ツナガル☆バングル 総評編
タイトル |
: |
ツナガル☆バングル |
メーカー |
: |
ういんどみる |
原画 |
: |
犬洞あん・なきうさ SD絵=成瀬未亜 |
シナリオ |
: |
保住圭 セロリ 高嶋栄二 木之本みけ |
システム |
: |
CG鑑賞 音楽鑑賞 エッチシーン回想 |
■総評
-シナリオ 75点-
◇プレイ時間
プレイ時間は初回が大体8〜9時間程度でしょうか。
自分は初回は大体7時間程度で終わりましたね〜。体験版をプレイしていたからですがw
んで、二周目以降はゲームスタートから既読スキップを使った場合大体1キャラ4時間前後と言ったところ。
(既読スキップ等を使っての時間です。人のプレイスタイルによって誤差が結構出ますので注意)
プレイ時間的には特に不満もありません。長すぎもなく、だからといって短い訳でもなく丁度良い感じ。
◇シナリオ概要
元々探検大好き!な主人公
ひょんなことから街に散らばる魔法仕掛けを抜けて、お宝をゲットする資格を得た主人公達。
そしてそれを手に入れてく内に・・・・。
〜それは優しい魔法使いが残した宝物。一番の宝物とは・・〜。
まぁ、みなさん想像しての通りシナリオが売りのゲームでは無いのは確かです。ただ、萌えテキストは相当凄い(これは後の萌え度部分でw)
ツッコミどころ満載ですし、あっさりさせすぎ。
なんでそこを掘り下げないの?とか思う人は絶対にいますw
シナリオに特に起伏もありませんしね。
普通の恋愛物だと恋人になった後に問題が起きてそれを何回か二人で乗り越えてエンドなんですが・・。
この作品はくっ付くとひたすら甘甘でそのまま終わる事もありますw
一応節目というか見せ場っぽいのもありますが、山場としてはイマイチなのが本音。
友人キャラも結構微妙な距離感がなんとも言えない。これはこれでいいのかなぁ・・・?
もう一人前作で言うハチみたいな馬鹿な友人を登場させてもアクセントが付いて良かったかもと言ってみるテスト。
・・・・しかし、自分はこのシナリオが結構好きだったり。
なんだかとってもプレイしてて元気を貰えたんですよ!
このツナガル☆バングルという作品のシナリオは例えるなら絵本のようなシナリオです。
シナリオのテーマは絆でしょうね。とてもとても綺麗で素敵なお話でした。
魔法使いが残したお宝を仲間と街を冒険しながら探す、それこそ絵本のような展開の数々。
プレイしていて童心に帰れるのが素敵でした。
凄くシンプルなお話だけど、心が暖かくなるシナリオ。そういう意味でもやっぱり絵本と自分は言いたいです。
まぁエロエロ展開がありますけど(*´Д`*)ぐへへ そこは大人の絵本なのですw
そしてもう一つ好印象なのは、無理にくっ付いたヒロインとケンカをさせないこと。
・・・さっき自分はこう書きました。
「普通の恋愛物だと恋人になった後に問題が起きてそれを何回か二人で乗り越えてエンドなんですが・・。」
この場合の問題とは大体ヒロインとのケンカ、下手すると別れ話にすら発展するものですが、自分はこういうのに違和感を感じてるんですよね。
時々無理やり起伏を作ろうとしてるんじゃないかと思ってしまうんですよ。
しかし、この作品はそんな起伏もほぼ無くて(あるヒロインは少しだけありますが)恋人になったらずっと仲良くやってくれてる。
まぁ、何が言いたいかというと・・・
起伏が無いということは、無いなりにその魅力があるという事ですハイw
以下シナリオネタバレ感想(伏字にしてあります)
しかし、本当に色々とあっさりしたシナリオだったよな〜・・・。
(・・・・マジックアイテムの相場の設定とか面白いなと思ってたのに、全く関係無かったネ(ノ∀`) )
特に樹里が魔法使いの子孫という設定は少しビックリしました。てっきり主人公か悠夏が特別な存在だと思ってたら・・・。
というか悠夏は一応資格者の孫ですが、主人公は全く普通の主人公なのねw
樹里に関しては魔法道具をあっさり使えてる事で若干想像付きましたけどね〜。
いつの間にかDNA鑑定とかの話が流れてたのが気になったりw
この世界だと魔法使いは超人というか神に等しい存在なんですね・・。
年も取らないというのは結構凄い事実だと思うんだけど、樹里ルートの主人公はそれ自覚してるのか?
結構切ないと思うんだよ(涙
でもやっぱりバングルの意味でじわっと心が温かくなった(*´Д`*)
ちょっと定番すぎるけどそれでも良い物は良い!!!
シナリオネタバレ感想終了
-グラフィック 85点-
ちょこっと表情に違和感があるCGもありましたが、全然許容範囲ですよっ。
グラフック枚数は普通ですが、SD枚数とSDのクオリティが高いので良い感じ!
とりあえず、公式ページの絵を見てビビッときたならまず満足するデキ。
それにしてもエロCGが良い意味で凄い・・・。
真穂があqwせrdftぎゅhじこlp;:@
ちなみに、主人公の顔は常にあるタイプ。
時々やけに顔が変わってるのは気のせいだよね・・?エロシーン時ぐらい主人公の顔を見たくなかったかもしれん(ぇ
-システム 98点-
ほとんど文句の付けようが無いシステムに乾杯!!!!
