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制作第07号 ミニ四駆 マンタレイ・ジュニア

[06年12月04日完成]
80年代後期から90年代初頭、世はミニ四駆ブーム。
私も御多分に洩れずミニ四駆ブームに興じていた子供でした。
その時の愛機が彼「マンタレイJr.」でした。
残念ながら犬の糞に突っ込むという悲劇の最期を遂げた(泣)
彼を完成させようと作ったのですが・・・。






マンタレイJr.
マンタレイJr.です。
Jr.じゃない方が欲しいです。
誰かください(死)

なんというか、初心者らしい作例になったというか、
小学生みたいな作例というか、はい失敗しました。
今回、ボディーに二種類のラッカー銀を調色したものを使いました。(銀1:スーパー銀1)
銀が足りなくなって違う銀を混ぜてできた偶然の産物で比重が違うためエアブラシで吹くと
立体感が出てなかなかいいと思ったのですが、
この比重が違うと言うのが曲者で、筆塗りするとほぼ間違いなく斑になります。
リタッチしようとすると必ず調子が合わなくなります・・・。
何度も何度も繰り返し、結局斑は妥協。

シールを貼る。これがまた曲者。
作ったことある人は判ると思いますが、ミニ四駆のシールは厚手で剥がれ易い。
普通は塗装で再現するのですが
ボディーにない模様が入ってるためマスキングによる作業は非常に大変。
(大体マスキングは苦手で絶対やりたくない人間なのだ)
おまけに塗装のペーパーかすが残っていたため倍剥がれやすくなってる。

そこで一計を案じた。クレオスの「美色透明接着剤」。
これは透明の接着剤で糊の様な質感。
これでコート出来ないか紙(シール)が付くかランナーでテスト。(裏書に書いてなかったので)
出来そうなのでやってみたら・・・・大変だ。
一応くっ付いた、でも接着面からはみ出してる部分がまんま糊の乾いた状態に!
糊のかすを一所懸命とる!微妙に取り切れない、かすが残る。
しかも一部接着面まで剥がしてしまう。

素直に瞬間接着剤で強化したほうが良かったかと使ってみるが・・・・。
なんてこった!はみ出したところがぼこぼこに!

糊かす取りに使った薄め液で塗装も剥がす始末。
調色シルバーは斑になるので諦めてシルバーでシールを触らないようにリタッチ・・・。
車両用ラッカークリアー「ボデーペン」を希釈して吹いて終了。
研ぎ出しやるつもりで使ってたんだがシールの暑さと仕上がりの悪さから断念・・・。

画素の荒さとクリアーの性で多少は見れますが、(ホント、クリアは重要だと痛感させられる)
完成させてこんなにテンションが下がった作品は初めてだ・・・。
まぁガリガリ遊ぶには気兼ねしなくていいかな。ハァ

ハ!これはもしや!「イヌの糞」の呪いなのかぁ!?

最後に
ミニ四駆のシール対策としては結局最良だと思った結論は
『既存のシールをスキャナーで取り込んでプリンターでデカールにする。』
という手段ではないでしょうか?
(プリンター持ってませんが・・・欲しい。)




(2007年12月5日追記)
まー当時も言ってるけど失敗作です。
余ってる銀を混ぜたから大変なことに・・・。
一応マスキングもしたのですが失敗して、
この頃から(ナイトから?)マスキングを避けて通るようになりました・・・。

シールはやはり曲者です。
一応解決法としては水で薄めた木工ボンドを塗るといったところでしょうか?

プリンタ使ってデカールとか言ってますが、
プリントは色が変わってきてしまうため加工が必要かも・・・(まだ試してません)。

やはり上手くマスキングして一つ一つ模様を塗装していくのが理想。
死にますが・・・。






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