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Last Updated: 2005年1月28日

雑記

思いついたことや気になるKey系ニュースなど、駄文を書き留めるページです。



2004年7月21日(水) 「空の境界(上)」を読んでみて
 常々、僕が疑問に思っていたことを最近実践しつつあります。それは、自分がKey系ゲームで涙することと、世間一般の人が見て涙するものとはどのくらい違うのか?という疑問です。
 その疑問に対しては「世界の果てで、愛をさけぶ」の小説を買いましたので、そちらで実践してみたいと思います。
 ちなみに、Key系ゲームのシナリオで泣けるのは、シナリオ構成が上手いとか、見せ方が上手い、とかでは無いと思うんですよ。おそらくは、そのシナリオに触れた人の「感性/感受性」に拠るところが大きいんじゃないかってことです。詩的なんじゃないかってことです。特に麻枝さんシナリオ(AIR以降)は。
 
 さて、脱線しましたが(タイトルからは)、僕が思っているもう1つの疑問を、解決すべく買ったのが「空の境界」です。
 もう1つの疑問とは、KeyがAIR以降作品を出せなかった間にブレイクした「月姫/TYPE-MOON」系のことです。作品に触れたことのない僕にとっては、一体何がそこまでブームになったのかがさっぱりわからなかったんですが、その原作者の小説が出る、と聞いたので、その小説を読んでTYPE-MOONの面白さを考えてみよう、と思ったわけです。それが「空の境界」を買った動機です。
 
 結論から書くと…面白いです。まだ上巻しか読めてませんし、その内容もめっちゃ途中なんで先が気になるところなんですが、物差しで測れない面白さがありますね。この面白さは、Key系とは全く異種の面白さでしょう。
 しかし、これを同人作家・ギャルゲーのシナリオライターが書いたというのがにわかに信じがたいですね…。恋愛要素なんて皆無ですし(ゼロとは言いませんが…)、キャラ萌えなんかも全く意識していないし。そういうところが逆に面白いんでしょう。
 
 ただ、上巻だけで400ページというボリュームはちょっと凄いですね…。読破するのに5時間以上かかっていますし。まあ読むのに時間がかかったのは、登場人物の話の部分が長かったのと、その内容の難しさにあるんですけどね。
 
 ちなみに、Key作品と似た匂いは感じましたよ。どちらも「生きる理由」と「死」について書かれたものですからねえ。書き方が違うだけで。
 
 早く下巻も読みたいんですが、読破するのには時間がかかるだろうなあ(^-^;
 
 SSに煮詰まっている今、こうやって気分転換しています……、全然気分転換できてませんw

2004年7月20日(火) コミケの思い出
 今日は、CLANNADの伊吹風子嬢の誕生日でした。…やっぱ、設定で海の日と合わせたのかなあと思っています。
 
 さて、8月が近づき、そろそろカタログの販売も始まる「コミックマーケット」の足音が近づく季節となりました。近づくっていうか、もう目の前って言うか…。
 このイベントは、普段近所そこらのイベントではお目にかかれないような、超マイナーなジャンルの同人誌を探したり、はたまた、プロ並(もしくはプロ)の自主発行物に触れる機会だったりと、とにかくそれだけでも十分楽しみがあります。二次創作活動をやっていると、マンガにしろ何にせよ、非常に勉強になることもあります。企業スペースにはやはり疑問はありますが…。
 
 そんなコミケですが、ご存知のように夏・冬の2回あって、夏は3日間、冬は2日間というのが最近の通例になっています。男性向け・ギャルゲー系のサークルは、ほとんどが3,2日目に配置されています。
 
 僕が興味のあるジャンルといえば、かつては「久遠の絆」などのフォグ系と、KEY系でした。全盛期のKEY系サークルの数は、確か1000スペース越えていた記憶があるんで、ここ数年での衰退ぶりは明らかです。おそらく、TYPE-MOON系やサーカス系がかなりの割合を占めているものと思いますが…。
 
