凛 住所:東京都品川区大崎 1-20-16 MAP 営業時間:11:00-15:00 17:30-21:00 金昼のみ 定休日 :土曜(営業する時もあり)・日曜・祝日 メニュー: 正油 M700 L800 塩 M800 L900 カレー900 カレーチーズ1000 煮卵100 *麺硬さ指定、トッピングコール等不可。麺少なめは受け付けてくれる。 カウンターにはコショウ、唐辛子。レンゲは無し。 2007・2・14(WED) 14:45到着。 先客3名。 壁際の入り口側の席にすわるといつもに増して音楽が鳴り響いている。 ふと上を見上げると・・・ まさにスピーカー中央の真下。 Dr.feelgoodの男気あふれるPub Rockが鳴り響く。 懐かしいな、昔大好きでよく聴いていた。 ただ、音楽に興味ない人がラーメン食うにはちょっとつらい席かな。。 15分ほど待ってラーメン完成。 正油M にんにく麺少なめ¥700 四角い太麺は独特のグミグミとした食感がうまい。 パスタっぽい食感もある。 あえて二郎で言えば新代田が近いかな。 背脂がたっぷりと浮いたスープはガッツリと醤油が効いている、さらに前に出すぎることのない甘味がバランスよく効いている。 以前のような凶暴的なしょっぱさはないが相変わらずパンチの効いたうまさだ。 独特のドロドロ感は味わいは違えど○二と似たものを感じる。 ホロホロの豚は相変わらず醤油が効いていてしょっぱい、でもうまい。 細かく刻まれたにんにくは量多め。 音楽は続いてミッシェルガンエレファントへ。 いい繋ぎだ。 2006・10・31(TUE) 13:00頃到着。 先客5人。 券売機に向かうと一番下にみなれないメニューが。 あげネギ正油 ニンニク不可と書かれている。 渋谷 喜楽好きの僕としてはあげネギに惹かれ即座に食券購入。 店員によるとアブラ少な目のラーメンとのこと。 もしかして以前やっていた細麺 あっさりスープの純東京ラーメンかな、と思ったが出来上がり提供されたのはいつもの凛のラーメンをベースとした ものだった。 あげネギ正油 ¥800 あぶら少な目といってもあくまで凛としては〜と言う意味。 二郎としてもけっして少なくはない。 全体にたっぷりと揚げた玉ねぎが入っている。 玉ねぎの甘味がスープに混じり僕としては好みの味。 馬場ほどではないが若干崩れかかった豚。 ガッツリと醤油が染みており、かなりしょっぱい。 麺はいつも以上にパスタっぽい仕上がりだった。 ミートソースをかけても違和感ないかも。 ただ凛の麺は茹で上がりによって大分印象が変わる気がする。 濃い口の醤油スープ、煮込まれた豚、全体を覆う玉ねぎ、これにじゃがいもが入ったら「肉じゃが風ラーメン」になりそうだ。 相変わらずの完成度の高い一杯だった。 2005・10・13(THU) 11:15頃到着。 先客2人。 開店直後なのでまだ空いている。 現在は商品名に「賄」も「マカ」もつかなくなっている。 細麺は大井町で再開してこちらは太麺だけになったのでこれでいいのだろう。 味噌はもうやらないのかな? 大音量のミッシェルガンエレファントを聞きながら出来上がるのを待つ。 カレーM 麺少なめ ¥900 初めにカレーと混じる前の土台のスープを端から飲んでみる。 やはり以前のような暴力性はなくかなりマイルドになっている。 以前のしょっぱさも二郎好きにはいいが、一般的にはこちらのほうがうまさが伝わりやすくて良いだろう。 モヤシ中心の野菜の上にかかっているカレーは飴色に炒められた玉ねぎがタップリ入ったマイルドな味わい。 スープとの相性はばっちり。 以前は平たい太麺だったが今回は新代田のような四角い中太麺になっていた。 ツルツルした食感で丁度、新代田と荻窪の中間のような感じ。 