……というCMをご存知でしょうか。
PS専用ソフト『仮面ライダー』のコマーシャルで、
ラーメン屋だか居酒屋だかで戦闘員がそうつぶやくものです。
当時の小学生だった自分には、
非常にショッキングなCMでした。
「そうだよな。
戦闘員だって好きで戦闘員じゃないよな。
仮面ライダーになりたかったんだな」
恐らくこれが今にして思えばなんということでしょう、
自分の中の「悪の組織も色々大変なんだ」という認識のはじまりなのでした。
さてある日これまた小学生の自分は
ある日、仮面ライダーのビデオを観てふと気付いたのです。
「あれ……。
この戦闘員、前にも出て来たぞ……?」
以前、ライダーと格闘してぶっ飛ばされ画面から消えたはずの戦闘員が、
また別の話でライダーに立ち向かってぶっ飛ばされたのでした。
当然ながら単純に、ナカノヒトが同じなだけなんですけども、
自分はこう考える事にしたのでした。
「こいつは前にぶっ飛ばされた戦闘員だ。
でも死ぬまでにはいかなくて、再調整されて出て来たんだ。
戦闘員って大変だな」
『仮面ライダーになりたかった戦闘員』は、
そういう特撮のお約束の裏側みたいなものを描きたくて始めたものです。
当ホームページは08年12月31日を持って終了いたします。
『仮面ライダーになりたかった戦闘員』
『Dr氏上診療所』
『Re:』
の本編3つのみ自分の別サイトに移す予定です。
このお話を書くにあたり、
たくさんの方にご迷惑をおかけしました。
最後の最後ですが、もう一度この場を借りて非礼お詫びいたします。
そしてたくさんの方にご観覧、ご支援いただき
本当に、本当に嬉しく思います。
心の底から感謝致します。
ありがとうございました。
それでは
あなたの世界に、自由と平和がありますように。
2008/6/3
初回書き込みよりきっかり4年目の日に
ほね as あけいこう