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聖機兵物語

復活の聖機兵



ザビロニア戦役から数年、
平和を取り戻したブリティス王国に傷ついた使者がたどり着いた。
海を渡った大陸のはるか東方にある、
ラゴル地方の『ダバード王国』からやってきたという。
使者はキングガンダム2世に謁見し国の危機を訴えた。

ある日、ジオン族が『ネオジオン族』として再起し、
各国を侵略し始めた。
ダバードにもその魔の手が及んでいる。
彼らは『機兵』という巨大な人型兵器を使っていた。
それに対抗した軍勢は、その圧倒的戦力で
次々と蹴散らされるのみでなす術がない。
そこで、その名も高き『円卓の騎士』の力を、ぜひ借りたい、と。

キング2世は、しばし沈黙の後、傍の『灼熱騎士F91』に対し、
ダバードへ旅立つよう命じた・・・。

ダバードの王国に着いたF91と従者『銀騎士ビギナ・ギナ』は、
国境に近い『ルガシ村』に宿をとっていた。
そこで東方から来たという娘『セシリー』と出会う。
しかしその夜、ネオジオンの『機兵ド・ズーカ』によって、
目の前で『セシリー』が浚われてしまう。

セシリーの『侍女マチルダ』はF91に、
セシリーは実はネオジオン族を治めるロナ家の姫、『ベラ』であり、
家を捨てて逃げているところだった、と告げる。
そしてF91にセシリー救出を願い出たのだ。
その願い出を引き受けたF91とビギナ・ギナは
ダバード城から出向していた騎士、
『騎士ガンダムGP01』、『重騎士ガンダムGP02』とともに、
浚われたセシリーを追うのだった・・・。


巨大な足あとは、太古の王の墓である、『王家の谷』へと向かっていた。
王家の谷の壁に、人が1人やっと通れるくらいの道を見つけた一行は、
次々と突入した。
道中『セシリーの耳飾り』を手に入れるF91達。
王家の谷の中にはネオジオン族の戦士やモンスター達があふれていた。
苦心のすえ、ダンジョンを下へ下へとおりていったF91達の目の前に、
わずかな光が射す薄暗い大広間がひらけていた。
そしてそこには、そびえ立つ様な聖機兵の姿があった・・・。

聖機兵の足もとに、セシリーと『邪騎士(エビルナイト)バウ』を見つけた。
しかしF91達は機兵ド・ズーカにゆく手を塞がれてしまう。
機兵のパワーの前には、さすがの精鋭たちも、なす術がなかった。
それを見ていたバウはセシリーの方に向き直ると、
聖機兵発動の鍵を教えるように迫る。
ネオジオン族は聖機兵を手にいれて、
さらに武力をアップさせようとしているのだ。

頑なに口を閉ざすセシリーについにバウが手をあげる!
しかしそのとき、何者かがバウに体あたりをし、
セシリーを助けだした。
しかも、バウがくりだした剣さえも、
見えないパワーによって弾いてしまったのだ。
その人物は、セシリーが村で1度あっただけの少年、『見習工シーブック』だった。
シーブックは古びた不恰好な鎧に、重そうな剣と盾を持っていたが、
そこからは何か不思議なパワーが感じられた。

なんとかF91に合流したシーブックとセシリーも、
再び機兵たちに取り囲まれてしまう。
このまま機兵たちに踏み潰されてしまうのか!?

その時、セシリーの叫び声さが広間に響いた。
「鳴動の力そろいしとき、聖なる機兵は目覚め、邪悪なる者を清めたもう!」
これこそ、代々機兵乗りだったロナ家でも、
選ばれた者にのみ伝えられる呪文であった。
追い詰められたセシリーは、それをとっさに口にしてしまったのだ。

シーブックが身につけていた三つのアイテム、
『鳴動の鎧』、『鳴動の盾』、『鳴動の剣』が眩い光を放ち、
その光は聖機兵の額へと集まっていった。
このアイテムこそ、シーブックの父、『機械工レズリー』が、
地下室の奥に封印していた、聖機兵発動のためのもう一つの鍵だったのだ。
バウが怒りに叫ぶなか、シーブックの体が浮かび上がる。
それを抑えていたF91は、アイテムを手に聖機兵へ向かって登っていった。

