さらに旧ウィザードや連合系の(ストライクブレード用も含め)ストライカーパックも簡単な調整で装備できるため非常に汎用性の高い仕様になっている。
シグナスMk-U自体の性能はコスト・メンテナンス性、サバイバビリティを重視しているためストライクブレードと比較すると若干及ばない面もあるが誰が乗ってもそれなりに使いこなせる扱いやすいものに仕上がっている。
ガナーが支援射撃を行い、ヘッジホッグが第一線を突破、後に続くスラッシュとブレイズが敵を分断、各個撃破するというのが、基本的な戦闘フォーメーションと言われている。

MK-Uの名を冠しているものの、この機体こそがザフト次期主力機として開発された『シグナス』本来の姿といえよう。

基本武装はビームサーベル×1、ビームライフル×1、頭部バルカン砲×2、大型アンチビームシールド、フォールディングレイザー×2。腰部ラッチに手榴弾×4(チャフ、ナパーム、グレネーダー等作戦に応じて変更できる)。
搭載ウィザードは以下の四種。

●ガナーウィザード
砲撃戦用ウィザード。オルトロスUを安定して長時間運用させるために追加された背部の巨大プロペラントタンクが特徴。
火力は飛躍的に向上したもののその重量のため機動力は落ちてしまっているので近接戦闘には向いていない。
追加武装は背部にマウントされたオルトロスUビーム砲×1、デュポーン超高速レールキャノン×2、専用のシールドに内蔵の50o近接機関砲×2。

●スラッシュウィザード
近接戦闘用ウィザード。全ウイザード中最軽量のため軽快な機動がウリで近接戦闘に特化している。バハムートによる一撃はウィザードの名に恥じずMSでさえも一刀両断するほどの威力を誇り、ハイドラUとの連携は敵にとって大きな脅威となる。
追加武装は折り畳み式対艦用ビームアックス『バハムート』×1、背部のハイドラUビームガトリング砲×2、アンチビームシールドは腕ではなく肩に装着される。

●ブレイズウィザード
高機動戦闘用のウィザード。機動力や航続距離が大幅に向上している。さらにザク用の欠点であった大気圏内での戦闘能力についても改善されており空戦も可能となっている。ただし追加武装は背部と両足のキラービーミサイルポッドのみと他のウィザードと比べ、火力は控えめ。

●ヘッジホッグウィザード
実験的な装備を多数有する強襲用ウィザード
ガナーに匹敵する重量ではあるが大型のブースターを搭載している為加速力は高く、敵陣に飛び込み殲滅する様はまさにヘッジホッグ(ハリネズミ)である。
攻撃力は高いが盾を持たず火力を重視しているため弾数が犠牲になっており、防御力と継戦能力には若干難がある。

武装は全て専用のものに換装されており、リーチの長い伸縮式ビームランス、バックパック両サイドにスプレッドミサイル(途中で分裂し、細かいミサイルが降り注ぐもの)、左腕にビームと実弾を交互に発射するインナーアームハイブリットガトリングガン、両腰部にゲイツRのものを改良した外付けレールガンユニット、両足にM77パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒、携行火器としてM78バルルス・特火重粒子砲、またはM78キャットゥス無反動砲を装備している。


 

ウミボウズ(海坊主)

レジスタンスの水陸両用MS。
ZAFTの水陸両用系MSに関わった開発者達によって新たに設計されたMSの一つ。
その後ZAFT解体に伴い、シグナスと同様に開発は凍結、廃案となる。
この時、ZAFTのMS設計局も閉鎖となったが、この一連の処置に反発する 設計者や開発者達は、密かに設計データを流出させた。
(シグナスの設計データと一緒に流れた説が濃厚)
その後、様々な経緯を経てレジスタンスに設計データが伝わる。
十数機製造されたが、シグナスと違い汎用性に欠けるため、あまり普及していない。

陸上では外見どおり装甲が厚いだけの鈍重な機体だが、水中においては35ktの巡航速度、実用深度500mという驚くべき機動性能を有し、並のMSではまず太刀打ちできない。

武装
スーパーキャビテーティング魚雷
多目的ミサイルランチャー
2連装フォノンメーザー砲
手甲型ビームクロウ