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+++FE トラキア776 会話集+++


第2章外伝 海賊島


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第2章外伝  海賊島



■オープニング



※敵軍側



(シヴァ)

リフィス
わかっていると思うが
そのシスターには手を出すなよ

(リフィス)
あ、ああ・・・
わかったよ・・・

(リフィス)
なぁ、サフィ
たのむよ
おまえの望みはなんだって聞いてやる

だから
オレの言うことを聞いてくれよ

(サフィ)
ごめんなさい
私にはリノアン様からあたえられた
大事な使命があるのです

それともリフィス
あなたは
ターラのために戦ってくれますか?

(リフィス)
オレに帝国軍と戦えっていうのか?

そりゃムチャだ
勝てるはずがないよ

(サフィ)
無理を言っているのは
わかっています

でも
けがれなき子どもたちを
生けにえとして差し出すなど

人間として
許されることではありません

全滅は覚悟の上です
それでも
私たちは抵抗すると決めたのです

・・・ターラ市民は
自分のためだけに戦うのではありません

やがて
この世界すべてが暗黒の闇におおわれる

今立ち上がらなければ
世界は
暗黒神ロプトに支配されてしまうの

お願いリフィス
あなたの力をかして!

ターラのために
いえ、私たちの未来のために
一緒に戦ってほしいのです!

(リフィス)
ふーん・・・
もしOKだと言ったら
オレの望みをかなえてくれるか?

(サフィ)
ええ
私にできることなら・・・

(リフィス)

わかった
部下たちを説得してターラに行ってやる
そのかわり約束は守れよ

(サフィ)

はい!



※自軍側



(リーフ)

日が暮れてしまった
なにも見えない・・・

(アウグスト)
たいまつがあれば
少しの間は
周りが見えるのですが・・・

(リーフ)
ないまま戦うのは
やはり苦しいだろうか?

(アウグスト)
視界の広さがちがいますからな

しかし、おそらく
たいまつは、この島にもあるでしょう
心配することはありません

(リーフ)
では行こう

こんなところで
ムダな時間は過ごせない!



■敵軍側2ターン目



(部下1)

おかしら
本当に
ターラに行くんですかい?

わしらはイヤですぜ
帝国と戦うなんざまっぴらだ
まだ死にたかねえもんな

(リフィス)

わかってる

あの小娘を
オレのものにするための方便だ

誰が
ターラなんぞに行くものか

くそっ、シヴァのやつめ
たかが傭兵のくせに
みょうな情けをかけやがって!

(部下2)
おかしら、西のほうがさわがしい
どうやら
ねずみが入りこんだようですぜ

(リフィス)
なんだとっ
くそっ
なめたことしやがって!

よし、みんな出撃しろ
とっととつかまえて
さかなのえさにしてやるんだ!



■会話 リーフ→エーヴェル



(リーフ)

エーヴェル
海賊はかなりの数だが
勝てるだろうか?

(エーヴェル)
大丈夫です
無理をしなければ
恐れることはありません

(リーフ)
エーヴェルは
リフィスという男を知っているのか?

(エーヴェル)
ええ・・・
リフィスはただの小悪党です
殺すにも値しません

リーフ様
リフィスを捕えたら
逃がさないでください

イスの村に連れ帰り
村人たちに
つぐないをさせましょう



■シヴァ初戦時



(シヴァ)
ふっ
おろかなやつらだ・・・



■シヴァ撃破時



(シヴァ)
ばかな・・・
こんなやつらに・・・



■シヴァ解放時



(シヴァ)
甘いやつらだ・・・
だが借りができたな・・・



■リフィス初戦時



(リフィス)
ま、まってくれ
オレが悪かった
殺さないでくれ!



■リフィス撃破時



(リフィス)
うう・・・
いてえよ・・・
サフィ・・・



■リフィス解放時



(リフィス)
また
やり直すしかねえようだな
あばよ、ばかなやつら



■制圧後



(リーフ)

海賊たちは逃げたようだが
シスターは無事だろうか?

(アウグスト)

ここに、お連れしました

(アウグスト消える、サフィ登場)

(サフィ)

ありがとうございました
おかげさまで・・・えっ!?・・・まさか・・・

(リーフ)
シスター、ぼくの顔になにか?

(サフィ)
リーフ様、お忘れですか?

ターラのサフィです!!

(リーフ)
サフィ・・・
ターラの修道院にいた女の子・・・
そういえばサフィといった・・・

(サフィ)
王子とは
二、三度しか
お目にかかってませんから

覚えておられないのも
無理はありません

でも
私はハッキリと覚えています

王子が
ターラから落ちられるとき

泣きくずれる
リノアン様をおなぐさめしたのは
私ですから・・・

(リーフ)
そういえば
きみはリノアンの友達だったね
たしか司祭の娘だった・・・

(サフィ)

友達だなんて・・・

リノアン様は
ターラ公爵家のお嬢様

私は
リノアン様にお仕えする身です

(リーフ)
それできみは
どうしてこんなところに?
リノアンは元気なのか?

(サフィ)
王子は
ターラの出来事を
ご存じないのですか?

ターラは、公爵様がなくなった後
帝国の役人によって
統治されていたのですが

ひどい悪政がつづいた上
今年になって
子供狩りが始まりました

(リーフ)
子供狩り・・・

(サフィ)
街の人々は、これにがまんができず
リノアン様を盟主として
反乱を起こしました

多くの傭兵たちを雇い入れ
また帝国の高官たちにも
多額のワイロをおくったりして

再び自治を得られるように
努力したのです

しかしブルーム王は許さず
街は帝国の大軍によって
包囲されてしまいました

恐れをなした傭兵たちは逃げ去り
今は一握りの義勇軍や市民たちが
絶望的な戦いをしています

私はリノアン様の命をうけ
ターラのために戦ってくれる
戦士を求めて

トラキアの各地を
訪ねているところなのです

(リーフ)
ターラではそんなことが・・・

ターラ公爵は、5年ものあいだ
ぼくをかくまい
その罪を問われて、帝国に処刑された

ぼくは
公爵のご恩は決してわすれない

ぼくはターラに行く
きっとターラを救ってみせる

サフィ
一緒に帰ろう

(サフィ)

はい、リーフ様!
ありがとうございます!!



※リフィスが捕虜になっている場合



(リフィス)
おいおい
オレはいったいどうなるんだよぉ

(リーフ)
おまえは、村人に引きわたす
処分は彼らが決めるだろう

(リフィス)
ま、まってくれよ
そんなことをされたら
オレは殺されちまう

なあ、たすけてくれよ
サフィ

(リフィス)
おまえからも言ってくれ

一緒にターラへ行こうって
約束した仲じゃねえか

(サフィ)
リーフ様
この方は
それほど悪い人間ではありません

海賊行為はいけないことですが
すでに悔い改めております
どうか助けてあげてください

(リーフ)

サフィがそれほどいうのなら・・・

(リーフ)
わかった
しばらくようすを見よう

(リフィス)
ふっ
たすかったぜ
スキを見て逃げ出すか・・・

まてよ
こいつが王子というのが本当なら
帝国に売るってテもあるな・・・

まあいい、ゆっくり考えよう
いずれにしても
サフィをオレのものにしてからだ・・・



→NEXT 第3章 「ケルべスの門」

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