 そのコミケですが、僕は夏に2度、冬に1度行ったことがあります。夏も冬も凍死しかけた良い思い出があったりしますが(^-^;、そのスケジュールについてご紹介します。
 
【1度目・夏コミ】1999年8月
<予算>
・交通費:1万1500円+地下鉄代など(当初)
・宿泊費:0円
・グッズ代など:約5万円?(憶えてない)
 
1.AM5:00頃自宅発→PM16:00頃山梨県都留市着
※これは、山梨に高校時代の友人がいたからで、コミケ来場+友人に逢いに行くという両方の目的を達成しようとした無謀な計画でしたw
 
2(コミケ1日目).AM5:30頃都留市発→AM9:00頃有明着
→AM11:30頃会場入場
 
PM13:30頃有明発→PM17:00頃都留市着
 
3(コミケ2日目).友人宅で過ごす
 
4(コミケ3日目).AM5:00頃都留市発→AM8時頃有明着
→PM12:00頃会場入場
※3日目の人の多さに仰天しました。1日目の軽く2,3倍です。当然、会場に入場するのも遅れます。
 
PM13:30頃有明発→PM17:00頃都留市着
 
5.AM8:00頃都留市発→AM11:00頃秋葉原着
 
PM21:00頃神田発→PM24:00頃自宅着
※本当は、この日の夜行列車で帰ろうと思っていたんですが、東京散策中に青春18きっぷを無くしてしまい、慌てて(なぜか)新幹線に乗って帰ったという苦い思い出がありました。そのせいで交通費は倍に(T.T)
 
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 これが、僕の初コミケの日程表です。山梨の友人宅を根城に…って時点がおかしいんです。東京に出るのに3時間以上って(^-^; 睡眠時間も、平均で3時間くらいしか取っていません。
 しんどかった思い出しかないですねえ。何をしに行ったのかも憶えていないし、企業スペースも結局「どこにあったんだ?」って感じで…。友達いなかったもので。この業界にw
 
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【2度目・冬コミ】1999年12月
<予算>
・交通費:1万1500円+地下鉄代
・宿泊費:0円
・グッズ代など:約5万円?(憶えていない)
 
1.PM16:00頃自宅発→PM19:00頃岐阜県大垣駅着
※これは、大垣発東京行きの普通夜行列車、通称「大垣夜行」があるからです。今は「ムーンライトながら」になっているかもしれませんが。青春18きっぷが使える貴重な交通手段。超有名です。
 しかし、その列車は23:45発だったかな? ここから延々4時間も待ちます…。
 
PM23:45大垣発→AM6:00頃有明着
→AM11:00頃会場入場(冬コミ2日目)
※始発で来ても、やはり入場に時間はかかります。しんどかったです。
 
PM13:00頃有明発→PM23:00頃自宅着
 
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 たぶん、僕の記憶にあるコミケの中で、一番色々と充実した1日だったと思います。今思えば「ありえねー」な企業スペースのグッズが、全く並ばずに買えた奇跡(?)のコミケでした。だって、半年後には2時間半待ちとかになっているブースが、誰も並んでいないんですから…。
 逆に、山積みになっている「Kanonプレミアムブック」を見て、「これってホントにプレミアム物?」ってひとりツッコミしたくらいでw この半年後くらいには、ネットオークションで物凄い値段になっていたものだったりするんですけどね…。
 
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 3度目の夏コミは、日程が無茶苦茶だったんで、あんまり書きたくは無いんですが、何かリクエストがあれば書きます。
 基本的に、グッズ代以外のお金はほとんどかけていません。今年もそうなるかも…。

2004年7月19日(月) 筆が止まる…
 最近、SSを書くペースが下がっています。小説とかって、頭の中であまりにも構想が練りあがっている場合、その構想に辿り着くまでの文章を書くことが苦痛だったりすることがあるんです。特に、結末をしっかり練り上げているときなんかに起きやすい現象です。
 
 そんなグチは放っておいて、一応僕の中で今あるSSの構想なんかをまとめておきます。半分くらい実現すると本望ですね(全部書けよw)。
 
◆CLANNADもの
 最初はプロローグ物から書こうとしているので、逆にしんどいですね。自由度が高いのはやはり後日談ですから。
 
1.風子もの
・風子プロローグ(構想:90%、進行度:50%)
 最も早く書き上げられそうではあるのが、このSS。それでも書き始めて1週間以上が経過しています。
 もう大体の結末が出来上がっているんですが、公子の回想から書き起こしているので、オリジナルな部分が少なく苦戦しています。
 
