イナズマイレブンの人物・チーム辞典のようなもの。随時更新。










雷門中


・チーム概要

 もともとは11人も部員がいなかった弱小チームであった。試合をしてもまず勝てなかった。そのため、

 生徒会長であり、理事長の娘でもある雷門夏未によって廃部にされようとしていた。しかし、40年前

 には、全国大会で優勝候補にも挙げられるような伝説の「イナズマイレブン」と呼ばれるほどの強豪チ

 ームだった。現在のキャプテンは、「イナズマイレブン」の監督であった円堂大介の孫、円堂守である。

 彼が雷門サッカー部を立て直そうとすることから物語が始まる。


・チームメンバー

 円堂守

 キャプテン。ポジションはゴールキーパー。エイリア学園との戦いの終盤からリベロ(ディフェンダー

 でありながら隙を見て攻撃にも加わる役目)になる。必殺技は「ゴッドハンド」「ねっけつパンチ」

 「ばくれつパンチ」「トリプルディフェンス」「マジン・ザ・ハンド」「せいぎのてっけん」「メガト

 ンヘッド」。「トリプルディフェンス」と「マジン・ザ・ハンド」の扱いはアニメとゲームで大きく異

 なっている。アニメでは、「トリプルディフェンス」はフットボールフロンティア全国大会準決勝戦で

 偶然決まったもの、「マジン・ザ・ハンド」はフットボールフロンティア決勝戦でようやく完成したも

 のとして描かれている。それに対してゲームでは、「マジン・ザ・ハンド」はフットボールフロンティ

 ア全国大会1回戦よりも前に完成する。「トリプルディフェンス」はフットボールフロンティア全国大

 会準決勝戦の前に偶然決まり、それを準決勝戦で実際に使う、というものになっている。ただ、アニメ

 でもゲームでも、「マジン・ザ・ハンド」が「響監督には使えず、円堂大介にしかできなかった最強の

 キーパー技」という設定自体は変わらない。

 ゲームでは力を最大限に発揮できる、ベストポジションなるものが設定されているが、リベロとゴール

 キーパーを切り替えることはできない。デザームに比べると不遇な扱いである。


 立向居勇気

 元は陽花戸中のメンバー。ミッドフィルダーであったが、円堂守にあこがれてゴールキーパーになった。

 そして、猛特訓の末「ゴッドハンド」を習得、さらに「マジン・ザ・ハンド」を習得する。そして、円

 堂守も習得できなかった究極奥義「ムゲン・ザ・ハンド」を習得する。なお、アニメでは、ミッドフィ

 ルダー時は活躍できておらず、むしろチームの足を引っ張るような描写が多かった。しかし、キーパー

 になってからは、円堂が止められなかった、バーンの「アトミックフレア」を止める等、ある程度活躍

 している。ゲームでは、グランの「りゅうせいブレード」を、相性が不利な「マジン・ザ・ハンド」で

 止めたうえ、エイリア学園最強の技「スーパーノヴァ」を「ムゲン・ザ・ハンド」で止めた。「逃げな

 さい!」という瞳子監督の命令を無視して「スーパーノヴァ」に立ち向かうあたり、円堂を尊敬してい

 るだけのことはある。

 なお、62話にて、グランのノーマルシュートを必殺技なしで止めることに成功した。また、晩成型の

 究極奥義である「ムゲン・ザ・ハンド」を高速でG4まで成長させた。

 言い方は悪いが、おそらく立向居にはミッドフィルダーとしての才能はほとんどないのではなかろうか。

 その反対に、キーパーとしての才能は円堂を大きく上回っていると思われる。

 ・豪炎寺

 


