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・チェーンの連続発生

のっけからいきなりルールブックにも載ってない内容なんですが(汗
「チェーンの連続発生」について。

まずは下のチェーンの図をご覧下さい。


《大嵐》の発動を相手が《マジック・ジャマー》で止めようとし、それを《盗賊の七つ道具》で押し通そうとした…といったケースのチェーンを図にしたものです。
ルールブックにも載っている例ですし普段デュエルしてる方なら特に説明は要らないでしょう。
ですが、ここに一つルールブックに載っていない事があります。それは…
「チェーン処理直後は"何らかの処理後"というタイミングであり、このタイミングでは呪速(スペルスピード)2以上のクイックエフェクトの発動が可能ということです。


つまり、図にするとこんな感じ。



さらに、2つ目のQ.Eの発動もチェーンブロックを作りますし、2つ目のチェーン処理後も再度「処理後タイミング」となるので


Q.Eがある限り延々チェーンを発生し続ける事が出来ます。

さらに、このタイミングで発動可能なのはあくまで「呪速(スペルスピード)2以上のQ.E.」なので、連続発生が続くとこの間呪速(スペルスピード)1の効果は発動出来ません
(チェーン発動出来ず発動可能タイミングも来ない為)



ただしチェーン1が「モンスターを(特殊)召喚」する効果タイミングを逃さない場合のみ、その直後は「モンスター召喚後」のタイミングとして扱われる為Q.E.の他に召喚時の誘発効果やモンスターの起動効果が発動可能となります。
(いわゆる「優先権の行使」が可能となる)
ただし呪速(スペルスピード)1中で発動可能に加わるのはあくまで召喚時誘発効果と起動効果のみであり、それ以外の効果である通常魔法等は未だ発動できません



通常魔法や召喚後以外でモンスター効果が使えるようになるのはこの「処理後タイミング」を双方優先権を放棄し通過してからになります。



もし相手の了解無く呪速(スペルスピード)1の効果を使おうとした場合、呪速(スペルスピード)2のタイミングで効果使用の意思が無い=優先権放棄と見なされて
巻き戻しとQ.E.の優先発動を要求される可能性があるので注意しましょう。