・風子After(構想:10%、進行度:0%)
 風子シナリオのエンディング後です。全く未定w
 
・トゥルー後日談(構想:20%、進行度:0%)
 トゥルーの後日談です。各キャラの「目的」をどうするかで話の内容が変わってきそうですが…。
 
2.有紀寧もの
・有紀寧プロローグ(構想:75%、進行度:0%)
 もはや妄想でしかない有紀寧SS(予定)。後日談は色んな人が書きそうなんで、敢えてG'sより先に書いてしまいたい。
 
3.幻想世界の少女もの
 上手く構想が練れませんが、どっか書きたいですね。
 
4.芽衣もの
・芽衣後日談(妄想:80%、進行度:0%)
 あくまで妄想の後日談(予定)。あんまり陰の無いキャラなんで、実は書くのが苦手だったり…(^-^; そこは気合でカバーしますかねw
 
5.汐もの
・汐編補完シナリオ(構想:50%、進行度:0%)
 検証していくと納得するも、最初のプレイではあまりにもぞんざいな扱いだった汐編を、妄想などから膨らまそうとするシナリオ。
 具体的には、杏と風子を絡ませます(^-^;
 
 …できんのか?
 
◆Kanonもの
 CLANNADをやっていると、逆にKanonの話はたくさん浮かぶんですよね。不思議な…。
 
1.舞シナリオ後日談(構想:50%、進行度:0%)
 舞シナリオを現実的に見た後日談です(予定)。
 以前描いたのは、祐一×佐祐理さんの後日談だったんですが、舞がほとんど出てこなかったんで、そちらは没にして新たに構想を練っています。
 一度シナリオの検証をしないといけないんですが、舞が最後にとった行動の意味を、このSSで書けたらと思っています。
 
2.美汐プロローグ(構想:10%、進行度:0%)
 美汐が会ったという妖狐の話です。何時くらいの設定にするかとか色々詰めないといけないんですが、結構自由に書こうと思っています。
 
◆その他
・Key+Lia「Hanabi」小説(構想:80%、進行度:15%)
 Key+Liaの曲「Hanabi」の詞をモチーフにしたSSです。需要は全く無さそうですが…。
 詞に沿って話は進むんですが、舞台やキャラが完全にオリジナルなんで(^-^;、まあ僕の物書きのレベルアップに繋がればなあと思っています。
 内容はでも、Key作品に傾向として被ります。
 
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 AIRも書きたいんですが、今ある書きたいものが3つくらい書けたら、ゲームを再プレイしようかと思っています。
 というか、こんな雑記なんかを書いている時間があったら、SS書けよ、って感じですね(^-^;
 いや、気分が乗らないときは全く書けないんですよ。書いていても、キャラが生きないんですよ。
 
 では。

2004年7月15日(木) KEY+LIAのマキシシングル聴きました
 キーボードのログを取ってみたいと思うくらい、CLANNADをプレイし始める前と後では、キーボードを叩く回数が急増しています。日々、何かしら感じるものがあるという生活は、かなり充実していると言えますね。幸せなことだと思います。
 
 さて今日は、13日の雑記で紹介したように、ようやく買ってきた「KEY+LIA」のマキシシングルを聴いての感想などを書きたいと思います。
 告白しますと、実は最近(CLANNAD発売後くらい)まで、Key+Liaの作詞作曲が、麻枝さんだって知らなかったんです(^-^; だからスルーしていたんですが、気づいて慌てて買いに行きました。先日一般発売が始まった「Birthday Song,Requiem」「Spica」はどこの店にも置いていたんですが、「夏影」は1店しか置いておらず、かなり焦りましたねw
 