聖機兵の額に、光に包まれた三つのアイテムが、
鎧、剣、盾の順に、自動的に収まっていった。
そして、顔を覆っていたシールドが開くと、
未知のパワーが巨体を震わせ始めたのだ。

F91が、開いていた胸の扉から中に入り、その扉を閉めた。
と同時に、ネオジオンの機兵たちが聖機兵に突進してきた。
しかし、聖機兵から出た光の盾と剣の威力は凄まじく、
機兵ド・ズーカなど敵ではなかった。

だが、そこにバウの青き邪機兵、『邪機兵ダークタイラント』が現れた。
邪機兵も聖機兵と同じく光の剣と盾を持ち、
しかも聖機兵より素早く攻撃をしかけてくる。
苦戦する聖機兵。
遂に、光の剣が聖機兵のコックピットを直撃する!
気を失うF91。
バウはうす笑いを浮かべ止めを刺すため、邪機兵の剣を振り上げた。
そのとき聖機兵の左右の胸が開いた!
そして眩い光『スペリオルドラゴン』が、
三つ首竜の姿になり邪機兵を吹っ飛ばした。

いま、新たなる戦いの扉が開かれた・・・。



ガンレックス65000鳴動の力×2+耳飾り100
ダークタイラント130000

かな?
前どこかで聞いたんだけど忘れてしまった・・・
耳飾りなしで相打ちかもしれん。

シークレットコード
「聖機兵を目覚めさせるには鎧と盾と剣とを合わせた鳴動の力が必要だ」






実は殆どムックの写し、詳細なストーリーがあったので・・・
アニメ版もほぼ同じ展開になっている。
唯一、アニメでも省略されてしまった
外伝史上最短の主人公を除いて・・・。

どうみても大国で中央っぽいのだが、
アニメによるとダバードも辺境らしい。
ちなみにダバード首都は周りを高い壁で囲まれた、
城塞都市である。


セシリーの呪文はアニメ版では
ロナ家の女子にのみ伝えられる禁断の呪文という設定。

ほしの版(漫画版)8巻の
レズリーのベラに対する差別発言はマジで非道い!!


スペシャル94のカードダス画像つけてて思ったけど、
このカードで完全にF91のくだりが無かったことにされてる!!?





聖機兵VS機兵軍団



灼熱騎士によって、ついに発動した聖機兵ガンレックス。
その活躍により、ネオジオン族の邪機兵ダークタイラントは撃退された。
だが、F91はその激しい戦いの中で傷つき、手厚い看護を受けるため、
一足先にダバード城へ送られた。
残された者達は、聖機兵をダバード城へ移動しようと、あらゆる方策を試みたが、
その巨体を動かすことはできなかった。
意を決した騎士GP01が、皆の制止を振り切り、聖機兵に乗り込んだ。
聖機兵は彼を受け入れたのか、静かに歩み始めた・・・。

騎士GP01の操縦で、聖機兵ガンレックスは無事、ダバード城に到着した。
城内はすでに、戦の準備で慌しい・・・。
ダバード王国『女王ニナ』のもと、
王国内全ての戦力を終結し、ネオジオン族を一挙に叩く作戦なのだ。
戦列にはアルマータ地方の地方貴族の息子で、
黄金機兵を駆る『吟遊騎士レッドウォーリアR』、
そして金で雇われた傭兵『傭兵騎士マルスガンダム』などもいた。
GP01は女王により正式に聖機兵乗りとして認められ、
『聖なる鎧』を賜り、先陣を切ることになる。
GP02はその姿を見て密かに嫉妬した。

時は来た。騎士GP01の聖機兵を先頭に全軍が出撃した。
その様子をじっと見ていた黒い機兵たちは、音も無く消えていった。
ダバードの軍勢が、広大な『バラバ平原』まで進軍すると、
はるか前方に狼煙が上がった。
と同時に、ネオジオン族の機兵軍団が、
地平線の彼方から、その姿をあらわした・・・。

