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タユタマ-kiss on my deity- 総評
  

タイトル

:

タユタマ

メーカー

:

Lump of Sugar

原画

: 

萌木原ふみたけ

シナリオ

:

史方千尋

システム

:

CG鑑賞 音楽鑑賞 シーン回想 
ディスクレス起動可 シーンスキップ有り 

 


■総評


-シナリオ 65点-



※プレイ時間andプレイ印象
初回プレイ時間は8時間前後。
二周目以降は共通部分が多いので2〜3時間で終わるはず。
ただし、既読済みなのに既読スキップができないことがあって萎えることもしばしば。・・・とか思ってシステム面を見直していたら、シーンスキップがあってビックリ。
これを使えばかなり快適にプレイできますな! 相変わらず未読判定が甘いですけどもOTL





※構成and中身について


-シナリオのデキどうこうよりも、全てを覆す可能性があるキャラに注意?



まず構成について。


基本的には一つのシナリオを分化させてると言ってもいいかもしれません。

敵が出てくるタイミングが変わるだけで、敵の倒し方などは全く同じ。
それに各々の個別ヒロインルートを混ぜていく構成になってますね。戦いの合間合間に挟み込むような感じ。





そして内容について。


この作品の特徴としましては絶対的な悪が存在しないというのがポイントでしょうか。
敵も最初こそ悪いキャラに見えますが、物語が進むにつれて・・・・どちらの考えも正しいという感じになるかと。
主人公側も敵側も決して間違ったことは言ってないんですよ。




んで3強と呼ばれる強力な妖怪とのバトルがメインなんですが、どうにもシリアスになりきれないんですよね。



戦闘してる最中でもギャグが混じるのでどうにもw 
良くも悪くもアッサリした伝記物。暗くなりすぎない暖かい伝記物 として楽しめるような作りになってる印象を受けました。




とりあえずシナリオに関してはこの暖かい伝記物萌えゲーというのを理解するといいかも?
あくまでも萌えゲーなのでバトルや伝記に期待し過ぎるとガッカリする確率が高いかな。

ただ、泣けるところはしっかり泣けるように作ってあるのでご安心を。





・・・とまぁ、ここまでは正直スルーして購入しても構いません(ぇ





本作を許容できるか否かは次に挙げる点が最大のキモ。



・ヒロインが凄まじく不快でもゲームを投げ出さない自信があるか否か。


正直シナリオのデキ自体は普通〜良作の狭間だと思ってますが、キャラの部分が合わないと脳内フィルターが働いて駄作になる可能性大。
作品のデキを左右するぐらい強烈なキャラクターがいますね〜。全体的にキャラの癖が強すぎる。








個人的にアメリに関してはシナリオを最後までプレイしたら多少許容できるようになりましたけども、多喜山という先生が(ry
不快を通り越して「マジ死んでくれ・・・」 と呟いてしまうぐらい酷い。


アレですね。エリートとそれ以外を区別する発言が多いんで、本気で萎えます。
貴方達ならいくらでも代わりがいるから怪我してもいいけど、お嬢様にケガされたらどうするの!! というキレ方、思考&発言をする人です。
ヒント:これでも教師


しかも声がオカマみたいな声で気持ち悪いというネ。


ここまで不快にしてくるキャラは以外と少ないかも? 登場回数少ないのにねw




兎にも角にも、人によっては作品のデキさえ喰ってしまうような、神経を逆なでしてくる酷いキャラがいるので要注意です。
注意と言っても体験版だけだと把握できないのがアレですが・・。


覚悟をしておくだけでもしておいた方が吉。知らずにプレイするとブチ切れると思うんだ・・。




もうほんとコレに尽きますよえぇ。
キャラのアクさえ弱ければ無難な良作萌えゲーとして締まってたかなぁ・・?