 聴いてみて全体的な感想ですが…、音と音の繋がりがぎこちなく聴こえる部分は、ほとんどの曲で感じました。サビまでにもうワンフレーズ欲しいな、という曲とか。
 ただ、曲調とか編曲、そしてLiaさんの声とかは素晴らしいですね。そして歌詞。実は、どの曲も似たようなイメージだと思うんですが、色々な描き方で作詞されているんで良いです。歌を聴きながら詞を読んでると、ホント色んなイメージが膨らみます。
 気になったのは、折戸さんが1枚目以外に参加していない(クレジットが無い)と言うことでしょうか。戸越まごめさんは2枚目の編曲をしていたりするんですが…。折戸さんは麻枝さんの音屋としての師匠なんですけどねえ。
 
 折角なんで、各曲の感想を。
 
・夏影(編曲:岡部亮)
 AIRの名曲「夏影」のボーカルバージョンといった感じでしょうか。第一印象は「懐かしい」と感じました。曲の「夏影」が懐かしいと言うよりは、叙情的というか郷愁を誘うというか…。アレンジが良いんでしょうね。完成度も、もしかしたらKey+Liaの曲では一番高いかもしれません。
 詞ですが、AIRのイメージですね。僕=神奈〜観鈴という感じで。やっぱりこいつらはひとりなのか?!って思うと寂しい気持ちになりますが。CLANNADにも通じるところはありますよね。
 
・nostalgia(編曲:岡部亮)
 「夏影」のc/w曲。
 曲調は、鬼束ちひろの曲にこんな曲があったなあ、という感じです。Liaさんの歌い方が似ているのです。声質が全く違うんですが。
 詞ですが、結局「別れ」なんですね。「僕は昨日を、君は明日を…」って、一生逢えないだろと思いましたが、「過去=思い出」「未来=現実」と取ると…。あまり書きませんが、良い詞です。
 
・Birthday Song,Requiem(編曲:戸越まごめ)
 2枚目のシングル曲。編曲が戸越まごめさんです。Kanonのアレンジアルバム「anemoscope」を手がけた人らしく、非常にリズミカルな曲調になっていて、ともすれば静かになりがちな麻枝さんの曲を、派手に飾りつけたなあと思います。良いです。
 詞ですが、一番難解かなあと思いました。「誕生日歌、鎮魂歌」って曲名から解かないと…。深読みすればいくらでも解釈できそうですが、やめときます。
 
・恋心(編曲:岡部亮)
 曲としては、やや未完成な印象を受けました。雰囲気とかは凄く良いんですけどね。サビのハモリの部分なんかは凄く綺麗です。
 詞ですが、AIRとかって考えるよりもONEの「えいえんの世界」のほうがしっくり来るかもしれません。「永遠を信じてた日に見つけた恋心」ですから。しかし、この詞の内容でONEを作ると…もはやグッドエンドは望めませんな(^-^; たぶん、それは彼の中ではグッドエンドなんだと思いますが。
 
 あと1点気になったのは、このシングルだけ、ジャケットに樋上いたるさんの絵が無いことです。単に都合がつかなかっただけだと思いますけど。
 
・Spica(編曲:SORMA?)
 編曲がゲーム音楽とかそっち方面ですね。実験的なアレンジに聴こえましたが、これはこれでイイ感じです。
 詞ですが、短編でも何か物が書けてしまうくらいに、インパクト強いです。イメージ的には、やはり幻想世界の少女のイメージが近いんですが、神奈や観鈴でも合います。
 と言うか、やっぱバラード調のこの曲も聴いてみたいなあ。印象が曲によってかなり変わりそうな詞です。
 
・Hanabi(編曲:萩原ゆう)
 編曲が、「Ana」の作詞の人と同じ名前ですが…何者なんでしょうか? 1番はパーカッションやベース音を鳴らさずに静かに入り、最初のサビから色々と音を合わせていく、こういう曲調は好きですね。
 しかし、この曲はKey+Liaの曲で一番良かったかもしれません。完成度では夏影のほうが上だと感じたんですが、トータルではこちらのほうが良いですね。
 詞ですが、すごくストーリー性が感じられますよね。しかし、閉鎖的な状況下で無力なふたりだけで、結局夢は叶わなかったわけで。「今度は…」というところは、ゲームの中でも感じることが出来ますよね。「ソララド」の「海鳴り」とも通じるところがあります。シチュエーションが違うだけで。
 