戦いが始まった。
両軍の機兵がぶつかり合い、その足下では兵士達も戦っている。
だが、騎士GP01の聖機兵は、初めての戦いで戸惑っているのか、
動きが鈍い。
そこへ、すかさず攻撃をしてくる機兵があった。
かつて『騎士アレックス』と戦ったジークジオンの側近で、
ロナ家の総帥『ジーク・カロッゾ』の魔力で復活した
『幽騎士(ゴーストナイト)ゼノンマンサ』、
その機兵『魔機兵ザマレド・マンサー』である。
その動きと強力な魔法に、完全に翻弄される聖機兵。
レッドウォーリアRの『黄金機兵アルジャーノン』が、これを助けようとするが、
『忍邪機兵ラグルベ・レイ』ら黒い機兵達に阻まれ破壊されてしまう。
危機に陥る聖機兵。
だが、その時、GP01の目の前に古の文字が浮かび上がる。
読み上げるGP01、すると聖機兵の体から光が発せられた。
そのあふれる光の中から、あらわれた姿は・・・・・・!
進化したガンレックスの姿と『白金の盾』であった。

それはシーブックらにより発見された三色の銅版が、
神の使い『幻獣ジーグリフ』によってもたらされ一つになった物だった。
白金の盾の力によって、魔機兵の魔力は打ち消され、
ガンレックスは見事、魔機兵を打ち倒した。

だが、ダバード軍の体勢は敗色が濃く、やがて、女王ニナの撤退の命により、
残った機兵や兵士達は、次々と逃げ始めた。
戦闘の最中に不気味な盾を拾ったGP02は姿を消し、
傭兵マルスもこの敗戦でダバードを見限って出て行ってしまう・・・。
一方、勝ったはずのネオジオン側は、魔機兵を失って指揮系統が乱れ、
ダバード軍の追撃どころではなかった。
騎士GP01はためらいつつも、女王の後につづいた・・・。

だが、ダバードに帰城する城は残っていなかった!
ネオジオンの工作によりダバード城は焼かれてしまったのだ。
こうしてダバードは流浪の民となってしまった・・・。




聖機兵150000
魔機兵280000白金の盾÷2=140000

シークレットコード
「古の銅版を揃えし時、魔力を打ち消す白金の盾が悪を滅ぼすであろう」

三色の銅版
「三色の光交わる時、白き輝きの中から現れし盾により
 魔力はその力を半減するだろう」

だんはかそょりてれあかきかしるまひょさ
ろすんらのくまにしらかのがろとじかくん
うるげをちはりよたわらなやききわりのし

右から立て読み



聖機兵を整備しているシーブックくんによれば、
聖機兵は壊れても自然に直っているらしい・・・。

三色の銅版はどこで手に入れるか不明の為アニメ準拠。

ネオジオンの機兵部隊の指揮官はゼノンマンサではなく
『指揮官ザビーネ』である。
指揮系統の乱れは彼に責任がある。

この弾には『軍師クワトロ』も登場。
正体は不明・・・不明だってば!

傭兵ということで警戒されていたマルスであるが
レッドウォーリアRだけはその内に秘めた優しさに気付き、
気兼ねなく話しかけていた。

レッドウォーリアRは円卓の騎士のレッドウォーリアの遠縁の親戚である。





もう一つの聖機兵



ネオジオンの『暗騎士(ダークナイト)ダークゼッツー』が駆る
『暗黒機兵ダークサラマンダー』との戦いを経て、
なんとか逃げのびたダバード軍は、レッドウォーリアRの招きに与り、
その故郷であるアルマータ地方レガシムの屋敷へとたどり着いた。

だが、そこはすでにネオジオン族の勢力化に置かれ、
レッドウォーリアRの屋敷にも、敵がたむろしていた。
女王ニナはダバード軍に命じてこれを撃退し、
地下室に幽閉されていたレッドウォーリアRの家族を救出した。
その礼として、ダバード軍はしばらくここに、駐まることとなった。
数日後、精悍な面もちの騎士が率いる騎士団が、列をなしてやってきた。