スキップ速度良好。前の選択肢に戻る機能有り。 次の選択肢に進む機能も有り。バックグラウンド対応。ウィンドウサイズを変更可能(これは珍しい)
他にもメッセージウインドウを動かせたりね・・w
何この至れり尽くせりな機能の数々(*´Д`*)
他のメーカーも全部このシステムでいいよもう・・・・・(何
そして演出面も相当光ってました。
立ち絵や表情を細かく動かして、キャラが生きたコミカルな演出をしていたり、階段を上るシーンとかもキチンと演出がなされてます。
(階段を上るシーンは数回しか結局無かったけどOTL)
ちなみに、なんで二点引いてあるのかというと、
次の選択肢に進む機能を使った後とか妙にクリックしても反応が無くなったことがチラホラあったから・・。
・・・これは自分だけかもですがw 気になったので一応ネ。
-サウンド 75点-
OP歌はとにかく元気な感じに仕上がってて素敵。
一方ED歌は二人の明るい未来をしっかり歌ってくれてます。
個人的にはED曲の方がいいかな(*´Д`*)
ゲームミュージックのクオリティは可も無く不可もなくですかね?これまた全体的に明るい感じの曲が多いです。
特に耳に残ったのはRIVAL!という曲。
題名の通り、主に魔法仕掛け競争の時に使われる曲。
大真面目な競争曲という感じも無く、何処かコミカルな感じのする曲調が好きだったりw
-萌え度 ∞点-
・・・ま、まさかここまで萌えさせられるとは!!!!
日常描写は普通の萌え萌え学園物レベルなんですよ?
あ〜、可愛いなぁ(*´Д`*) 程度。
しかし、この作品は恋人になったら本領発揮と言っても過言では無いでしょう・・・。
そこからが本当の地獄だぜヒャッハー!!!
自分は萌えすぎて涙出たのは久々だよマジで・・。
甘いってレベルじゃないんですよ本当に!!! これならまだ砂糖一袋を一気に口に入れた方が(ry
例えば「一日に何回キスしていいの・・・?」とかネ。
んで、キスしまくる為に登校途中にリップクリームを主人公の為に買ってくる恋人。(結果遅刻ギリギリ)
その心は・・・?
キスしすぎで唇がカサカサになるってことだよぉおおおおおおおお!!!!
要するにキスしまくるからね!という恋人からのメッセージ。ガクガクガクガクgクgクガk。
へへ・・、これがほんの一部なんだぜ?信じられないだろ?
まさか妹がいないのに脳が溶ける現象が起きるとは誰が思うだろう?いや思うはずがない!反語!
-エロ度 95点-
回数は一人3回〜4回。複数プレイが一部有り。
尺はそのままニ回戦〜三回戦と続くのもあって長め。テキストはひたすら萌えエロ系。ラブラブH。
これは萌えエロ道の最高レベルなんですよ!!!!
アトリエか〇や等といった抜きゲーとはまた違ったベクトルのエロさがこの作品にはあります。
とにかくエロい!というか真穂がエロすぎてはしゃぎすぎてしまった(謎
二回戦も結構あって、最高四回戦まであります(CGは二枚ですが)
エロも頑張ってる萌えゲーとして認めざるをえないデキ。
「もっとがっついてぇ!」は反則だろ・・・・・常識的に(ry
- 私的総合得点 89点-
元気を分けてもらえる。そんな作品。
個人的には久々に心から買って良かったと思える作品に出会えましたね〜。
ドタバタ萌え系シナリオが好きな人、ちょっと落ち込んでる方や、欝ゲーばっかプレイしてて疲れた方に是非お勧め!
きっとこの作品はそんな人のニーズに答えてくれるでしょうっ。
逆にシナリオをガチで期待してる人にはお勧めできないですハイ。
明るく元気なテキスト、雰囲気を味わうゲームだと自分は感じました。
とにかく気になってる方は体験版をプレイすると良いですw
体験版で確実に作風が合う人と合わない人で判断が分かれると思います。
特に主人公が許容できるか否かが重要。冒険心溢れるエロガキですからね(ノ∀`)
んで、体験版で気に入った方は買ってほぼ損は無いデキとなっておりますね。
全体的に高レベルに仕上がっておりますし・・・。
特に 萌え度 エロ度 システムは今期の萌え学園ゲームの中でTOPクラスだと思う。(学園っぽさはそこまで無いですが
ちなみに個人的お勧め攻略順は
真穂→いつきand雫→樹里→悠夏かなぁ。でも、真穂を最初にプレイするとその後ずっと真穂が可哀想だし、最後にするのも有りかも?
まっ、特に順番は関係ないので思うがままにどうぞw
最後に言いたい・・
いつきさんの回想の多さを見てぬか喜びしたのは自分だけじゃないはず!!!
※事情により今回もプレイメモはおまけOTL 悠夏編に至っては何も書いてないのは仕様ですハイ。・・べ、別に書くのめんどくなったんじゃないんだからっ!
プレイメモ編はコチラからどうぞ〜。
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