騎士ガンダムシリーズは「ほしの竜一」氏により漫画化されています。 入手もしやすく簡単にストーリーが判るのですが、カードダス版との相違も多いです。 一応このサイトの外伝考察はカード等玩具を基にしてますので、 混同しないように(基本)箇条書きで相違点を上げてみました。 (尚、判別し辛い所は省いてる場合もありますのでもっとある場合もあります。) 例「項目」 (カードダス版) →(ほしの版) ジークジオン編「騎士ガンダム登場」空から降ってきた真悪参 →電磁スピアの岩の中で眠っていた 「騎士アレックス」 ジオダンテ打破後ムンゾ帝国地下室で救出 →ジオダンテに吸い込まれた先の魔空界で救出 (ちなみにほしの版の魔法で出した光の剣はスペドラのそれと同じだった) 「シャドウ騎士」 闘士ケンプファーに操られている騎士たちの影。パワーも騎士達の約半分しかない。 →ガンダム、アレックスを先に行かせ、アルガス騎士団が光の力で相殺、アルガス騎士団は戦死。 「騎士アレックスの最後」 カードダスではゼノンマンサと一騎打ち →魔術師ビグザムと一騎打ちし倒すもモンスター化したビグザムに 焼かれ戦死。(ゼノン・マンサは登場せず) しかし何故よりによってキラじゃないノーマルカードにやられるんだろう・・・。 「霞の鎧と力の盾」 ファントムサザビーに破壊され、それを元にバーサル騎士の鎧を作る。 →健在。しかしムーア界で呼び出すも 届かなかった。 「騎士とサタンの正体」 元は真悪参。パワーアップ後合体したためスペリオルドラゴンへ →元は光の竜から生まれたとジークジオンに明かされる。また、サタンは騎士を「わが兄弟」と呼んだ。 「伝説の地」 ラクロアのこと →ガンダムの郷 円卓の騎士編「聖山ロンデニオン」円錐形(雲の上?) →なんか違う(海の上) 「エレメンタルラフレシア」 ザビロニアの妖獣 →神殿をまもりし者に姿を変えられたαアジール 「ギガサラマンダー」 ラフレシアとグレートデギンが合体した姿 → ラフレシアが倒されデギンにかけられていた封印が解けた姿 聖機兵物語編「聖機兵の操縦」トレースシステム →イメージ操作 「GP02の盾」 戦場で拾う →機忍兵の罠 「城を失ったダバード軍の行き先」 ラナール地方レガシム(吟遊騎士の故郷) →レガシム国レガシム城(王は人間) 確信は持てないがビデオやカード裏書を見るにレガシムはダバードの一地方ではないのか? 吟遊騎士は地方貴族であるからレガシムの領主は吟遊騎士の一族である筈であるが・・・ 「もう一つの聖機兵の情報」 スペドラがアムロとGP01の夢に出て告げる →GP03の情報 「砂の十字架」 軍師クワトロの手に・・・。 →聖機兵を第三形態に成長させる。 「インディガンダム誕生」 『光の騎士』の後、冒険の旅に出たジムヘンソンJr.の成長した姿[横井画伯の漫画による] →騎士に憧れたJr.が先祖インディアの秘法「仮面と鞭」を手に入れたことから (ただのジムでも頑張れば強くなれるんだという横井版のほうが個人的には好きである。) 「インディとティラノザク」 昔からの友達 →ダバードに向かう途中でネオジオンから助ける 「円卓の騎士の救援」 最終決戦に駆けつける →駆けつけてレガシム城の守りにつく 機甲神伝説編「六体の機甲神の経路の違い」フレメン村からアバロン山へ →アバロン山からフレメン村へ 「フレメン村」 フレメンシンタに招かれる →生け贄 (傍から見ると誤解される文だ) 「GPの三人が運命の三騎士ということ」 呪術士ハイ・ゴッグ[もう一つの聖機兵]が知ってるくらいだから当人たちも知ってるだろう。 →ガーベラスに告げられる、当人は知らなかった。 「運命の三騎士の覚醒」 防衛戦の途中、戦には覚醒前に参戦 →始め防衛戦には参加できず、覚醒後参戦 「月からの脱出」 王によりスダ・ドアカへネオとルナが送られる →ルナによりネオが送られる 「アムロがスペドラ(?)を呼ぶ時」 終始騎士ガンダムと呼んでいた(スペドラを指していたかは不明) →スペリオルドラゴンの伝説を知っていた(騎士=スペドラを知っている) ナイトガンダムストーリー編「聖騎士選抜大会のゼロ」決勝まで勝ち残る →一回戦終了時点でゲモンに乱入される 「カサレリア村」 ヘキサツインズを助けて招かれる →襲撃されている所に出くわす 「ルナツー村」 ゼロによってザンスカール機兵部隊は壊滅 →情報得たけどスルー 尺の関係とはいえ当初の目的を忘れるゼロ・・・ 「重機兵ドゥームフレア」 サイコニアス決死の攻撃で撃破 →ドラグーン、ドラゴパルサーのツイン攻撃で撃破 「ヴイスクエア」 ドゥームハイロウの起動で消失 →起動後健在だったが、何故か後に魂に 「マルスギア装着」 怒りが頂点に達した時 →憎しみをこえた聖なる心によって 「ドゥームハイロウ戦後」 数ヶ月の時間経過と記念式典 →ドゥームハイロウへの生け贄 「ガンレックスとガンジェネシス」 スペドラSRが連れて来る →残ったロゼッタストーンの欠片でハイロウを起動させて 「光の六機兵」 一つになり聖龍巨神の剣「ユニオンソード」になる →ゼロの精神につどう 「ゲモン」 世界を救ったとされ英雄になる →只の勘違い 「マーベットに残された雷龍剣」 新たな雷龍剣を作る →剣はいらないとマーベットに託し、その後も使っていない 黄金神話編「コロナ・ノバ」1000年に一度の太陽の異常膨張(自然現象) →魔界の門が開き大魔王が復活する前兆 「クアント山での戦い」 ラクロアの民非難後 →非難前の下見(非難は無くなった) 「ホーリーメテオ授与後」 数ヶ月の時間経過 →ほとんど時間経過なし 「デビルドラグーン一戦目」 プラズマドラグーンにやられる →キングオブハートにやられる 「修行の場ブッドキャリアー」 誘われたのはドモンとシャインのみ →ドラゴン、サイサイを除く八人が四つのブッドキャリアーへ (というか殆ど修行の場ではなく移動手段) 「異能戦士」 異能戦士は騎兵に乗らない →機兵に乗る 「シュバルツ」 ゼクト城の爆発から選ばれし者たちを逃がし、自身は巻き込まれる →ゼクト城外の戦いで空爆される 「ゼクト城のマスター」 圧倒的力で選ばれし者を下しゼクト城を爆破、危機に陥れる →暴竜にのってスタコラサッサー 「暴竜」 機兵の谷でマスターが蘇らせた →ゼクト城時点で既に入手していた 「シュピーゲルマスク」 兄の遺志を継ぎドモンが装着 →装着なし 「シャッフル騎士団の機兵」 騎士団登場時搭乗 →最終決戦で登場 「暴竜の救出」 シャインの心を暴竜が受け入れた(ギアナポイントには、まだ行かない) →ギアナポイントにより浄化(スペドラの剣なども登場) 「戦神機」 シャインがいなくなると戦神機になれない →ドモン一人で戦神機に乗れる 「ギアナポイント」 レディゴーの信託により →暴竜とのユナイトのショックから目を覚ましたシャインにより 「三魔卿になったユニオン族の救出」 機兵の谷戦にて →ギアナポイント戦にて 「デビルスペリオルの影響」 エネルギーを貪られスダ・ドアカは荒野に →黒いオーロラがスダ・ドアカを覆う 「ゴッドの出現によるマスターの逃亡」 デビルスペリオルと共に天空へ逃れる →マスターのみ逃亡 「悪のスペリオルドラゴン」 悪の意思に染められたままのスペドラ →マスターの精神体が乗り移ったスペドラ 鎧闘神戦記編(途中まで)「天使の郷」コロニー →浮島 トレーズの野望 世界の刷新 →世界の独裁 ドロシー 崩壊するギガトールギスからゼクス、アン、ドゥが救出、古代神に組し真に争いの無い世界を作ることが目的 →いつの間にか古代神の配下になってる。