ダバード軍のところへやってきたのは、
遠き伝説の地ラクロアよりきた
『騎士団長アムロ』率いる『ラクロア騎士団』であった。
彼らはネオジオン族侵攻の噂を聞き、挙兵してきたという。

アムロはガンレックスの大きさに驚き、
それを操る騎士GP01に対し、励ましの言葉を送った。
その夜、騎士GP01とアムロは同じ夢を見ていた。
金色の竜『スペリオルドラゴン』が現れ、
ネオジオン族がこの地で、『もう一つの聖機兵』を探している、
『もう一つの聖機兵』を探せ、と告げた。

翌朝、二人が同じ夢を見たことを知り、
運命的なものを感じたダバード軍とラクロア騎士団は、
連れ立って出発することになった。
アムロは女王に許可をえて
GP01へバーサルソードを贈り『バーサル騎士』の称号を授けた。

ダバード軍にはダバードの『騎士ガンダムGP03』と、
傷が癒え急ぎ駆けつけたF91こと
『幻影騎士(シルエットナイト)ガンダムRXF91』。
そんなF91を心配しブリティスよりやってきた
『騎士F90Jr.』『重戦士F90Jr.』『法術士F90Jr.』
のF90ジュニア達3人も参加していた。

『法術士F90Jr.』はネオジオンとの戦いの劣勢を綴った書状を
伝書ハロに託し、ブリティスへと送った・・・。


『ガイアの大穴』では『聖機兵ルーンレックス』が
『邪騎士バウ』の指揮のもと今にも掘り出されようとしていた。
それを止めようとダバードは切り込んだ!
戦闘状態になるネオジオンとダバード。

ネオジオン軍にはなんと『傭兵騎士マルスガンダム』の姿もあった。
金で雇われネオジオンについたのだ。
しかしマルスはF90Jr.達を見て動揺した。
彼はかつて鎧騎士F90に勘当された息子であり、
F90Jr.達の実の兄だったのだ。

ルーンレックスを守る『機械兵士(マシンソルジャー)ガンキラー』も現れ、
戦いは混戦となる。

そんな中現れたガンレックスを見たガンキラーは『ルーンレックス』を呼び覚ます。
目覚めたルーンレックス。
バウがルーンレックスに乗り込もうとするがルーンレックスは独りでに動き出した。
ルーンレックスは乗り手を必要としない機兵だったのだ。

戦いを始めるガンレックスとルーンレックス。
だが、ルーンレックスのパワーに押されたガンレックスは
大クレバス(大地の割れ目)へと落とされてしまう。
世界の命運を分ける聖機兵同士の戦いはルーンレックスが勝利した。

そう誰もが思ったとき、クレバスから・・・
ガンレックスが飛んだ!
ガンレックスは羽の生えた姿へと進化したのだ。
ガンレックスの剣が、ルーンレックスに一撃を与え、
ガンレックスは勝利する。

しかしルーンレックスが最後に発した謎の光に包まれ、
ガンレックスは、そのままどこかに消えてしまった・・・。

唖然とするダバード、ネオジオンの両陣営。
ネオジオンはジーク・カロッゾの命によりルーンレックスの残骸を回収し
撤退していった・・・。




ガンレックス300000
ルーンレックス300000

ストーリー的に相打ち?

シークレットコード
「もう一つの聖機兵ルーンレックスは
この世界を破滅へと導く悪の機兵なのか?」



『暗騎士(ダークナイト)ダークゼッツー』『暗黒機兵ダークサラマンダー』
『スーパーバーコードウォーズ』オリジナルの敵。魔機兵より強い。

こう書いといてナンだが、
GP03は『ガイアの大穴』戦に参加していたかどうかは不明である。
だが次段のプロローグカードには居るためアルマータへは一緒に来たとは考えられる。
バラバ平原での戦いの参加も不明であるが、諸々の事情により多分参加していないと思われる。

この弾の『呪術師ハイ・ゴック』によって
GP01、02、03が『運命の三騎士』だと明かされる。

漫画版ではレガシムは『レガシム国』とされていた。
センセー!違うと思います!
レガシムの領主はレッドウォーリアR家だと思います!
同時に、ダバードが荘園制をとっているということが判る。
・・・と思ったら、コンプリートボックスの公募円卓の騎士ロゼッタの出身が
『レガシム王国』とされたため、王国になっちゃった・・・?