 ・浦部リカ

 フォワード。大阪ギャルズCCCからやってきた。「マジで感謝!」時代のオープニング映像にも出て

 こない、エイリア学園からゴールを奪ったことがない、「イナズマイレブン2」から登場したキャラの

 中で唯一負傷してベンチ行きになったことがある、自身の最強シュートが相手キーパーに必殺技なしで

 たやすく止められる、等とにかく扱われ方が悪い。ちなみに、筆者の記憶が正しければ、彼女がゴール

 を奪ったのは、御堂との合体技によって円堂から1点、個人技によって立向居から1点の計2点のみ。

 そのどちらも、無ければ無いで構わなかった(つまり、その1点がなくとも試合には勝っていた)とい

 う、悲しい運命がある。そして、エイリア学園からゴールを奪ったことはない。

 筆者の個人的な想像だが、ゲームでの都合に合わせて作られたキャラだと思われる。以下、ゲームの流

 れ。

  初期フォワードは染岡と豪炎寺→2章にて豪炎寺が去る→3章にて吹雪が入る→5章にて染岡が去る

  →6章にて浦部が入る→8章にて豪炎寺が入る

 ポイントは、5章にて染岡が去ってから8章にて豪炎寺が入るまで。この間、フォワードが(吹雪をフ

 ォワードに回していたとしても)吹雪1人になる。吹雪をディフェンスにしていてらフォワードがいな

 くなるのである。レベルファイブは、これではさすがにきついと判断したのだろう(実際、6章のイプ

 シロン戦は苦戦必至である。)。



エイリア学園 セカンドランクチーム ジェミニストーム。

 ・チーム概要

 アニメでは、第27話から第34話まで登場(回想シーンは除く)。雷門に勝った回数が最も多いチー

 ム。


エイリア学園 ファーストランクチーム イプシロン

 ・チーム概要

 デザーム率いるチーム。エイリア学園のチームすべてに言えることであるが、控えの選手がまったく存

 在しない。おそらく、体調管理によほどの自身があるのだろう。

 アニメでは、第34話から第52話まで登場(回想シーンは除く)。

 パワーアップすると、「イプシロン・改」という名前になる。ネーミングセンスについてはあえて触れ

 ないこととする。なお、ギリシャ文字を2つ使って「ε・χ」と書くと間違いになる。

 ゲームでは、エイリア学園の他のチームに比べて登場期間が長い(ザ・ジェネシスのグランを除けば。)。

 51話・52話がまとめて放送されたスペシャルの最後に、カゼルの手で1人残らず消されてしまった。

 そのガゼルについては、ダイヤモンドダストの項を参照。デザームの最後の笑顔が、彼らのサッカーに

 対する思いを表しているようにもみえる。


 ・チームメンバー

 デザーム

 キャプテン。ゴールキーパー。・・・かと思いきや、アニメの51話最後にて、本来のポジションがフォ

 ワードであることが判明。ゴールキーパーは専用のユニフォームを着なければならないが、着替えが楽な

 ため、簡単にポジションチェンジできるのが特徴。前の週に完成したばかりの「せいぎのてっけん」を

 「グングニル」で破り、続けて「グングニル」の連発と「強くて速いドリブル(角馬談)」で雷門イレブ

 ンを全滅に近い状況に追いやった。しかし、「強くて速いドリブル(角馬談)」も豪炎寺には全く通じず、

 強力なキーパー技「ドリルスマッシャー」も彼の「ばくねつストーム」の前に敗れた。他にも「ワームホ

 ール」というキーパー技を持つ(ドリルスマッシャーより威力が下。)。雷門との1回目の対戦では、吹

 雪の「エターナルブリザード」を必殺技なしで止めた。2回目の対戦では、鬼道(と一之瀬)の「ツイン

 ブースト」をはじめ、ほとんどの技を必殺技を必殺技なしで止めていた。3回目の対戦では、ほとんどの

 必殺技を「ワームホール」で止めていた。雷門のパワーアップ具合が分かる一方、自身の最強キーパー技

 「ドリルスマッシャー」をほとんど使っていないわけで、その力は今なお非常に高いレベルにあると思わ

 れる。

 51話・52話がまとめて放送されたスペシャルは、実は彼のためにあったのではないか、と思うほどに

