ToHeart2 AnotherDays 総評
タイトル |
: |
ToHeart2 AnotherDays |
メーカー |
: |
Leaf |
原画 |
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カワタヒサシ みつみ美里 甘露樹 |
シナリオ |
: |
枕流 三宅章介 菅宗光(む〜む〜) |
システム |
: |
CG鑑賞 音楽鑑賞 エッチシーン回想 |
■総評
まず初めに、今作の位置はFDと捉えない方が吉。
でも、続編でもない・・・言うならば外伝という位置がしっくり来るかも?
基本的には彼女がいない状態でスタート→固定ルート→MAP移動→一人のヒロインを選んでいく形ですしね。
普通のラブラブアフターストーリーとは毛並みが違うということだけ注意。
-シナリオ 60点-
※プレイ時間
初回プレイ時間はプレイキャラにもよりますが、大体5〜6時間程度。
二週目以降は既読スキップを使えば一周2〜3時間ぐらいでプレイ可能。
自分の総プレイ時間は17時間ほどでした。
このみとタマ姉ハーレムルート、通称「このたま」ルートと郁乃ルートは別枠扱い。最初からを選択すると本編のAD時間軸とは別の時間軸でスタート。
(このたまルート=このみノーマルEDのアフターストーリー 郁乃ルート=愛佳ルート後のアフターストーリー)
これ等は1つ2時間程度で終わりました。
※ToHeart2AD概要(作風)について
-前作よりもコメディ色、ご都合モテモテ主義を全面に押し出した作品。−
もうね、主人公が理不尽なほどモテまくりますよw
前作のToHeart2でも一級フラグ建築士っぷりを発揮してましたが、今回はそれをも上回る気がする。
フラグに加えて主人公にいきなり告白してきたり、好き好きで付きまとってくれる女の子もいますからねw
追いかけるより追いかけられたいという方にはピッタリな作品かも。
んで、前作の主人公をよく覚えていないんですが・・・。
こんなノリの主人公だったっけ?
と違和感を感じさせてくれましたハイ。「あれは恋愛至上主義が生み出したラブモンスターだ!!」とか言うような主人公だったっけ・・?
まぁ、個人的には見ていて楽しいので良いですがががが。
ちなみに、ヘタレ力の方は健在で、ルートによってはイラっとさせてくれます(ノ∀`)
とにかく主人公がモテまくる→常に学園の噂になっているand何でお前だけ・・・!!!という嫉妬を浴びまくる作品。
そんなラブコメ分を増量した世界観。実際に嫌ってほど「ま た お 前 か !」的な台詞を聞くことができますよw
なので、こういうラブコメなノリが好きか嫌いかで購入判断しても良いかも。
それぐらい今作では大きなウェイトを占めている部分。これが合わないともう全てが合わないかもしれないw
※中身について
-ビックタイトルという事で期待しすぎなければ、それなりに楽しめる萌えゲー-
シナリオ構成や中身で魅せるゲームではなく、明るいテキストと萌え雰囲気に特化した感じ?
切ないラブストーリーや、感動のドラマなどを期待するとNG。
中でもまーりゃんルートは特に凄かった・・。
他キャラはまだ萌え系シナリオという枠の中で頑張ってるんですよ???