・Moon(編曲:たくまる)
 編曲が、(おそらく)Little Wingのたくまるさんです。ソララドのアレンジ(作曲も)をしている人です。ホント、この人のアレンジはめちゃくちゃ良いですね。麻枝さんの世界観を上手く膨らませている感じがして…。Liaさんの声をすごく生かしている感じもしましたし。
 詞ですが、やはりイメージは幻想世界ですかね。形容しがたいんですが、詞として良いなあと思いました。言葉が綺麗というか、表現が綺麗と言うか。
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 おおっ。長くなってしまいました。またもうちょい見直して、どっかのページに入れておきますかね。
 
 しかし、シングル3枚(計7曲)で4000円以上と言うのは決して安くは無いのですが、聴くだけの価値はありました。良かったです。
 このくらいの詞が書けたら、小説も簡単に書けるのになあ、と、改めて才能とか表現力の違いを痛感させられました。
 

2004年7月13日(火) 日本橋突撃での成果とか感想とか
 雑記とは言いながら、自分の今書きたいことを書きまくっているメイン化しつつあるコーナーです。
 
 今日は、休みを利用して「大阪のアキバ」日本橋に突撃してきたときに感じたことなどを書きます。
 
 思えば、無茶な行程でしたw
 
(移動手段…すべて自転車)
AM
10:00過ぎ…自宅発
11:00前後…散髪
11:30〜12…バッティングセンターで打ち込み(100球)
15:00…日本橋着
(店を物色)
17:00…日本橋発
19:45…自宅着
 
 移動時間は約6時間。おかげで腕がこんがり焼けましたw
 購入物は以下のものです。
 
・コンプティーク8月号(クラナド関係)
・key+Liaのマキシシングル3枚
・同人誌2冊(エ○)
・空の境界(TYPE-MOONの奈須きのこ著の小説)上下
・世界の中心で、愛をさけぶ(流行の小説)
 
…自分がどこに向かっているのかがさっぱりわかりませんw
 
 それで、日本橋のパソゲーショップを見ていて思ったことがありました。それは、ボクがAIR以降離れていたギャルゲー(マニア?)路線の流行の中心がわかったことです。
 
1.D.C.(ダ・カーポ)、水夏(すいか)…サーカス系
 おそらくはキャラ萌え路線だと思うんですが、この路線の人気が急上昇しているようです。いや、スタンダードになりつつあるようです。
 キャラ設定は、とにかくぶっ飛んだものになっているようですが…おそらく、萌えキャラとストーリーのギャップで人気を博しているものと思われます(全くやったことも触れたこともありませんが)。
 このメーカーのソフトは、とにかく色んなバージョンでソフトを出すものですから、いくらユーザーに出させる気?って思いたくなるようなメーカー側の配慮の無さ(策略?)には閉口しています。初回版・通常版・スペシャルパッケージ版・PS2版・PS2版のPC版…、それに、ファンディスクが数枚(D.C.について。りきお調べ)て。ちょっと買う気がしません。
 
2.Fate/staynight、月姫…TYPE-MOON系
 KeyがAIRでキャラ萌え路線から離れ、CLANNAD発売まで時間が掛かった+リーフがトゥハート・こみパ以降のゲームでイマイチ同人人気が出たゲームが無かった中、同人ゲームとしてリリースされ、同人ショップが拡大されていく中で「波に乗った」形で大ブレイクした「月姫」を祖とするジャンルです。「月姫」単体でも10万本くらいは売れたんじゃないかってくらいの凄さなんですが、「月姫」からの派生製品も軒並みヒットして、同人人気も、いわゆる「葉鍵系」から完全に奪った感があります。
 今同人の主流は、このメーカーの「Fate」ですからねえ。確かに面白そうなんですが、日本橋のパソゲーショップではほとんど売り切れてました(^-^; 初回版は10万本以上生産したのに売り切れですから、社会現象にも繋がりかねないブームと言っても過言では無いでしょう。
 