 活躍している。ゴールキーパーとして雷門のシュートを止めまくり、シュートによって雷門のメンバーを

 倒しまったというのは、豪炎寺以上の活躍かもしれない。少なくとも、活躍していた「時間」は豪炎寺よ

 り長い。イプシロンがデザーム11人なチームではなくて本当に良かった(というか、キーパーとフォワ

 ードに2人デザームがいたらものすごく強いだろう。鬼道が言っていた、「吹雪が2人いたら」というセ

 リフと同じようなことがこのチームにも当てはまる。)。



 ゼル

 フォワード。なのだが、デザームの本来のポジションがフォワードであることを考えると、彼の本来のポジ

 ションはゴールキーパーということになるのだろう。雷門との初対戦時には、強烈なインパクトを持つシュ

 ート「ガニメデプロトン」を放ち、話題をさらった(このときに登場したエイリア技がこれだけであったせ

 いもあるかもしれない。もっとも、デザームがエターナルブリザードを技なしで止めたことも話題になった

 ようだが。)。





エイリア学園 マスターランクチーム ダイヤモンドダスト

 ・チーム概要

 アニメでは、第52話から第58話まで登場(回想シーン及び顔が不明確なシーンを除く)。エイリア

 学園のチームの中では最も登場期間が短い。そうはいっても、実はジェミニストームとさほど変わらな

 いが。ジェミニストームの登場期間が長いと感じるのか、ダイヤモンドダストの登場期間が長いと感じ

 るのかは不明。これをご欄になっている皆様はどう感じておられるのだろうか。

 イプシロン・改が破られた次の週から2週にわたって雷門と戦った。しかし、アフロディの加入やキー

 パーの貧弱さなどが相まって、「アニメではエイリア学園史上初の、初登場ながら引き分け」という何

 だか不遇なチームとなってしまっている。むしろ、雷門の弱点を浮き彫りにさせ、雷門の強化に貢献し

 た。しかし、中には強力な選手もいる。


 ・チームメンバー

 ガゼル

 キャプテン。フォワード。雷門と戦ったときに点を入れたのは彼のみ。パワーアップした(デザーム談)

 はずの「せいぎのてっけん」を2度も破った。攻撃力はデザームを超えるということだろう。しかし、

 アフロディが豪炎寺に出したパス全く反応できていなかったり、冷静さをすぐに失ったりしている辺り

 あまり優れたキャプテンとは言えないかも。

 若干話数を挟んでいるとはいえ、ノーマルシュートを技なしで円堂に止められてしまっているため、グ

 ランよりはやはり実力が劣ると思われる。

 作画の影響で、手が切断されたことがある。


 ゴッカ

 ディフェンダー。他のチームからスカウトされたメンバーを初めてベンチにひっこめさせたプレイヤー。

 しかし、リカを退却させられたのはいいが、立向居を退却させることはできなかったうえ、アイシーの

 手を借りないと他のメンバーにパスすることはできなかった模様。プロミネンスのディフェンダーと組

 むと宇宙最強のディフェンスになるらしいが、その真偽はかなり怪しい。


 べルガ

 ゴールキーパー。しかし、ゴッドノウズに対して必殺技を発動せず、結果としてダイヤモンドダストを

 「アニメではエイリア学園史上初の、初登場ながら先取点を得られたチーム」にしてしまったり(ゴッ

 ドノウズと同じようなポーズをとりながらゴッドノウズを見ていたので、アフロディやゴッドノウズに

 見とれていたのか?)、「ばくねつストーム」にあっさり「アイスブロック」を破られたりと、ほとん

 どいいところがない。最初だけはすごく、「ゴールからゴールへボールを投げる」という謎なことをや

 ってくれた。なお、「つなみブースト」等を止めているシーンはあるが、これくらいならデザームもや

 っていた。むしろ、デザームに比べて「ばくねつストーム」に対する粘りがない(興味がある方は比較

 ・確認を。)ので、デザームより弱いのかも。


 クララ

 アニメではほんの一瞬だけ雷門を脅かした。しかし、綱海によってあっさり対処される。綱海がすごい

 のか、クララ・ガゼルが大したことないのかは謎。


 アイシー

 