でも、彼女のシナリオは異質も異質。
ピッチャー振りかぶって真後ろのセカンドに投球しちゃうぐらいズレたシナリオでした(謎
ここまで謎で電波なシナリオはそうはお目にかかれないほど。自分の理解力では無理だわ(´Д`;)ヾ
これがまーりゃん先輩らしいシナリオと言えばそうかもですが、終盤のノリに付いていけなかったよOTL
ADの中でもサブキャラでいる時が一番輝いていた気がする。ある意味不遇な先輩かもしれない・・w
それと、このたまルートと郁乃シナリオは別枠で話が展開していくという風に、プレイ時間の所で書きましたが・・・。
その中でも郁乃シナリオは特殊な展開です。
愛佳ルートのアフターとして描かれているので、当然主人公と愛佳は恋人状態でスタート。
そんな中でのアフター生活をずっと郁乃視点で描くという試みをしています。
そして、それに伴い主人公に立ち絵とボイスが追加されます。(ボイスはオフにもできます)
中々斬新で面白いシナリオだったのですが、郁乃と素直に甘甘展開、キャッハウフフな関係になりたい!って人はご注意を。
あくまで、違うアプローチで郁乃の魅力を伝えてるシナリオですので。
個人的には一人称での心情描写に萌えまくってたので良しとしますw 一人称の何か腐女子っぽい言い回しが気に入ったので(*´Д`*)
まぁ、AnotherDays本編で郁乃と出会って普通に恋する展開も見たかったですけどねOTL
とにかく体験版も無い中で判断しづらいと思いますが、前作をプレイした方はラブコメ要素が4割増しになってると考えれば、とりあえずおkかもw
そして、シナリオの中身も軽いノリのテキスト重視なので感動ラブストーリーとかを求めないことが大事(ぇ
-グラフィック
90点-
さすがLeaf・・!
と言わざるを得ないクオリティでした(*´Д`*)
女の子の絵が可愛いすぎるだろ・・・・常識的に考えて。背景も綺麗ですし、クオリティ面では大満足。
システム面でのサポート(スケーリング機能)も大きく、とても良い解像度で楽しむ事ができましたね〜。
(マシンスペックはそれなりに必要になるっぽいですがOTL CPU:Pen4の2.4Ghz グラボ激安(GeForceFx5200)、メモリ512MBのマイPCでも快適にできましたという事を目安にどうぞw)
しかし、枚数がちょっと少なく感じましたね。
エロシーンが無いキャラはその分、枚数で魅せて欲しかったかもしれない。差分さえ少ないですし。
・・・それと、相変わらず甘露様はエロシーンで(ry
まぁ、自分は好きなんで良いですけども。郁乃は塗りも相まって、別人に見えたり見えなかったり。
-システム
75点-
個人的には使いやすいシステムでしたね〜。
SKIP速度良好、セーブせずに消しても「ロード」と「続きから」が別にあるので安心して消せたりね。
そして画像を引き伸ばして行うスケーリングモードを使用すると、心なしか画像が綺麗になっているように感じました。
んで、プログラム自体もあまりもっさりしていなかったですし。
ただ、セーブ画面は縦長よりは普通のパネル形式にして欲しかった。
しかも、最後にセーブしたところを記憶しているのが厄介。ロードを選ぶと自動的に下のほうに行って・・・。
自分は結構セーブ数が多くなる方なので、下から上に上っていく作業が面倒だったりw
・・・フラゲ対策(コンピューターの日付とリンクさせて発売前に起動させないシステム)を搭載する暇があったら、もっとシナリオとかに力を(ry
しかも、時間をずらせば簡単に抜けれるみたいですしw
-サウンド
80点-
ま、まぁ基本は前作と同じかな。
一部追加曲はありますが、特に印象に残るような曲は無かったかなぁ・・。
ボイスの方は声優さんの演技が良い感じ。
このみの声が違和感があるという事でしたが、自分はあんま気にならなかったな〜。
まぁ、前作をプレイしたのが大分前で覚えてなかったのかもw
-萌え度 95点-
このゲーム最大の売り。というかこの部分を重視していないと駄作になる可能性が大かもしれない(ぇ
とにかく
萌えた 悶えた 床をゴロゴロさせられた
あまりに悶えてヘッドホンを床に投げ捨てたら、左耳部分が故障しました・・マジで。
あぁ、今度買ってこないといけなくなったじゃねえかチクショウOTL
ちなみに、Myヘッドホンに致命傷を負わせた場面はよっちのエロシーン。乳があまりにけしからんので、ついカッとなって・・・。
プレイ前から気になっていた、郁乃や菜々子は勿論の事、登場人物全員に萌えまくってました(*´Д`*)
んで、一番予想外だったのはシルファというメイドロボの存在。
いいか・・・?
彼女はガチでやばいんだよぉおおおおおお!!!!!