とりあえず・・・
最初に苦手!と思ったら、最後までそのキャラが苦手になるタイプの人にはお勧めできないと思います〜。
全体的に尻上がりに良く見えてくるようなキャラ達なので。(ヒロインでもミレディとかアメリとか最初の印象悪いですからね・・。)










-グラフィック 90点-

キャラクター絵は勿論のこと、背景も外注会社に任せてあるのでかなり綺麗ですね〜。
枚数もキチンとありますし、この点は文句の付けようが・・。


個人的にはゆみなの驚いた表情が大好きだったりw
後はチビましろともう一人のロリ(ry



あえて言うならSD絵が個人的にイマイチだったかな・・?
そしてそれに伴うエフェクトが重すぎる気がしましたハイ。


・・・まぁ、エフェクト切れって話なんですけどね(ノ∀`)無理やり難癖付けるとこうなりますw










-システム 95点-


既読スキップ判定が若干甘い点を除けばほぼ満点じゃないでしょうか?
SKIP速度も速いですし、シーンごとにスキップできる機能があるというね。 

これは複数回プレイするゲームにとっては嬉しい機能(*´Д`*)


・・・・気づいたのがプレイ終了後でしたが。
システム弄るとシーンスキップができるようになるんですね(ノ∀`)



更にバックログではテキストをクリックしたシーンにジャンプして戻れる機能も付いているというユーザー想いな機能付き。
他にも録画機能やプレイ中に違う作中BGMを流せるミュージックプレイヤー機能など、本当に素晴らしいw










-
サウンド 90点-

地味に良曲揃いなのがミソ。

なんというかポップでノリが良いオサレ曲が多いですね〜。
ギター?ベース?を使った曲が多いのが特徴的ですが、しっとりした曲はとことんしっとりしてます。


う〜む・・・・やはりサウンドを語るのは難しいOTL


とにかくサントラが欲しくなるぐらいの良曲揃いなんです!!!! 
戦闘とかBGMの熱さだけで保ってるような(ry


個人的にAcross The Date Lineは神曲。戦闘でかかると一気に盛り上がるんですよっ。
今年度のゲームBGMでもTOPクラスで気に入りましたね〜。OP&ED歌よりもBGMの方が気に入るというレアな現象が起きましたw





んで、ボイスの方は多喜山先生以外は◎かと。
このキャラは声もアレすぎる・・。狙ってやってるのかな?それにしてもオカマっぽすぎて変な気がする。


特に妹のゆみなの声は反則(*´Д`*)可愛い過ぎる。
水橋さんですよね?コレ。 とにかく勘違いして驚いたり泣き叫んだりするキャラなんで、バッチリあってましたw










-萌え度 80点-

ゆみな可愛いよ(*´Д`*)ゆみな
勿論他キャラも良いですが、個人的にはゆみながずば抜けて(ry


こういう泣き虫暴走妹キャラはいいですね〜!!彼女が出てくるたびに癒されて癒されて!!
もうねニヤニヤが止まりませんでしたw

他ヒロインも癖が強いキャラが揃っている分、噛み合えば凄まじい萌えを見せてくれます。


そしてロリ好きにはチビましろや鵺(サブキャラ)もいるんで、意外と満足できるかも?
このキャラ達は相当愛らしいですハイ。










-エロ度 80点-


あれ・・・?意外とエロイよこれw
回数は一人4回ですし、描写も特別薄くないです。
一人4回だからってCG一枚で全部済ませるということもなく、使うと事はしっかり使ってくれます。

尺もそれなりにあって十分実用レベル。


内容はやはり萌えゲーらしく愛を確かめる甘甘Hですね〜。
凌辱とかそういうのは一切無いのでご安心を。

・・・まぁ、個人的には分身の術がエロかったんでそれだけで(ry












-私的総合得点 77点-



シナリオ以外は本当に良くできてると思います。
素晴らしいサウンド&システム&グラフィック&萌えエロ

ここまで揃ってるゲームは珍しいと思うんですよ!!


ただシナリオも萌えゲーとして良いデキだとは思うんですけども、全体的に癖が強すぎたかなぁ〜という印象。
というかキャラが不快すぎて評価が下がってしまうのかなw それほどまでに凄まじいです。


自分は特定キャラ(教師)がイライラしすぎて感情点が・・・(ry


兎にも角にもキャラに振り回された作品ですかね〜。
アクが強いのも考えものですねw





最後に一言・・・



ゆみなルートが正史でいいと思ってるのは自分だけじゃないはずっ。
ましろルートは号泣しましたけどねw





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