エドワードランディ(Arcade)

冒険100連発です。いきなりクライマックスです。大好きですこれ。
ダイナミックなアクション、誰でもそこそこ楽しめる難易度、最高の
BGM。いいですね〜。

このゲームの海外版をご存じでしょうか。面の並びが国内版とは違っ
いるのです。
1面から順に並べると、日本で言うところの
  3面(ボート〜列車)
  4面(車)
  5面(トレーラー、装甲車)
  6面(基地)
  1面(水上飛行機)
  2面(飛行機)
  7面(破怪魔神)
という並びなのです。
そして実はこれが時間順に並んだ正しい順番なのです。
国内版1面のタイトル、「いきなりクライマックス」
これは「いきなりクライマックスのような展開」という意味では
なくて、「いきなりクライマックスの面から始まる」という意味
だったのです。
かつてこれ程大胆な面構成の変更を取ったゲームがあったでしょうか。
しかし複葉機を正面からとらえる国内版1面2面の構図は素晴らしく
インパクト十分。この変更は大成功だったんじゃないでしょうか?

しかし海外版はせっかく正しい順番に並んでいるのに、幕間のデモ
が一切カットされているのです。英語であのデモをやってくれたら
結構シビれたんじゃないかなぁ。残念。

また、外にも海外版の特徴として、大回転が2回転というのがあります。
鞭をどこかにひっかけてレバーを横に入れ続けることにより、ランディ
が大回転をするというこのゲームの売りのアクションであると同時に
「まわってりゃええやん」という大味な攻略法の元凶です。
国内版はランディが無敵のまま4回転もするもんだから、そのような
攻略法が成立する訳ですが、海外版は2回転なおかげで難易度激高!
かなり丁寧なプレイで進めていかなければなりません。
しかし、こっちの方が正しいゲームバランスのような気がします。
国内版をお持ちの方は(もうやっていると思いますが)回転なし
プレイをやってみると雰囲気が掴めるかも。

このゲームの残念なところは、体力メーターが分かりずらいところ
です。
スコアがそのまま体力になっているため、高次面では体力の桁数が
跳ね上がるのですが、敵の攻撃力も跳ね上がるためあまり変わり
ありません。そして、どの攻撃を受けたらいくら減るのかが全く
分からない上に、体力が残り少なくなっても警告音さえ鳴りません。
おかげで死ぬ時はいつも突然死。知らん間に死んでいる。気が付い
たら死んでいる。そんな印象なのです。

しかしまぁ、そんな問題は些細なもんですよ。
とりあえずやりましょうよ。ゲーセンで。
もうどこにもないと思いますけど。。。
ならば基板買いましょうよ。

本当に素晴らしい作品です。

いやぁ、デコって本当にいいもんですね。


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