制作第09号 ガシャポン イングラム１号機
[07年01月11日完成]意外とはやく出来ちゃったＳＤパトレイバーのアルフォンスです。
前にちょっと書きましたが年末の武器無しジャンクガン消し詰め合わせに入っていたものです。
抱きしめて MIDNIGHT BLUE 〜♪
後でブックレット調べたらコレOVA版の色だったんですね、TV版カラーにしちゃった。
接写するとツライ
けいしちょ
耳が小さいのが残念
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アニメ「パトレイバー」の主役機。 ジェガンに似てる気がしたがそんなこと無かったぜ！ |
塩ビ人形の塗装にはベンジンを使って硬化させるとやり易いです。説明は後ほど。
硬化後も塗料の食い付きはとても悪い(実は経験あり)ので、メタルプライマーを使いました。
しかし、その後の工程を考えるとＶカラーというソフビ用塗料の白で下地を作って、
その後ラッカーで塗った方がいい気がしました。
(といっても実物を使ったこと無いのでなんともいえませんが、硬化が早くて扱いが難しいとか)
というのは、塩ビの色を隠すのがとても難儀だからです。
パトレイバーみたいな白い奴は特に苦労します。(肌色透ける透ける)
今回白はガンダムカラーホワイト５、その上にガイアカラーの白と塗りました。
そうそう、前回の斎造の羽がエアブラシでミスる理由が判りました。
やはりニードルが(ほんの少し)曲がったことに原因があったようです。
何故判ったかって？
ホワイト吹いたら
気泡が出まくったからです！
おかげでコレとかエルガイムが大変なことに・・・、いまだに少し後遺症が残ってます。
ニードルは数百円で注文できますが、おかげで暫くは使用不能に。
ま゛、普通に筆で白塗って、その後は滞りなく塗れました。
前回からのニューホープ「縫い針」が大活躍！
・・・とは言いませんが要所要所でいい働きをしてくれました。
やはり平面を塗るには筆に一日の長があります。(塗り難い)
しかし溝の塗装に関しては縫い針のまさに独壇場！
塗料は薄めに溶くが良いようです。
目のクリアグリーンもうまく塗れ、
こっち使えばよかったと思った発色のエナメル金で桜の代紋も塗り、
さぁスミイレだ！
今回スミイレは拭き取り黒でラインを塗った後、拭き取りグレーで陰影を付る方法を取ったのですが・・・。
やはり少し汚くなってしまう、接写すると余計に粗が出てしまう。
スミイレしないという手もありますが、白い機体は立体感が出ないという問題も。
(やはり何か一計を案じるべきか、あるいはウェザリングか？いやもうウェザリングか)
あとはクリア吹いて終わり。
やってみた感想は・・・楽ッ！！
なんでこれがすぐに出来て、斎造の塗りに何日も掛かるんだ！という印象。
(ま、その時の手痛いノウハウがあったり、今回ツートンカラーで楽だったという事もありますが)
組み立て接着工作なしですぐ塗れるというのは非常に楽！
塩ビの単色も味があって好きなのですが
BB戦士などの塗ってみると見違えるという感覚を手軽に楽しめるというのはとても魅力的。
このアルフォンスも当時この出来で５０円(100円２個入り)だったのだから恐ろしく羨ましい時代だ！
ま、でもこのアルフォンス作ったら満足しちゃったか暫くはいいかな・・・。
さて最後に、ベンジンについてですが。
ベンジンは衣服のしみ抜きなどに使う石油製品で、薬局・薬店などに売っています。
これに(引火しやすいので火の元には注意)ガシャなどを付けておくと
塩ビの可塑剤が抜かれ、硬化と凝縮するのですが・・・、
どうやら残念なことに最近のガシャは可塑剤が変わって出来なくなってきてるらしいです。
昔のガシャなら問題なく出来ます。
ええと、完全硬化までに大体１週間漬ける・・・一週間？
しまった・・・アルフォンス多くても２日位しか漬けてなかった。
どうりで数ヶ月前に塗ろうとして、失敗して、サジ投げた兵士ハイザックと大きさも硬さも違う訳だ。(画像参照)
まいっか、ある程度は硬くなったし経年で硬くなると聴くし。
とにかくちゃんと漬ければ画像のハイザックのように(２つも共同じものです)二周りほど小さくなり、
硬さもレジン並になり加工や塗装等もしやすくなるという訳です。
興味があったら試してみてください。
―追伸―
・・・っと、手元にあるガシャポンミニブックを見てみたところ
フルカラーなどのある時期から
「フタル酸エステルは使用していません」
と注意書きされるようになってます。
つまりこれ以降のものは硬化できません。
クソ！なんて時代だ！
(2007年12月5日追記)
ミニモデル修行第二弾。
失敗ではないのだが、やはり汚い。
実寸だとそんなに酷くないと思うのだが・・・
拡大してるためふき取りタイプは小さいモデルには鬼門だ。
むしろ墨を入れないほうが綺麗になると思う。
字が汚いのは御愛嬌。
あとクリアはかけない方がクリアカラーは綺麗だったと思う。
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