謎のアイテム『砂の十字架』
何に使うのかさっぱり判らない十字架。
ほしの版では羽根つき聖機兵進化の鍵であり。
アニメ版ではシ・・・クワトロが拾ってバリアーにしていた。
これが後の『十字架の剣』になると思いきや、
アニメ版のエンディングで捨ててしまったので、
結局何が何だか判らない謎のアイテム。


当時のボンボンQ&Aより
Q「機械兵士ガンキラーは、誰が何のために作ったのですか?」
A「伝説によると、ガンレックスとルーンレックスは、
地球創造時に二人の神がつくって、地球に落としたということなんだ。
 これがホントだとすると、眠りについているルーンレックスをまもるため、
ガンキラーも神がつくったのかもしれないね!」

地球なんだ・・・いや地上が丸ければ地球か・・・
と、野暮な突っこみは置いといて聖機兵伝説の核心を突く記述。


「聖機兵同士は戦うために目覚める。
そしてそれに勝った方がスダ・ドアカの運命を決める。
ルーンレックスが勝てば世界は滅亡、
ガンレックスが勝てば未来はMS族と人間族に委ねられる。
聖機兵は人間族、MS族たちの心を見つめるために生まれてくる。」
アニメで言われている事だが、
ほとんど語られる機会が無いだけでカードの設定でもある筈。





真聖機兵誕生



ガンレックスはルーンレックスとの戦いで、どこかへと消失してしまった。
ガンレックスのいないダバード軍は、ネオジオン族の軍勢に押され、
ダバード王国のはずれにある『ランバード城』まで追い込まれていた。
レッドウォーリアRの『黄金機兵スーパーアルジャーノン』を先頭に、
『機兵レプリガン』部隊やラクロア騎士団が敵の攻撃を防いでいたが、
ついにネオジオン族の大攻勢によって、
スーパーアルジャーノンの動きは封じられ、
ダバード軍は窮地に立たされてしまう・・・。

ダバード軍の最後の砦、ランバード城に向かって、
続々と押し寄せるネオジオン族。
女王ニナが覚悟を決めた時、ネオジオン族の軍勢が乱れた。
伝説の『装甲馬車オーキス』探索の任に当たっていた
GP03こと『騎士ガンダムステイメン』が
オーキスを駆り、敵を次々と蹴散らしているのだ。
敵の混乱に乗じて、ダバード軍はランバード城から脱出した。
いよいよ行き場を失ったダバード軍を前に、
行方不明だったGP02が現れる。
彼は敵の本拠地『パンゲア界』から逃げ延びてきて、 その行き方を知っているという・・・。

女王ニナはある決心をした。
ネオジオン族の総帥ジークカロッゾを倒すために、
パンゲア界と呼ばれる敵の本拠地に向かうしかないと・・・。

いよいよ最後の決戦へと赴くダバード軍。
この決戦にはラクロア騎士団。
法術士F90Jr.の救援の要請に駆けつけた
キングガンダム2世率いるブリティス『円卓の騎士』。
そして、弟たちと出会い、改心した『傭兵騎士マルスガンダム』も
参加することとなる。

ガンレックスはルーンレックスとの戦いの末、消失した。
聖機兵を失ったダバード軍は、ネオジオン族の本拠地パンゲア界へと攻め込んだ。

しかし、これはGP02・・・
いや悪に意志に支配された『重騎士アトミックガンダム』の罠であった!
アトミックガンダムの『合成機兵ザマレドキメラ』、
そしてネオジオンの大軍がダバードを迎え撃つ。

その頃バーサル騎士GP01は不思議な空間を漂っていた。
そこへスペリオルドラゴンがやってきて語る。
ガンレックスは真聖機兵にならなくてはならない。
しかし、それには強力な精神力が要るが、
現在のGP01では乗りこなすことは出来ない。
そこで私と一つにならなくてはならない、と。

