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+++FE トラキア776 会話集+++


第19章 帝国の反撃


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■ワールドマップ上



ドリアスたちにおくれること一日
ようやく準備を終えたリーフたちは

アルスターへの進撃を、今、まさに
開始しようとしていた

そのとき、先発したドリアス隊から
思いがけない報告がもたらされる

それは、リーフたちがたどることになる
苦難の道の始まりを告げるものであった



第19章 帝国の反撃



■オープニング



(リーフ)
アウグスト、全員そろったようだな
ではアルスターに出陣するぞ

(アウグスト)
王子、城へ何者かがまいりました
おそらく
ドリアス卿の手のものかと・・・

(レンスター兵)
リーフ王子!
・・・無念です・・・

(リーフ)
どうしたんだ?
なにがあった?

(レンスター兵)
帝国軍の反撃を受け
わが部隊は・・・全滅・・・

(リーフ)
なんだと!
ドリアスはどこだ?
卿はどこにいる?

(レンスター兵)
ドリアス卿は・・・
われらの退却を助けるため・・・

自ら敵軍にきりこまれて・・・
む、無念の・・・ご最期を・・・

(リーフ)
!!
・・・・・・

(レンスター兵)

われらの力が足りないばかりに・・・
申し訳ございません!

(リーフ)

ばかな・・・そんなことが・・・

(アウグスト)
王子、味方が退却してきますぞ
急がねば全滅をまぬがれません
彼らを援護・・・

(リーフ)
・・・ばかな・・・そんな・・・

(アウグスト)
王子! しっかりなされい!

このまま味方を全滅させては
ドリアス卿の犠牲がムダになりますぞ!
可能な限り、兵を救出するのです!



※敵軍側



(ブルーム)
・・・うじむしどもめ
わが帝国の力を思い知ったか!

ウォルフ、後は卿にまかす
フリージ家の名にかけて
必ずレンスターを奪還せよ!

(ウォルフ)
はっ、必ずや!!



※第16章Aでコノモール倒していない場合は追加



(コノモール)
多くの市民が死んだ・・・
だが、この私があるかぎり
アルスターは滅亡させぬ・・・



※第17章Bでアマルダを倒していない場合は追加



(アマルダ)
私には部下の命を守る義務がある
だが
本当にこれでいいのだろうか・・・

スルーフ様、教えてください
私はどうすればよいのでしょうか・・・



■会話 ミランダ→コノモール



(ミランダ)
コノモール
もうおやめなさい!

(コノモール)

ミランダ姫!?
どうしてこのようなところに!

(ミランダ)
リーフ王子に救われたのです
彼は、私のもとめに応じて
アルスターを救おうとしました

そのために多くの兵と
大事な側近まで失いました

それなのに
あなたは何をしているの!

精鋭のアルスター軍をもっていながら
帝国の飼い犬になりさがって
いったい何を考えているのです!

(コノモール)

はっ・・・
申し訳有りません・・・

(ミランダ)
敵はレンスターではないわ
帝国こそ、私たちの憎い敵

指揮下の騎士団に命じなさい
レンスター軍の退却を助けるの!

今よりアルスターは国をあげて
リーフ王子の北トラキア解放軍に
参加するのです!

(コノモール)
わかりました
では、ただちに

アルスター全軍に告ぐ!

今よりわれらは解放軍に参加する
騎士団は全力をもって
レンスター軍を助けよ!

われらはレンスターに亡命し
祖国アルスターの
奪回をめざすであろう

なおこれは
王女ミランダ姫のご命令である!



■会話 スルーフ→アマルダ



(スルーフ)
アマルダ様
剣を引いてください
私です、スルーフです

(アマルダ)
スルーフ司祭
どうしてこんなところへ?

(スルーフ)
あなたを迎えにきたのです
リーフ王子の解放軍が
あなたをお待ちしています

(アマルダ)
私に国を裏切れと?

スルーフ様、それは無理です
それができるくらいなら
こんなに苦しみはいたしません

(スルーフ)

アマルダ様
国とは王や貴族の私物ではないはずだ

もしまちがった方向にあるときは
それを正すことも騎士の努めでしょう

裏切り者の汚名を恐れて
あなたは
国の過ちを見すごすおつもりですか

(アマルダ)

そうではありませんが・・・

ただ、私の部下たちが
どうなるかと思うと・・・

(スルーフ)
それは彼らが決めること
あなたは
ご自分の心に素直であるべきだ

(アマルダ)

わかりました・・・
スルーフ様
私は解放軍とともに戦います

うばわれた子供たちを取り戻す!
それこそが、私の望みです!!



■民家1



(女性)
レンスター軍が負けたって本当ですか?
また帝国の時代に
戻ってしまうのでしょうか・・・

え、そんなことはさせない?
たのもしいわ

このせいすい
さしあげますから
役に立ててくださいな

せいすいをてにいれた




■民家2



(おばさん)

このあたりも
また、戦場になるのかねえ
おお、いやだいやだ

あんたたちレンスター軍の人だろ
このぎんの剣あげるからさ
なんとかしておくれよ

ぎんの剣をてにいれた



■民家3



(男性)
アルスターで反乱軍が
敗れたっていうじゃねえか
大丈夫なのか?

このキラーランスを持っていきな
けっこう使いやすいと思うぜ

キラーランスをてにいれた



■民家4



(男性)
なんだ、あんたら
トラキアを救うってわりには
にぶそうだな

このスピードリングをやるから
もう少しすばやくなりなよ
相手をびっくりさせるくらいに、さ

スピードリングをてにいれた




■民家5



(おじいさん)
なに、このトラキアを解放するために
戦っているとな?

