remove
powerd by nog twitter

制作第08号 BB戦士284内 斎造

[07年01月08日完成]
可愛い顔してたのに、その正体にちょっとがっかりな気もした
(いや、けして嫌いな訳ではないのですが・・・)
サイゾーくんです。
ジャンクボックス入りしてた「鉄機武者斎胡」より作りました。
どうせジャンクになってしまったのだからもう斎胡にしなくていいやと股の接続部も埋めてます。








分解図


大きさなど



斎造
えーと、結晶鳳凰のいたずら(?)で変化した斎胡さんです。
牛若丸とか一寸法師とかそこら辺が入ってる気がします。

もうはっきり言ってもう最初の方は覚えてません。
新兵器「ホットナイフ」(半田ゴテのコテ先をナイフにしたもの)の実験も兼ねていたと思います。
バックパックのチョンマゲ、本体のチョンマゲ、首、足2本をホットナイフで切りました。
じわじわ焼き切る感じで比較的使いやすいのですが油断すると変形してしまいます。(左肩が歪みました)
ノコと違いごみが出なく早く切れるので良いのですが、ダイオキシン(?)もたくさん出て臭いです。
よく換気しましょう。あと切り口がジュクジュクになるので表面処理が念入りに必要になります。


切ったはいいものの、どうやって接続するか・・・。
はじめは間接パーツを使おうと思ってたのですが、あまりに小さくて無理。
いろいろ考えて真鍮線1mmがいい感じだったのでそれを使用。(マゲと足)

頭の機構はHJを参考。HJではボールジョイントでしたがプラサポ(たしか大)を使用。
受け手に凹、ボール、逆凹と付けて行き逆凹の受け手部分をピンバイスで拡張。
もともと本体とのドッキングに使っていたポリキャップ(こちらも少し拡張)にプラ棒で接続出来るようになっています。
プラサポはそのままだと硬すぎるのでボール受け手をすこし平行に切っています。
これでかなり自由に首を回せます。

更に、HJでは右手左手の分割可動のみでしたが、プラサポ使用で頭の空間が広くなった分、
手を上向きにできるようにもなりました。

バックパックと頭もそのままだと干渉するので
見えない部分(斎胡のマスク部分)も大胆にホットナイフで焼き切りました。
合体オミットしたから出来る荒業。



まぁ工作は大体そんな感じで塗装へ・・・ギャフン!

う、腕の金が・・・塗れない!

金は下地シルバー、上にクリアイエロー+クリアオレンジ(少量)だったのだが、
[以前アルデバランでクリアイエローを使ったのだが、黄色すぎて金に見えなかったので作った。
原液がみかんの皮の色にそっくりなので以下これを「クリア蜜柑」としよう。]
それは二度同じところを塗らねばならず。このミニサイズモデルでやるべきではなかったのだ。
しかも腕が奥まってて非常に塗りにくい!
ミスった・・・先に塗るべきだった。
筆じゃうまくいかんし、仕方が無いのでエアブラシで塗ってマスキングすることに。

そこでマスキングゾル改というもの使用。テープも巻いて完璧だとやってみる!

あかん!マスキングゾルが取れなくなった!
凸凹した所に使ってはいけなかったのかコレーッ!?
かすが残って取れない!
仕方が無いので水に浸しておく・・・。

など右往左往しながら数度のシンナードボン・・・本体ぼろぼろにならないかとヒヤヒヤ。

なんとかそれっぽくしてスミイレ直前でコミケに逃亡。(途中もゲームしたりしてサボってましたが)
三が日を寝正月で過ごし、完成だー!とスミイレとシール貼りに入るのだが
う・・・スミイレが汚い。いつもはふき取りタイプで問題なく出来るのだが密度のせいで凄く荒が目立つ。
でも仕方ないか・・・となるべく拭いて妥協!

クリア吹き、武者なのでと今回はつや消しにしたのだが・・・・。

つや消えすぎ!フラットになりすぎたー!

金の光は消えるし、なんだか違う・・・せめて半光沢にしておけばよかった・・・。
取り戻せない工程だけに今回最大の失敗・・・ギャフンorz

本体は完成したが問題は金の羽。
今回最ドボン数を記録した部分、エナメルシンナーも使ってるため、
いつ崩壊してもおかしくない!

エアブラシのニードルが曲がったせいか(はやく部品注文せねば)、俗に言う水を吹くという現象なのか
クリア蜜柑を吹くと原因不明の斑点の塗り残しを作り出し、結局最後まで大いに苦しめてくれた。
最初赤部分のためにマスキングゾルも使い無意味な上に一番取れなくなったのもココだった。

今回、終盤に大活躍したのは新ツール「縫い針」

・普段は穴の開いてる頭を使い、更に細かい部分にはハリ先も使えるという優れもの!
・面相筆やつまようじでもイレギュラーする細かい塗装でもラクラクこなせる救世主!
・穴がペン先の効果を持ち塗料がすぐに無くならない!
・金属だから掃除が楽で何度でも使える!種類も豊富!

何でもっと早く気がつかなかったんだろう。
もう彼なしでは考えられません!!

という訳で今回は小さいながら大変修行になりもうした。



(2007年12月5日追記)
あーこの頃から変な造語が・・・。

小さい物に慣れればどんな塗装にも対応可能だろうという考えの
ミニモデル修行編第一弾。
そして解り辛いですが本格的な改造第一弾。

小さいのを拡大してるため汚く見える・・・。

まー上に書いてるとおり辛かった。
こんなんで一ヶ月くらいかけてます・・・。
しかもクリア塗装の失敗という痛い結果に・・・。
金は完全に死にました。あとたぶん塗装カブってます。(湿気が多い日のくもり現象ね)

縫い針は今はあまり使ってません、というか使う機会がなくなったというか・・・。
使えないことも無いのですが慣れてきて大体のことは筆で出来るようになったので・・・。
まー使い時があれば使うでしょう。


改造の最大のポイントはチョンマゲをちゃんとチョンマゲにしたことかな?
斎胡持ってる人は見てみてください。

ホントは並べるためにマーク2も作る筈だったのですが・・・。






戻る