もしくは30年位やってる昔ながらの極太スパゲティー屋の麺にも近いものを感じる。 以前は塊りといった感じだったが現在は普通の何枚といった形状。 ホワホワと柔らかくうまかった。 帰り際には早めのランチタイムに入った人たちによって店外2人待ちになっていた。 2005・6・18(SAT) 今月は土曜日もやっているということなので行ってみる。 昨年の夏に引越しをしてちょっとだけ遠くなってしまったので久しぶりの訪問だ。 途中、目黒の前を通ると相変わらずの行列。 13:45頃到着。 先客2人。 店主の姿はなく男性二人で営業していた。 食券を渡すと「にんにく入れますか」と聞かれたので。 「はい。あと麺少なめで」とお願いする。 基本的ににんにくを入れるか入れないかだけでその他のコールはできないが、麺少なめには対応してくれる。 ちなみに券売機にマカカレーは無かった。 店内をみまわすとレンガ側にあった司馬遼太郎の文章が無くなっていた。 BGMは相変わらず大音量。 歪んだギターのミックスチャーが流れている。 更なる爆音のなかで暮らしている僕には全く平気だが、慣れてない人にはつらいだろうな。 マカ正油 M にんにく麺少なめ ¥700 おや、見た目がいつもよりライトな感じだな。。 一口スープをすすってみる。 うまい!! 表面の液体アブラと細かい背脂の量は相変わらずだがいつものような暴力的な味ではない。 以前の暴力的な味を基準とするなら、この日の味は新代田でいうとこの「まかないくん」のような感じだ。 醤油、みりん、豚だしのバランスがよく、日本そばのつゆをかつおではなく豚がらでつくったような仕上がりは上野毛を思い出させる。 野菜は少なめ。 豚は以前は塊りでしょっぱめだったがこの日は普通の形状のが2枚。 味付けも普通でしょっぱくなかった。 暴力的な凛もうまいがこういう仕上がりの凛もうまいな〜満足。 量も僕には丁度よかった。 2004・11・17(WED) 13:30頃到着。空席3席。 レンガ側の席に座る。 ところどころに台布巾が置かれている。 久しぶりの訪問だがその間にメニューが賄2シリーズからマカシリーズに変更になった。 はたしてその違いは? マカ正油Mニンニク¥700 煮卵100 麺は以前と同じ中太麺。麺のツルツル感が高まったかな。うどんのような喉越しである。ただこれは茹で加減によっては二郎っぽい粉っぽさが芯 に残ると思う。残念ながら凛は固めコールを受け付けていないが。量も以前と変わらず十分。本店の小に近い量。 豚は大きな塊りが3個でこれまた十分な量。タレがしっかり染みこんでいてしょっぱめ。 スープは相変わらずのカラメだがこの日は甘味、うまみの主張もバランスよく感じ、クタクタの野菜にからむと○二っぽい味わいだった。これは以前 より僕好みの味。 煮卵は中身半熟。味付けは薄め。 5ヶ月ぶりの訪問でその間にいろいろな試行錯誤があったようだが(というか常にいろいろやってるのがこの店の特徴)今回の一杯は以前との大 きな違いは感じなかった。というか、相変わらずの存在感で大満足。 2004・6・29 2:10頃到着。待ち客2人。 店内にはダイアナ・ロスの歌声が鳴り響いている。 券売機に行くと「マカ正油ライト」の紙はガムテープで消されていた。 ガラス側真ん中の席に案内され座って待つ。 それなりに冷房が効いているのだろうが、定期的に厨房の方からモヮとした熱気が流れてくる。 座っているだけで汗がにじんでくる。 賄2正油 M ¥700 煮卵¥100 野菜がキャベツ7割位だった。かなり柔らかい茹で上がり。量は少ない。 豚はいつもの柔らかい塊りが2個。この日はいつも以上にしょっぱかった。 煮卵は黄身がトロトロの半熟。これまた強烈にしょっぱい!!