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池袋

吸いたくもない煙草に火をつけてすぐもみ消したネット で何か見ようかと思ったがヤフーで何検索すりゃいいか わからなくて何も検索したくもないことに気づいてすぐ 消した2ウィークのコンタクトまだ使えるけどもういい や捨てた。 おりゃ。眼球丸洗いしたい部屋のもの全部捨てたいよう な気がしたけどよく考えたらそうでもない。 あぐぁ。体から強力な、強力な磁力を発して、世界中の 武器を武器を武器を俺の体にひっつけたい溶け合って飛 び散ればいい。今まで好きになった人が全裸で一列に並 んでるからそのドテッパラを高速飛行で貫いて。あぐあ ぐあ・・・。  カルタコルタ氏はそんなことをぐるぐる考えて、 ひとつの結論に達し、ベッドを飛び起きた。 「世界中の子供たちに今すぐ伝えなきゃ!」  そうだ。あのことを!今すぐに!カルタコルタ氏 はいてもたってもいられなくなって部屋を飛び出 た。文字通り飛びながら出た。肩甲骨の裏側から 火を吹いて轟音を奏でて不夜城を見下ろす上空へ。 地上またたく幾千の光を見下ろしてひと咆哮。そ れを聞きつけた千匹のカラスが迎撃体制を取って 完璧な布陣でカルタコルタ氏を包囲した。  全カラスの口はこれでもかというくらいガン開き になってその中に銃口!笑わして笑わして笑わし てくれんじゃねえかこのメカ・カラスが! 「限度超えてんじゃねえかよっ!愚の真骨頂とはこ のことよ!」  絶頂に達したカルタコルタ氏はぎゅにぎゅにち、 と分裂。3体のアメーバとなったがその絶頂は止 まらない。絶頂団!アメーバ3体の精巣はひととき に爆発し、鉄の精子が散弾銃よろしくぶちまけら れたからカラス!カラスよ。すまない全滅。 「全滅だと!?馬鹿なッ!」  メガ・カラス全滅の報告を受けたカラス部隊本部 の長官は激昂した。ドラリス博士があらゆる技術を 結晶させて作ったあのメガカラスがいとも簡単に パッツーンなってたまるか。長官は集めていた切手 を全部燃やした。あの頃のギラギラした自分を取 り戻すために。一方、ドラリス博士は自宅で一人、 友達の誕生日を祝うサプライズパーティーの計画が うまく立てられないことに業を煮やし、その逃避 行動として自分のすね毛を血がにじむほどむしっ ていた。誰もが眠れない夜。  そう誰もがこんな汚い池の底みてえなゴミ袋み てえな「生活」の中で眠れない夜を過ごしてる。軟 体動物みたいにグロテスクに互いを求め合って、 アメーバのように心の中のキラキラとドロドロを分 裂させあって。あぐあぐあ!


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