© leaf
作品名:ToHeart2AnotherDays
調べもしないノーマークだったキャラだけに、出会ったときのインパクトが強すぎたw
対人恐怖症 引きこもりだった為に言語機能が発達しておらず、舌ったらずの口調 素直になれないメイドロボ
特に常に舌っ足らずなのがクリティカル。
濁点があまり言えなく、「ドジっ子」が「ろじっ子」になったり・・・あーもう!!!!!!!!
問おう・・・貴方が私のメイドロボか?(壊
α波ならぬ、シルファー波がドッパドパ脳内に分泌されてあの世へトリップする所でしたよ。
癒されすぎてアカンのですよ!!!!現実なんて忘れさせてくれます!!(ぇ
きっとマイナスイオンとかの進化系なんだよ!シルファー波は!!!
萌えに期待しまくってる人は安心してもいいと思うんだ(*´Д`*)
ちょっと各キャラは壊れ気味ですが、それが良い!!! というか、イルファさんはいつからエロメイドロボに(ry
-エロ度 60点-
まぁ、Leafなので例によってエロは少ないです。
今回は描写的には想像以上だったので多少ビックリしましたが・・・。
でも、やっぱ一回ずつなのねOTL
Leafなのに、淡い期待を抱いてた自分に乾杯。
そして、エロ無しキャラさえいます・・・。
プレイ前に知って萎えましたが、いざプレイしてみるとエロが無いのも頷けるかなぁ・・という気分になってしまった。
でも、やっぱねぇ・・・?
夢オチでいいから、にゃんにゃんしたかったよぉおおおおおおおおおおおおお!!!
このみ母親とか生殺しだろ・・・・。最初のCGで前かがみにさせられた責任を取ってくれよ!! えぇい!!あの展開の同人はまだか!!!
シナリオに組み込むのは無理だとしても、夢ぐらいいいじゃないか!!!!!OTL
むしろ、このたまルートが夢オチじゃないのにビックリだよ・・。ToHeart2にこのシナリオは合わない気がするw
個人的にはエロ無しも非常にガッカリさせられましたが、それより許せなかったのは・・・
エロシーン回想数のかさ増し。
シーン回想モードで、一回のエロを小分けにしてるのがイラっとしたw
何故に射精位置の違いで3つも回想枠を使うんだと(ry 郁乃のエロ回想数も3つだけど、実質1回だと思うんだ。入れてないのはエロじゃねえよバーロー!!!
無駄に回想数があるから、ママンエロを期待しちゃったじゃねえか!!!!(涙
無いって知ってたのに・・・、それでも期待した俺の純粋な気持ちが分かるか!?
回想がまだ埋まってないまま最後のママンルートを迎えた時のはしゃぎっぷり!
そしてママンルートを終えた時の絶望感!哀しみ!怒り!憎しみ!
リアルにOTL←この状態になった時の気持ちが!!!!!!
教えてくれ・・Leaf。
俺は、このやるせない怒りを何処にむければ良いのか。ママンは全然脱いでくれない。
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私的総合得点 78点-
プレイ中に、作品における主人公の立ち位置にデジャヴを感じていましたが、ついさっき思い出しました。
最近プレイした「さくらシュトラッセ」の主人公に似ているのかもしれないw
・・・まぁ、それはさて置き、作品としては十分良作として仕上がっているとは思います。
萌えによる依存こそ大きいですが、なんだかんだで自分は満足しておりますよ。
もう深夜販売は二度と行きたくないですがががw
とにかく・・・・
萌えを最重視する方にはお勧め。それ以外の方のご利用は慎重に!!!!といった感じ。
この作品をプレイするにあたって、「前作をプレイした」という理由は大前提にしか過ぎないかな(ノ∀`)
それに加えて、萌えに飢えている方や、今作に登場するサブキャラが一番好きだったのに、攻略できなくて涙を呑んだ方などが対象かもしれないw
にしても、この作品がPS2に移植されそうな気がしてならない今日この頃。
ははっ・・・・ま、まさかね!?
そしてそれを逆移植したときにママンとついにファイナルフュージョンが(ry
・・・・こんな夢を持たないと、やってられないんですよチクショウ!!!