天晴れな心意気じゃ
うん、気に入った、このせいすいをやろう

帝国軍には魔法を使うものも多い
きっと役に立つじゃろうて

せいすいをてにいれた



■民家6



(女性)
帝国軍はすごい勢いで
せまってきてるんですって?

ケガしている兵隊さんも
多いんじゃないですか?

これ、ライブの杖です
使ってください

ライブをてにいれた



■民家7



(おじいさん)
やはり帝国軍は強いらしいのう・・・
じゃが負けてくださるなよ
あなたがたはわしらの希望じゃての

そうじゃ、このMアップの杖をやろう
これを使えば
もっと有利に戦えるじゃろうて

Mアップをてにいれた



■民家8



(おばさん)
あんたのお仲間
みんな傷だらけじゃないか

このライブの杖、あげるからさ
早くなおしておあげ

ライブをてにいれた




■民家9



(女性)
あのう・・・
もしよろしければ
この魔法書をお使いください

なんでもウインドとかいう
風の魔法の書だとか・・・

それで・・・その・・・
わたしたちを守ってくださいね

ウインドをてにいれた



■ウォルフ初戦時



(ウォルフ)
貴様もわが刃の
えじきとなりたいか!



■ウォルフ打倒時



(ウォルフ)
ぐわっ・・・
そんな・・・
ばかな・・・

※ウォルフ解放時は、捕獲不可能なのでありません。



■コノモール初戦時



(コノモール)

これもアルスターのため
許せ!



■コノモール打倒時



(コノモール)

アルスターが・・・
ふたたび・・・
よみがえらんことを・・・



■コノモール解放時



(コノモール)

虜囚のはずかしめを
受けるとは・・・
だが今は生きねばならぬ・・・



■アマルダ初戦時



(アマルダ)

直ちに兵を引きなさい!
むだに命を落とすことは
ありません!



■アマルダ打倒時



(アマルダ)

これでいい・・・
血まみれの・・・私には・・・
無様な最期こそふさわしい・・・



■アマルダ解放時



(アマルダ)

私は、一体
何をしているのだ・・・



■リーフ離脱後



(アウグスト)
どうやら
帝国の総反撃が始まったようです

このままでは防ぎきれません
いったん
城内に退却しましょう

(リーフ)
アウグスト、これはぼくのミスだ
ぼくがおろかだった・・・
ドリアスはぼくが殺したようなものだ・・・

(アウグスト)
今はそのようなことを
言っている場合ではありませんぞ

ドリアス卿にわびるのは
このレンスターを
守りきってからになされよ

とにかく今はがまんするのです

(リーフ)
そうだな・・・

(アウグスト)
そう気を落とされるな
悪い話ばかりではありません

これはあくまでうわさですが
東のイザーク王国で大きな反乱が起こり
帝国相手に善戦しているということです

その反乱軍の盟主は
誰だかお分かりになりますか?

(リーフ)
イザークならシャナン王子だろう?
フィンから聞いたことがある

剣士としても最高の腕を持ち
民からも愛されている
すばらしい方だとか・・・

ぼくとはおおちがいだな・・・

(アウグスト)
むろん
シャナン王子もおられるはずですが
盟主は別の方です

(リーフ)

え?・・・

(アウグスト)
シアルフィのセリス公子・・・
イザーク人は
グランベルの光の公子と称えております

(リーフ)
セリス公子!?
・・・本当か!

(アウグスト)
はい

セリス公子の父上は
王子にとっても伯父にあたる方でしたな

聖騎士シグルド・・・10年ほど前までは
逆賊あつかいだったのに
今ではたいした人気だ

彼は皇帝の野心を早くから見抜き
世界を救わんとして戦ったが
非業の死をとげられた・・・

吟遊詩人によって広められたこの話は
帝国の圧政に苦しむ人々に広がり
今や伝説的英雄となりました

その英雄の子が
けなげにも
父の遺志をつごうとしている・・・

民はうれしいでしょうな
公子のためなら死もいとわぬでしょう
まさに最高のシナリオというわけです

(リーフ)
・・・・・・

いったい何がいいたいのだ?

(アウグスト)
少なくともセリス公子の名声は
彼自身の力によるものでは
ないということです

時代が英雄を求めている

その求めに従い、何者かが
公子を英雄に仕立て上げようとしている

英雄とは自らの意思でなるものではなく
必要に応じて
作り上げられるものなのです

(リーフ)
では、ぼくはアウグストに作られたのか?

(アウグスト)
そう考えていただいてもけっこう

王子
このさいはっきりと申し上げます

ドリアス卿は、かつて
王子を救うために片腕をなくされた

そして、今また
王子の身代わりとなり
その生涯を終えられた

なぜ
そのようなことになったのですか?

あなたは
なぜそこまでして生かされるのか
人を殺してなぜ英雄と呼ばれるのか

その意味を
よく
お考えください・・・



※市民を全員離脱した場合のみ追加



(アウグスト)
王子にご用ということじゃが
王子は今
誰にも会いたくないとのことじゃ

私が
かわりにうけたまわろう

(市民)
わたしたちは
アルスターから逃げ出してきたものです

帝国兵に追われ危ないところを
レンスター軍に助けていただきました

ですからお礼に
このナイトプルフを
差し上げようと・・・

(アウグスト)
・・・確かにおあずかりした
王子にご報告しておこう

(市民)
よろしくお願いします



→NEXT 第20章 「光の公子」

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