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ムービー反省その1

おおさか(マキシ)vsH・K(ラファエル) 編

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おおさかとラファエル使いH・Kは、上野や秋葉原において数多くの対戦をこなしてきた、いわゆる「身内」の関係です。
その「身内」同士の対戦を家庭用を使ってムービー化してみたのがこの動画です。
反省すべき点、ヘボすぎる部分が多めに収録されていますので
少し言い訳を加えつつ(笑)、このページを見て下さっているマキシ使いのみなさんに
反面教師として活かしてほしいなと思っています。

まだムービーを手に入れられていない方はたおさんのサイトへどうぞ。(こちら


画面 時間  
0:27 4AAAの三発目を捌かれています。
三発目をディレイすれば中途半端に割りこんできて
それにカウンターをとれるかなと思ったんですが、
さすがにおなじみの連携すぎて引っかかるはずもなく……
この技を出す時は、4AAまで出しておいて
カウンターヒット確認をするのが必須であるといえるでしょう。

ちなみに、この三発目の肘打ちは
3Aで出せる同モーションの技と違い、縦攻撃属性であり
ユンスンの4A+Bなどのインパクト性能のある技の
格好の的になります。カウンター確認はお忘れなく。

0:34 天枢Bが届いていません。間合い調節ミスです。
天枢の構えで攻める場合は、あと半歩つめた間合いが
ちょうどやりやすい位置となります。

ただしBガード後、相手に斜め後ろ方向に移動されると
天枢からの技が回避されてしまうので注意が必要です。
もっとも、そのような対策をとっていない人も多いため
回避してくるようなら控える、程度の意識で大丈夫です。

御剣の場合は、マキシのBをガードしたら
即座に居合の構えに移行するという方法もあります。
それに関してはGame Watchのこの記事を参照して下さい。

0:45 マキシのA+Bガード後、
ラファエル側がきっちりと確定反撃の66Bを決めた場面。
他にも6A+Bガード後などは66Bが確定する状況です。
1:14 ジャンプ下降中Bをガードされて間合いが離れたところで
天枢構えを解除してバックダッシュしたのですが、
ラファエルの66Bを避け切れずカウンターで食らっています。

リーチの短いキャラを相手にしているのなら
この状況でのバックダッシュは有効な行動ですが
相手キャラがリーチを売りにしているラファエルだけに
つい手癖で下がってしまうのは危険ですね。

1:21 ラファエルのルーガルフォームは、66Aや22Aなど
特定の技の後に出すことで最大4回転する特殊なフォームに
変化します(家庭用ではヴァンピールフォームと呼ばれます)。

フォームは単発技を避ける性能は高いのですが、
連携技の二段目以降は食らうという弱点があります。
マキシはフォーム対策としてB→天枢AKや66A、
またはB+KBBBAなどを出すのが有効です。

この場面ではBでフォーム避けを発動させたまでは
良かったのですが、何故か天枢AKを出し忘れています。
しかもフォームBホールドBの2発目を捌こうとして
入力に失敗してドレッドバレルを食らっています。ヘボいですね。

1:25 66Aヒット後、確定の追い打ちはあえて狙わずに
ソウルチャージしてからの受身攻めを試みました。

基本は受身をとった相手に対して33Bを出し、
ガードブレイクさせてから高ダメージの2択を迫ることです。
ただし33Bは相手の横移動に非常に弱いため、
マキシがチャージするのを見たら横移動する人も多くいます。

そこで、ソウルチャージで横移動を誘っておいて
33Aで叩くという選択を取ったのですが、
残念ながら冷静にガードされています。

1:32 ガードインパクト成功時は、相手にもインパクト返しがあるため
確定する打撃はないのですが、当てやすい攻撃はあります。
その一つが「やや遅目の下段攻撃」。
インパクト返しを空振りするとヒットするうえに、
その下段を見てから対処ができない人の場合は
インパクト返ししていないのに食らってくれる時があるからです。
マキシで応用するなら、22KKや3A+Kが良いでしょう。

H・Kは普段から3A+Bを使うことが多かったため、
弾いてからこの技を出してくることは予想できていたのですが
やはり入力タイミングを失敗して食らっています。

1:53 このムービーで珍しく攻撃が成功しているのがここです。
236Bで攻撃する場合、この間合いから跳びこむのが
技の性能を活かす上では最も有効であることを
ぜひ覚えておいてください。開幕よりやや近いこの間合いです。

特にアスタロス戦では、この距離を維持しつつ
折を見て236Bで突っ込むのが非常に有効です。
214Aほか、アスタロス側の強力な選択肢を
ほぼ全て潰すことができるからです。

2:02 謎現象が発生しています。
この時おおさかはレバー下方向とA+Kを入力し
画面手前へと構えつつ横移動をしようとしているのですが
何故かマキシは足を止めたまま。
この現象の原因は未だに不明ですが、時々起こります。

ここでラファエルが6BBBを出してカウンターをとっていますが
これはマキシがもう少し長く巨門Bをホールドしていれば
逆にカウンターをとることができた場面でした。
巨門Bはホールドすることでより上段を潜りやすくなります。
構えてしまった時のフォローとして覚えておいてもいいでしょう。

2:06 マキシが4B七星旋→天枢A→6 のあとにA+Kで
祿存構えへ移ろうとした所を、ラファエルが2Aで止めています。
構えチェンジをすると固まって見入ってしまう相手と
速い技で割りこんでくる相手の2つに大きく分かれるのですが
H・Kはマキシをよく知るだけに後者の対応。

こういう相手に対してはそもそも構えチェンジを控えるか
または隙があるように見せておいて構えを解除しガード、
そこから1K、2B+K、3B+Kなどの下段を当てにいきます。
体力や取得本数に余裕がある場合に限っては
割り込み一点読みで構え解除→インパクトという暴挙もアリです。

2:34 ラファエルの近距離での必殺技・A+Bがカウンターヒット。
この技は寄ってきて投げを狙う相手などに出したり
ここの場面のように相手の不用意な割り込みを潰す目的で
出す技です。カウンターヒットでコンボに発展するのが強みです。

しかしながら、ここでマキシが出している割り込みが
4Bというのは完全な技選択ミスといえるでしょう。
ソウルチャージしている状態で攻撃を食らうと
アタックカウンター扱いになるのですが、
4Bはカウンターヒットしても利点がありません。
発生フレームも早くないため、割り込みにも適さないので
まさに「ありえない」暴れでした。

 


<総評>

両者とも「これがムービーになるんだ」と思って動きが固くなっているのですが(笑)
そんな時でも、「祿存に対しては上段を打たない」といった基本をこなしたH・Kが勝ったのは当然でしょう。

一方のおおさかは、ステップの頻度が低く、間合いの調節ができていません。
全体的に空振りが多く、体力を浪費している展開になりました。
有利不利を考えず、困ったら暴れてごまかしているのも難ありです。

 


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