エイリア学園 マスターランクチーム プロミネンス

 ・チーム概要

 アニメでは、チームの11人中6人が「ザ・カオス」のメンバーとして出てきたのみ。しかし、その功

 績は結構大きい。

 アニメでは、第48話から第??話まで登場(回想シーン及び顔が不明確なシーンを除く)。


 ・チームメンバー

 バーン

 キャプテン。フォワード。1人で雷門イレブン全員の守りを突破し、「アトミックフレア」で、相性不

 利なはずの円堂の「マジン・ザ・ハンド」を破った。しかし、相性有利な立向居には止められてしまった。

 が、その週に完成したばかりの「ムゲン・ザ・ハンド」を「ファイアブリザード」で破ったため、強いの

 か弱いのかよくわからない。もっとも、ネッパーの項にあるように、カリスマ性はすごいものと思われる。


 ネッパー

 ミッドフィルダー(鬼道談)。アフロディのヘブンズタイムを発動後に破るという恐るべき技を成し遂げ

 た人物。しかも、2度。しかし、プロミネンスであることにプライドを持ちすぎているのか、ダイヤモン

 ドダストの手を借りようとしなかった。結果として、カオスを構成していた2チームの仲を引き裂く原因

 となってしまう。もっとも、バーンとガゼルは仲間割れしなかった。彼らによって2チームの仲直りが実

 現するあたり、あの2人のカリスマ性はすごいのだろう。


 グレント

 ゴールキーパー。ベルガのキーパー力には問題があると判断されたせいか、カオスにも参戦した。が、結

 果としてアニメのエイリア学園キーパーの中で最多失点(7点)を実現することとなる。ちなみに、得点

 は、アフロディに2点、豪炎寺に1点、鬼道(及び土門と円堂)に2点、綱海に1点、円堂に1点入れら

 れている。



エイリア学園 ファーストランクチーム ザ・ジェネシス

 ・チーム概要

 アニメでは、第44話から第??話まで登場(回想シーン及び顔が不明確なシーンを除く)。エイリア学

 園の他のチームに比べて登場期間が長い。ゲームでは7章から9章まで(10章の最初までだったかもし

 れない)と、イプシロンの、3章から8章まで活躍という期間にかなわない。この差はどこにあるかと言

 うと、プロミネンスとダイヤモンドダストの登場である。この2チーム、ゲームではエンディング後に戦

 うことになる。それに対して、アニメではシナリオ中で(どんな形であれ)戦っている。よって、その後

 に戦うザ・ジェネシスの登場期間も長くなるのである。

 なお、キャプテンのグランは第36話の時点で登場している(というか、オープニングにも出ている。)。

 これを考慮すると、活躍期間がさらに長くなる。


 ・チームメンバー

 グラン(基山ヒロト)

 キャプテン。「イナズマイレブン(1)」のラスボスチームのキャプテン(アフロディ)は、ミッドフィ

 ルダーだったためにあまりシュートを打てなかった。それを反省してか、今回のある意味でのラスボスチ

 ームのキャプテンであるグランはフォワードになっている。アニメとゲームでは必殺技「りゅうせいブレ

 ード」の扱いがだいぶ異なる。ゲームでは相性がいいはずの立向居の必殺技「マジン・ザ・ハンド」にす

 ら止められてしまった。一方、アニメでは、究極奥義「ムゲン・ザ・ハンド」をも破る力を持つ。また、

 ゲームでは「りゅうせいブレード」だが、アニメでは「流星ブレード」と漢字表記になっている。どちら

 がかっこいいかはほぼ明白だと思われる。ます、アニメ45話では、宇宙からビームが発生するシーンが

 抜けていたため、かっこよさが半減している。なんにせよ、刃の雰囲気が欠片も感じられない。

 円堂守のことを、円堂と直接話す時には「円堂君」と、エイリア学園の者の前では「円堂」と呼んでいる

 (両方の条件が重なる場合には前者を優先。)。これをほぼ守りとおしていたが、54話にてその鉄壁が

 崩壊する。

 アニメでは、アニメの中でも珍しい、「必殺技を使わずに必殺技を破る」ということをやってのけた。し

 かも1度ではない(45話にて「マジン・ザ・ハンド」を、61話にて「アイスグランド」を破ってい

 る。)。

 ちなみに、彼のノーマルシュートは、円堂の「マジン・ザ・ハンド」を破っているが、不動明夫は怪我を

 した円堂の「ゴッドハンド」すら破れなかった。また、円堂の「マジン・ザ・ハンド」は、イプシロンの

 「ガイアブレイク」をそれ以前に止めている。よって、グランのノーマルシュートの威力はかなりすごい

 ことになっている。

 また、円堂の前に登場する時のセリフは、「やあ、円堂君。」が多い(初登場の36話の時にはともかく、

 44話で2回、58話と59話と68話で1回ずつ。48話と60話では使われなかったが、割合として

 は結構なもの。)。



 ウルビダ

 ミッドフィルダー。ゲームでもアニメでも、チームの中でも移動速度がかなり高い部類に入る模様。ゲー

 ムとアニメで大分顔が違う気がする。ペンギンを生み出せる超人。



 ウィーズ

 フォワード。ゲームでは、シュート技とスキル技しかおぼえないため、ドリブルが得意な仲間がいないと、

 ほとんどまともに戦えない(ドリブル技を秘伝書で覚えさせようとしても、エイリア学園の選手はTPが

 低いため、使いどころが非常に限られる。)。しかし、スーパーノヴァを覚える数少ない選手でもある。

 ステータス的には威力十分。選手ステータス画面でよく見ると、「デュエルマスターズ」シリーズのザキ

 ラに似ている気もする。