 ちなみに、「空の境界」という小説を買いましたが、このTYPE-MOONのシナリオ担当者の小説だったりします。ゲームは高くて手が出ないし、余計なエ○シーンも見たくないというのがあり、またこれは元は同人小説として刊行されていたものを商業作品化したものだったりするのですが、こちらのほうがその世界観や良さを体験できるかなあと思い、買いました。上下巻合わせると2000円以上もするんですが(^-^;
 
3.マリみて…マリア様がみてる系?
 同人界では、今はTYPE-MOONとどちらか?という人気の過熱ぶりです。何でここまで人気が出たのかがさっぱり分からないジャンルだったりします。
 元は「マリア様がみてる」という小説のシリーズから来ているのですが、いわゆる「お姉さま」「百合」という系統だと思うんです(読んでないのでわかりませんが)。「百合系」を望んでいたお兄様方が多かったのか、「お姉さま」スキーなお兄様方が多かったのかはわかりませんが、どちらにもあまり興味の無い僕にとっては、あまり触れることのないジャンルだと思います。
 
…とまあ、この3ジャンルが主な流行りだと思います。あと同人人気しているのは「ラグナロク・オンライン」もそうなんですが、ストーリーやキャラ云々はあまり関係の無いジャンルだと思うので外しました。
 
 しかし、パソゲーの老舗であるエルフやらF&C、アリスソフトらが主流ジャンルにはいないんですよね。もしかしたら見落としているだけなのかもしれませんが、この3つの流れには乗れていないし、その流れを作ったわけでも無いと思いますし。ちなみに、リーフもこの流れからは取り残されました。トゥハート2も今では…厳しいように思います。
 そんな中、かなり遅れてリリースされたのが「CLANNAD」だったりします。これら3つの流れと、これからどうぶつかっていくのかが楽しみではあるんですが…。「キャラ萌え」ではサーカス系と、「ストーリー性」ではTYPE-MOONと衝突すると思うんでねw
 
 とりあえず、「空の境界」を読んで「別世界」のブームに触れてみることにします。

2004年7月8日(木) CLANNADのサントラが夏コミ企業ブースで発売決定
 Keyのオフィシャルホームページに載ってましたが、今度の夏コミでCLANNADのオリジナルサウンドトラックが発売されるそうです。発売場所は、ソフトバンクのブースです。要は、コミケの「企業ブース」での販売なのですが、このコミケの「企業ブース」には、色々と疑問や不満のある人も多いんじゃないでしょうか? 僕がその一人なんですけど…。
 
 コミケの歴史に詳しいわけでもなく、ちゃんと調べたわけでもないので、ひたすら駄文になるかもしれませんが、ちょっと考えてみたいと思います。
 
 個人的な意見として、コミケの企業ブースは存在自体を批判的に見ています。これは、出展企業が大きければ大きいほど、出るべき/参加を認めるべきでは無いと言う事です。これは、かつて一般来場者として企業ブースにも行った事があり、さらに夏コミではありませんでしたが、関西の某イベントにサークル参加者として参加した事のある人間の意見です。
 
 まず、一般販売が前提となっているグッズの「先行発売」。無意味でしょう。そして、万単位の数で売れていくグッズ。これも一般の店に流通させるべきでしょう。夏コミで売る必要があるグッズなのか?と言うことが1つにあります。
 
 それは、コミケというイベントが何のためにあるのか?誰のためにあるのか?という問題から来ています。
 コミケは、元々は「同人の祭典」です。様々なジャンルで活動している自費出版…マンガや二次創作などのインディーズ活動家の集う「祭り」なわけです。そこには、オフィシャルはいません。ま、オフィシャルな人が自分の作品の二次創作を出す場合もありますが、基本的には「インディーズ」なわけです。
 ただ、企業は「オフィシャル」ですし、「インディーズ」ではありません。規模も全く違いますし、そもそもの参加理念が違います。企業は、間違いなく「利益」が前提にあります。さきほど書いた「先行発売」とか「万単位のグッズ」などは、明らかに利益を出すことを目的にしたものです。その他にも、今後発売される商品のプロモとかも、その後の「利益」に結びつけるものです。
 片や、同人サークルは、自分たちの描きたいものを発行し、そのジャンルや作品が好きな人に読んでもらう、という目的があり、利益という概念は存在していませんでした。最近は、商業なのか同人なのか訳わからん、利益追求型の大手サークルも増えてきて、同人サークル側にも問題が出てくるパターンが出てきましたが、多くの中小サークルは、本などの販売物で得た利益で、生活ができるとかいうレベルではないでしょう。ここが違うわけです。
 
