ＦＥ聖戦　会話集

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グランドフィナーレ

■ヴェルダン王国（継承者がいない場合）

　ヴェルダン王国は
　帝国の圧政下においても、

　ほとんどかえりみられる事なく
　打ち捨てられていたという。

　各部族は争いをくり返し

　治安はみだれ、
　盗賊団があばれ回っていた。

　聖戦の後、セリスは一軍を率いて遠征し
　この国の治安を回復した。

　人々は、セリスが
　ディアドラの子と知って歓喜した。

　ディアドラは
　ヴェルダンの民にとって伝説の人、

　いまや聖女と言われていた。

　ヴェルダンの民は
　セリスの直接統治を願った。

　セリスも母が生まれ育ったこの国に
　深い愛着を持っていた。

　ヴェルダンはグランベルに統合され、
　以後、王国領ヴェルダンと呼ばれた。

　森と湖の国ヴェルダン
　その美しい緑はシグルドのいのり、

　そのすきとおった水は

　ディアドラの涙だと
　この国の人達は信じている・・・。

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