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・ダメージステップのダメージ計算時のチェーン

さて前回「チェーン処理後には再度Q.E.の発動が可能」という話をしたわけですが。

ーチェーン連続発生の図ー


実はこれが出来ないタイミングが一ヶ所だけあります。
それが「ダメージ計算時」というタイミングです。
(ダメージステップの各処理の詳細はニコ動の「やる夫で学ぶ遊戯王」の第17回が解り易いです)

さて、それを説明する前に。
公式用語の「チェーン」「チェーンブロック」は場合に寄って個々のカード効果のブロックを指していたり、積み上げたチェーン全体を指していたりして混乱しやすいので、ここではチェーン全体を指す用語として「チェーンタワー」という用語を定義することにします。



前回の話はチェーンタワーの処理後には再度チェーンタワーを組む事が可能、という話でした。
今回説明する「ダメージ計算時」ではそれが出来ません。何故か。
それは、ダメージ計算時のチェーン処理直後が実際のダメージ計算を行うタイミングであり、その後は「処理後」ではなく「ダメージ計算後」のタイミングとなるからです。


− ダメージ計算時のチェーンの図 −



これはこのタイミングで発動できるカード、《オネスト》や《BF−月影のカルート》の処理を行う際に問題となります。
通常 他のタイミングでカードを使う場合、1枚目をカウンターなどで止められたり不発にされたりしても、「処理後」タイミングにて2枚目を発動する、といった事が可能です。
が、ダメージ計算時ではそれが出来ない、と言う事です。


− ダメージ計算時のオネスト等の2枚目の追加発生 −


が、これは《オネスト》を2枚使う事は出来ないという事ではないので注意です。(ややこしいですが)
2枚目を使う事が出来ないのは「計算後」となる次のチェーンタワー内での話であり、
最初の「計算時」のタワー内ならば(呪速が上回らない限り)2枚をチェーンさせて発動する事が可能なのです。


−計算時の効果発動可能なチェーン位置−


チェーンを上に積むか、新たにチェーンタワーを組むかで状況は変わってきますので要注意です。