豚も煮卵も強烈なしょっぱさだがこれをブレの範疇だと受け止められるのは二郎ファ ンだけだろう。何も知らないラーメン好きがいきなりこれ喰ったらびっくりするだろうな。 麺はもっちりとした食感。量は多め。野菜の下に盛り上がって詰っている。 スープはいつもよりすっきりとしていた。 店をでると2:45。この時間でまだ外に4人並んでいた。長期休業に入る前にみんな食べ納めに来ているのだろう。 *その後長期休暇は変更され夏季は実験的内容にて営業続行。 2004・6・17(THU) 普段は何ヶ月も来ないくせに、確実に2ヶ月間食べられないと分かると異様に来てしまうところが、我ながら典型的な行動パターンの人間である。 14:30頃到着。先客7人。 隣の先客は女性の二人組み。えんえん喋る、で麺一本すする。でまた、えんえんしゃべって一本すする。丼の中はほとんど減ってない。で、ほとん ど残して帰っていった。・・・・・・あまりにも作った人間に失礼では・・・量多いし残すのはあれだけどもうちょっとねぇ。。 賄2チーズカレー¥1000 カラメのスープ+大量のアブラ+野菜+ニンニク+カレー+チーズ=どう考えてもヘビー 麺少なめでお願いした。 カレーは甘めの欧風っぽい味。以前賄2カレーを食べた時はレトルトっぽい四角い肉が入っていたが今回は見当たらなかった。カレーの上に刻みニ ンニクがのっている。 カレーの下には柔らかい豚の塊りが2個。あいかわらず最高の仕上がり。 麺は柔らかめの茹で上がりでちょっとうどんぽい。途中ちょっとカレーうどん食ってるような感じに。。。 スープの中にとろけるチーズが沈めてある。1/3位食べ進めると麺にからまってドロドロと出てきた。 横の20歳位の若者も同じ賄2チーズカレーだった。「カレーとチーズが混ざってうまーい」と友達に話しながら完食。 予想通りのヘビーさに僕は撃沈寸前。 ・・・というか全然麺少なめになってない。同ロットの人も少なめ頼んでたからタイミング悪かったかな。 結局少し残してしまった。僕も二人組みのこと言えないな。 2004・6・14(MON) 14:30頃到着。先客6人。 券売機にはマジックで「マカ正油ライト」が追加されていた。早速12番の食券を購入。 すぐに助手さんが食券を取りに来る。 その際「ニンニク・・・・」と聞こえたので反射的に「お願いします」と答えると 「いや、これにはニンニク入ってませんので」というあらかじめの断りだった。 レンガ側の席に座りまつ。 レンガ側の右側には司馬遼太郎の文章が貼られている。 この日のBGMはハイローズだった。こっち側の席だと結構低音が効いてる。 マカ正油ライト ¥700 スープはアブラ少な目、固形の背脂もほんの少し。 出汁がしっかりきいているまろやかな味。鍋の最後のようにいろいろな素材が溶け合った感じ。出汁に使われているのだろう、スープのなかに貝 柱のかけらも入っていた。 ニンニクの代わりに揚げネギがスープの表面にちっている。これは長ネギではなくて玉葱を揚げたものかな?甘味がスープのまろやかさに合って いる。 豚は賄2と同じ非常に柔らかいもの。 麺は少し柔らかめだった。いつもよりうどんに近いような食感だった。 昨年末までやっていた「醤油ラーメン」もそうだが、こういったあっさりしつつも(化調に頼らず)しっかりと出汁のきいた味わいをだせるところに店主 の力量を感じる。 2004・6・3(THU) 11:30到着。ちょうど開店するところだった。待ち客12人。 30分程まってようやくレンガ壁側の席へ。 CDウォールポケットがかけられている。 凛はパンクのイメージが強いがジョージ・フェイムやアニタ・オー・デイ、サム・クックなどのsoul,jazzのCDも飾られている。