目的は天使族の新しい姫になることと、性格がかなり違う。 いつの間にか居なくなってる レディ・アン、ドゥ トレーズ粛清計画を聞きつけ逃亡を手引き、古代神に捕らえられ責め苦へ →ギガトールギス戦で戦死(?) 黒い鎧闘神からの内容外伝は黒い鎧闘神をもって打ち切りになりました。その為かカードとの話のギャップが大きくなっておりますので、 簡単(ジャネー)にそれぞれのストーリー紹介。 『カードダス版』 ラクロアにて三度現れたゼクスの正体はミリアルだった。そしてミリアルは騎士エピオンそして鎧闘神エピオンとなる、 その事実に動揺しウィングは敗れてしまう、ウイングを欠いた四闘神は窮地に立たされるも アルガスから駆けつけたデュオたち四人の人間と獣機により持ち直す、リリーナの勇気そして騎士エックスによって バーサル騎士となったウィングが古代神の影を討ちエピオンを正気に戻す。しかしリリーナは ドロシーによってさらわれてしまうのであった。 (これらの間、ユニオン族は旧機兵で古代神軍に立ち向かいトレーズも謎のエレガント・レーズとして参戦しています。) ・・・その後はウィングたちはバロックガンの神殿へ行く。(三章の背景で見えているリーブラか?) ミリアルが古代神に取り込まれたリリーナを救い奇跡によりヒイロとミリアルが兄弟融合! 復活した真・バロックガンと戦うことになっていた。 漫画版は打ち切りのあおりでかなり無理したらしく、これらの設定を使って最終決戦まで描いています。 『ほしの版』 エピオン戦は一回で騎士エックスとエピオンが一騎打ちし、エックスが現れて 真・鎧闘神(バーサル騎士)となりエピオンを開放、ドロシーによってリリーナが さらわれ・・・。 ※ その後、機兵の谷へ向うウィングとエピオン、 ウィングの羽で鎧闘神になれると言われブリティスに引き返す4ガンダム。 しかし、それはウィングの嘘であったのだが、そこでアルガスから四神器(と新たな四機兵)を持ち帰ったデュオ達と再会。 (ちなみにこの間、ブリティスは古代神の光の攻撃で壊滅している) 一方、ウィングたちは完全したバロックガンと対峙していた。古代神は古代神異次元(バロックガンディメンション)より 住人達(巨大MS族)を呼び寄せスダ・ドアカを第二の故郷にすべく 古代神世界(バロックガン・スダ・ドアカ)へと作り変え始める、 なすすべも無く立ちすくむウイングたちに、獣型機兵を従えた四闘神が駆けつける。 この機に乗じバロックガンからリリーナを救い出そうとするミリアルとヒイロだったが、 バロックガンに狙い撃ちにされ近付くことができない。しかしそこへ意外な人物が加勢に入る。 それは追放されたトレーズであった。 「わたしはスダ・ドアカを愛している この手で支配したいくらいに・・な」 トレーズの助けでリリーナに近付いたヒイロとミリアル。 そのとき奇跡が起こった。三人の天使が合体し超・鎧闘神となったのだ。 バロックガンも完全復活を果たし遂に最後の戦いが始まった。 