 では、何でそういうものが問題なのか、ですが、それは、そうした利益を追求する一部の企業やサークルらに対応するための、例えばスタッフやスペースの確保が必要だからです。
 コミケのスタッフは、ほとんどがボランティアという話を聞いたことがあります。そのボランティアらが、企業の利益のために使われてしまうわけです。タダ働きさせられているも同然です。企業側からも整理するスタッフは来ているところもありますが、全員を自前でやりくりしているところなんてみたことありません(人がたくさん来るところに限って)。同人サークルの大手も同じようなことが言えます。
 コミケ主催者側が儲けているんじゃないか?という話もありますが、利益はあんまり出ていないようです…。カタログとサークル参加費用でほぼまかなっているのですが、東京ビッグサイトの3日間貸し切りってどのくらいお金がかかるんでしょうか(^-^; かなり入る金もありますが、出て行く金も多いわけです。それに、参加費用はあくまで「スペース代」なので、その企業なりサークルなりが占有する「島」のスペースがどのくらいかで参加費用が決まります。列が出来るからその整理に必要なスタッフ数は?という決め方はしていなかったように思いますし。だから、問題なのです。これが、利益を追求するイベント会社のイベントなら、集客のためとか色々と理由がつけられるのですが、コミケに関しては、入場者がいまさら増えた/減ったのは、もうどうでもいい規模まで来ています。むしろ、年々収拾がつかなくなりつつある「企業ブース」の問題を解決しなければならないところに来ているでしょう。
 
 ちなみに、僕は過去に3回くらい(?)コミケに行っていますが(夏2回、冬1回)、いずれも企業ブースに行ってます(^-^;
 1度目は、エンターブレインがKanonのビジュアルファンブックの特別編集版と、マキシシングルを出した夏コミのときです。あの頃は、まだ企業ブースがそれほど知名度が無く、全く列も出来てなくて、それらが山積みにされている中買いました(^-^; 他のゲームのグッズも買いました。
 しかし、それから半年後。エンターブレインの企業ブースには、山のような人だかりができていました。
 インターネットオークションでも、マキシシングル1枚が、原価1000円くらいのが4000円くらいで取引されているし…。バブリーでしたねw
 そういうのを見ていて、どんどん冷めていった自分がいたのも、企業ブースに対しての見方に繋がっていると思います。
 
 今度の夏コミですが、CLANNADのサントラが後々一般発売されるのは確実だと思うんで、特典とかなければ見送りたいなあと言うのが本音です。と言うか、何もつけるな(^-^;
 ちなみに、CLANNADのサントラはおそらく3枚組ですw 差分含むで45曲もありますからね…(^-^; AIRのサントラみたく、未使用曲も入っていると嬉しいんですけどねっ(無茶)。
 ※追記。サントラは3枚組で全45曲+ボーナストラック11曲の56曲! あんたらやりすぎだよ…。これで3500円なら安いですよねw 未使用曲は2曲だけですが、まあ容量というかボリュームはいっぱいいっぱいですね(^-^;

2004年7月7日(水) HP開設
前のHPが、一体何のHPかわけわかんない状態になってきたので、Key系のコンテンツだけを切り離したページとして独立させました。
 
元のHPは引き続き、ごっちゃごちゃのわけわかんない状態ですが(^-^;、さすがにお馬さんとKeyの関連性は薄すぎるんで…。
 
課題は、複数のHPを同じような頻度で更新し続けられるか?というところでしょう。
これに関しては、とりあえず夏の間までは何とかなりそうです。
 
今後の更新予定ですが、
 
・Kanon小説
 あゆ・名雪・佐祐理・香里の4本。
・CLANNAD考察
 風子の謎がまだですので、それを。
 
…これらがメインとなりますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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