こうしてGP01はスペリオルドラゴンの力を得て、
『バーサルロードスペリオルガンダム』へと『超融合(シンクロニティ)』を果たし、
パンゲア界に向かった。
苦戦するダバード軍の前に現れたのは、
『真聖機兵ガンレックス』となったガンレックスだった。

真聖機兵はその光で次々と邪悪なる者たちを滅し、
敵の中枢、ジークカロッゾの前までやってきた。
ジークカロッゾの正体は『鉄仮面バグカロッゾ』だった!
バグカロッゾは真聖機兵の力をルーンレックス復活に利用しルーンレックスと融合。
『邪神機兵ルーンカロッゾ』となった。

ルーンカロッゾに攻撃する真聖機兵だったがその攻撃も吸収されてしまう。
更にはありとあらゆるものを吸い込み吸収して大きくなっていくルーンカロッゾ。
ついにパンゲア界を越え地上世界に出てきてしまうルーンカロッゾ。

絶望する人々。
セシリーに出来ることはただ伝説の勇者に祈ることだけだった・・・。

その祈りに応えたスペリオルドラゴンはGP01との融合を解き、
真聖機兵と共に全てのエネルギーをぶつける為、
ルーンカロッゾに突っこむ!
そしてまばゆい光を放ち、聖機兵ともども天へと登っていった・・・。


全てが消えた後には、バーサル騎士GP01だけが横たわっていた・・・。


Fin


真聖機兵500000、セシリー(右下ホロに)×2=1000000
ルーンカロッゾ999999

真聖機兵の勝ち!

シークレットコード
「セシリーの祈りの声にスペリオルドラゴンが応える時
ガンレックスの力は開放される」





チェックポイント!
「女の子の願いは断れないスペリオルドラゴン様」
ここはテストに出まーす。

マルス改心のタイミングは判り難いが、
親のF90ではなく「F90ジュニア達と出会い改心した」とあるので、
前回の戦いで改心したと解釈。
ちなみに『もう一つの聖機兵』までしか載っていないムックで、
先行して四章の改心版デザインが公開されていたりもした。

しかしアニメ版でも、ほしの版でも、
ネオジオンの『機兵ネイルシザー』を愛機としているので
最終決戦の途中という解釈も捨て難い。
ちなみにアニメ版、ほしの版共に
アトミックのザマレド・キメラを巻き添えし、何処かへ消えてしまう。

ジークカロッゾの正体がバグと逆だったのを
むかしボンボンか何かで見た気がするが・・・
よく判らない。

『白銀機兵ベガスジャーノン』
500番記念のボンボン読者公募デザイン。選考は桧山騎長。
元の名前は『超機兵ラスベガス』佐賀県の男の子(当時)の作品。
「相手が武器にふれなくてもせつだんできる。」
ってよく見たらレズリーの手作り機兵でMP50000と意外に弱い。
記念カードになったがオッサンに乗られる心境は如何に・・・。

アニメ版で次々とネオジオン族を消滅させていく真聖機兵だが、
実は機兵操手などのいわゆる「一般兵」は機兵のみで、実は消されていない。
幹部や、しぶとかった邪騎士バウはド・ズーカに乗りながら消されているが・・・。


キング2世はこの戦いの縁により、
ダバードより技術供与を受け
ブリティス機兵第1号『キングヴァトラス』を完成させる。
後の『皇機兵ロードヴァトラス』である。
・・・と思ったら、
復刻版カードダス『外伝コンプリートボックスプレミアム』により
桧山騎長によって新たにデザインが起こされ
実はこの戦いの後じゃないと発覚(?)
聖機兵編のプロローグにあたるエピソードらしいので、
F91派遣の見返りといったところか?



省略されてるとはいえ、アニメがあると
細かいところが判って非常にやり易い。
ていうか、むっさ出来いいなこのアニメ!




2008年02月14日著
2008年10月13日追記更新
2009年01月10日画像追加、ちょいツッコミ




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