四闘神の助け、そして獣型機兵と四神器の力で精霊「光の獣」と超・鎧闘神の一撃で遂にバロックガンを倒す。 しかし喜びもつかの間、天使の郷(ピースミリオン)が古代神の最後の力で落下し始めたのだ。 超・鎧闘神は全ての力を使い、ピースクラフトの落下を止める。 最後は騎士ガンダムも出てきて鎧闘神は「スダ・ドアカを愛し命を尊ぶ心をもつスダ・ドアカの神」になったと解説し、 それを受けてヒイロが「だったらスダ・ドアカのみんなも神だね」といって〆るといったお話。 正直、鎧闘神編は主要な登場人物のキャラクターがかなり違うのでのまとめるのが大変でした・・・。 漫画オリジナル『騎士ガンダム騎士団(パワード)』その後、SDガンダム聖伝を挟んで「騎士ガンダム騎士団(パワード)」が連載されます。(聖伝は二弾打ち切りで殆ど情報が無く漫画を読まなければストーリーがつかめない) 召喚士ノーベルによって召喚されたアルフガンダムが同じく呼び出された歴代騎士ガンダムと共に 闇の盟主シャアと戦いスダ・ドアカを創世するってお話(うろ覚え) 呼び出した騎士ガンダムたちがばったばった死にます。 まさか単行本化されてないとは知らずボンボンを処分してしまったという苦い記憶がある話。 まぁ、またいつか見れるだろう(適当) しかしこうして「ほしの版」は「ほしの版」として独立したものとして見ると、で大きな破綻も無く(小さいのはありますが)、 なかなか壮大な物語に見えます。ジーク・ジオンがスペドラを昔からの因縁があるような台詞はなかなかナイスです。 これを機にもう一度読み返してみるのも面白いでしょう。 最後に 「漫画版にはあるが原作にあるかは判らない設定」・ガンダム一族は代々騎士の一族、魔法使いはいない[ジークジオン]横井画伯の漫画を見るにもともとある設定かもしれない・・・。 ・二つの聖機兵を作った二人の聖神と邪神の名前。邪神イシュタと聖神ガイアス。[聖機兵物語] 聖神と邪神の設定はあります。 ・聖機兵の初代操者はインディア(ジム・ヘンソンJr.の先祖)。[聖機兵物語] 否定資料が無いので ・魔導士ザメルがヘヴィモンスタークラウドジールに変身。[聖機兵物語] たぶん違う、ビデオ見たけどよく判らなかった ・雷龍剣と嵐虎剣は同一種族(聖なる一族)、さらに「雷」と「嵐」の種族で分かれている。[ナイトガンダムストーリー] 長老もいるそうで・・・。 ・「幻魔異世界」という名。[ナイトガンダムストーリー] いわゆるアサルトバスターが取り込まれた鏡の向こうの世界の名 ・天使族の郷の名「ピースクラフト」[鎧闘神戦記] 天使の郷の名 ・天使の命の輝き「天使光」[鎧闘神戦記] Wの自爆にあたるもの? ・※以降の古代神異次元(バロックガンディメンション)とか巨大MS族とかの固有名詞[鎧闘神戦記] 聞いたこと無い言葉がばんばん出ます。 ・「特別版」や「番外編」の登場人物 まぁ否定要素も無いわけですが、「特別版」は特にほしの版でもどこの時間軸に入れたらいいのか判らない 夏休み漫画祭り的作品。あと機甲神伝説「番外編」の敵「悪魔(サタン)」はサタンガンダムと名前が被ってると思う・・・。 おまけ「名場面プレビュー」騎士「モンスターも人間も・・・MSであろうとも くさったやつらはゆるさない!!」騎士カムロ(ゴブリンザク)の話にて、言い切っちゃうのがカッコいいです。でも言葉が汚いです騎士様。 騎士「おまえ 胴をまっぷたつに・・・」 ガンキャノン「へっ あのぐらいでやられるようなガンキャノンじゃないぜ」 ガンキャノンSUGEEEEEEEEEE!! なんてね |