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+++FE 紋章の謎 会話集+++


第2部6章 悪の巣

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第2部6章 悪の巣



■ワールドマップ上



グルニアは解放された。

あとは、占領軍司令官
ラング将軍が立てこもる、
オルベルン城のみである。

ラングは、その地位を利用して
グルニアの民から物を奪い
娘を奪い、命を奪った。

かつてこの男ほど非道な者が
あったであろうか。

「ヤツだけは許せない
 このぼくが、必ず倒す!」

マルス王子は、手にした剣を
天にかざし、力強く命じた。

アリティア騎士団、突入!!

■オープニング



(ラング)

ふふふ・・・奴らめ来たか

まもなく 本国からの
増援も つくころ
すこし もちこたえれば
奴らを 挟み撃ちにできるな

よし 剣士ナバールよ
奴らが 扉をあけた時が
貴公のでばんだ

えんりょはいらぬ
たたき切れ!!

(ナバール)
うむ・・・よかろう
アリティアの騎士など
俺の敵ではない

(ラング)
おお! さすがナバール
貴公ならタリスのオグマにも
勝てるというのだな

(ナバール)
なに? オグマ!!
む・・・むろんだ・・・
ヤツなど
俺の相手にもならぬ

(ラング)
そうか それをきいて
安心した
では たのんだぞナバール!

■会話 シーダ→ナバール(サムトー)



(シーダ)

剣士ナバール
おねがいです!!
もう一度 力をかして!

(ナバール)
うん!? だれだお前は?
女や子供に用はない・・・

と 言いたいところだが
(なかなか かわいい子だな)
俺に なんか用か

(シーダ)
・・・・・
あなた ナバールじゃない!!
だれ あなたは?

(サムトー)
チッ ばれちまったか
俺は サムトーっていう
ケチな 傭兵さ

なんか ナバールっていう
有名な 剣士に
にてるらしくって
よくまちがわれるんだ

だから めんどくさくなって
ナバールってことにしたら
ここに やとわれた

けど 俺もあのラングって
将軍 すきになれねえ
あんた 俺でよければ
力をかすぜ

(シーダ)
うん・・
あなたでもいい・・・

■会話 オグマ→ナバール(サムトー)



(オグマ)

ナバール・・・
見下げはてた奴だ・・

(サムトー)
よるな・・・ こよいの
必殺剣はよく切れる・・・

(オグマ)
どうしても やるというのか

まあ よかろう
貴様とは いずれケリを
つけねばと思っていた

(サムトー)
あっ・・・
ウソ!・・ウソですよ

俺・・サムトーです
お忘れですか オグマさん

(オグマ)
サムトー!?
ノルダの剣闘士だった
あのサムトーか

(サムトー)
ええ 奴隷剣闘士だった
あのころは よくあなたに
助けてもらいました

みんなで 逃げ出した時も
オグマさんだけが
身代わりになって
とらえられて・・・・

(オグマ)

・・・・・・・・

(サムトー)
仲間に ききましたよ
あなたが ひろばにひきだされ
ムチうたれて いきたえようと
したとき

たまたま 通りすがった
タリス国のおさない王女が
泣きながら あなたをかばい
助けたのだと

だから あなたは
タリス国のために

いや・・・その王女のために
剣をささげたのだと・・・

(オグマ)
もう いいだろう・・・
それ以上 言うな!
もう 終わったことだ・・
もう・・・・

(サムトー)
・・・・・オグマさん・・

とにかく 俺はオグマさんに
おんがえしをしたい!
ついていきますよ いいですね!

■サムトー初戦時



(サムトー)

かわいそうだが死んでもらうぜ
くらえ! 必殺の剣!!

■サムトー撃破時



(サムトー)

あーあ ウソなんて
つくんじゃなかったぜ・・・

■ラング初戦時



(ラング)

まっ・・待ってくれ
すまぬ・・許してくれ・・・

わしは 皇帝の言うとおりに
してきただけなのだ
わしも イヤだったのだが
しかたなかったのだ

なっ・・・だから
たっ・・助けてくれ・・・・
何でも言うことをきく
ほら・・・このとおりだ・・・

と・・・ ゆだんさせといて・・
ばかめ・・・ 死ね!!!

■ラング撃破時



(ラング)

ううっ・・・ ばかな・・・
このわしが やられるとは・・・

■玉座制圧後



(ジェイガン)

王子
城内に ウェンデル司祭が
とらわれておられました

(マルス)
あっ ウェンデル司祭!
よかった ご無事でしたか

マケドニアの村から
連れ去られたときいて
心配していたのです

(ウェンデル)
ラングは
わたしがグルニアの反乱に
協力したと言って
とらえに来たのです

(マルス)
でも カダインの最高司祭
である あなたの力をもって
すれば ラング将軍など
恐れることはないはずでしょう

(ウェンデル)

わたしは 魔道を戦いに
使うことは好まない

それに魔法都市カダインは
マリクやエルレーンなど
若い者達にあずけました

それより わたしには
大賢者ガトー様から
与えられた
大事な使命があるのです

(マルス)
ガトー様の使命?
その お仕事のために
司祭は 大陸を
めぐっておられたのですか

(ウェンデル)
そうです・・・
かつて 12星座がえがかれた
星のオーブという聖玉が
あったのはご存知ですね

ガトー様は ガーネフの
暗黒魔法を破るために
そのオーブからスターライトと
いう神聖魔法をつくられた

だが その時のショックで
オーブは12個のカケラに
分かれ 何処かへ
飛び散ってしまったのです

ガトー様は この世界は
不思議な力を秘めた
五つのオーブによって
守られていて

もし一つでも 失われると
世界は破滅すると言われる

そして 星のオーブが
くだけてしまった今
世界は 滅びつつあると
言われるのです

だから なんとしても
星のカケラを12個集めて
オーブを再生せねば
ならぬのだと

だが 残念なことに
わたしはとらえられて
せっかく集めた星のカケラも
帝国軍に奪われてしまった

マルス王子
もはやわたし一人では無理だ
できれば 力を
おかし願えないだろうか

(マルス)
えっ・・・ そんな・・
世界が 滅びるなんて
突然 言われても
ぼくには 信じられない

だけど 星のカケラとは
これのことでしょう
すでに いくつかは
ぼくが持っています

アリティアをとり戻した
後でよければ 残りの
カケラやオーブをさがす
お手伝いも いたしましょう

できれば それまでは
お待ち願えませんか

(ウェンデル)
そうでしたね・・・
王子の国は アカネイアに
攻撃をうけたのですね・・

もうしわけない それなのに
勝手なことばかり
言ってしまった

王子 わかりました・・
アリティアをとり戻すために
このわたしも戦いましょう

(マルス)
えっ 司祭が ぼく達のために
戦ってくださるのですか
でも ガトー様の使命は・・・

(ウェンデル)
こうして王子に 会えたのも
ガトー様の おみちびきの
ように思える

ならば 運命に
身をゆだねるべきでしょう

ただ この先にある
ラーマン神殿には
よってくだされ

あの 古代の神殿なら
失われたオーブや星のカケラを
見つけられるやも知れぬ

(マルス)
わかりました
ラーマン神殿なら
アリティアへの帰り道
すぐにでも 行きましょう!!



→NEXT 第2部7章 「紅の剣士」

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