写真右上の緑のアルバム はメロコアバンドだが全曲ソウルのカバーアルバムでなかなか面白い。特にスティービーとキャロル・キングのカバーが最高。 見計らって麺が茹でられているので、席についてさほど待たずにラーメンが運ばれてきた。 賄2味噌ニンニク M¥900 凛は麺硬め等の注文には対応していないが、この日は食べきれる自身がなかったので「麺少なめ」をお願いするとそれには対応してくれた。 ヤサイの上には始めから唐辛子がかかっている。 豚は塊のが2個。とても柔らかくしっかりと醤油タレの味が染みている。 凛のスープはかなりしょっぱいがこの味噌の場合、味噌の甘味で若干マイルドに感じる。表面には液体アブラと背脂がたっぷり。アクセントとして 佃煮っぽい味付けの桜海老が入っている。凛のスープに良くあった味噌味でおいしい。 2004・5・25 13:00頃到着。僕でちょうど満席。 中は冷房が効いていて涼しい。冷気を逃さない為に入り口の扉は半開きで固定されている。 ただ間口がちょっと狭い為、体の大きい人やかばんを持ったサラリーマンがガンガン当たっていた。 店内のカレンダーをみると なんと「7月、8月営業ありません 休みます!!」と書かれている。 ということは6月末で一旦食べ納めということになる。 ちなみに6・23は昼のみのようだ。 賄2塩M ニンニク¥800 麺は平たい太麺。以前より硬めの茹で上がりでモチモチとしてうまい。 野菜はもやし、キャベツ半々でシャキシャキとしていた。 スープの表面には大量の液体油と背脂。背脂のバランスはぽっぽっ屋と並ぶ量だろう。ただ全体の量は凛の方が圧倒的に多いので必然的に実 際の背脂の量はここが二郎系のなかでもトップクラス。ぽっぽっ屋のスープは甘めだが凛のスープはその対極の超しょっぱめ。大量の背脂で大分 中和されているがそれでもかなりしょっぱい。全体的にまろやかな背脂を麺にデロデロとからめて食べ進んでいく感じ。 豚は柔らかい塊が二個。しっかりとした醤油タレの味が染みている。 2003・12・26 11:40頃到着。この時間に来たのは初めてだが開店すぐにして既に10人程待っている。 ここは先に食券を購入してから並ぶので店の入り口に行くと店内の客はまだ誰も食べていない。これはかなり待ちそうだ。。(結局並び始めてから 食べ終わるまでに1時間程かかってしまった) 時間がかかるのを承知でならんだのは年内で終了する細麺を食べておきたかったからだ。 僕のあとにも順調に列は伸び隣の美容室の半分くらいまでいっていた。 40分位並んで席へ。 壁のステッカー達。 ここにも貼られてるKOZIKの本物のシルクスクリーン持ってたけどどこにやったかな。。。 醤油ラーメン 並¥500 麺はちぢれた細麺。つるつるとした食感。茹で上がり普通。 刻み長ネギが多めにのっているシャキシャキとしてスープにアクセントとなっている。 表面に油の張ったスープ(賄2のように多くはない)はあさっりしているがちゃんとうまみのある醤油味。生姜の風味が利いている。店主は神田の 「さぶちゃん」で修行したらしいが、これも一緒に半チャーハンが食べたくなる味だった。 豚は賄2と同じように枚ではなく個といったものがゴロゴロと乗っている。これで500円は安い。 メンマは甘い味付けがしっかりと染み込んでいてうまかった。 2003・11・12 13:30頃到着。待ち客4人。先に食券を買ってから列に並ぶ。 15分程並んで席に到着。 更に10分程待つとラーメンが運ばれて来た。 賄い2醤油 ニンニク ¥600 平たい太麺は柔らか目の茹で上がりだった。 野菜はもやし70%キャベツ30% スープは大目の液体アブラと固体の背脂が表面を覆う。下のスープ自体はかなりのカラメであまり飲めなかった。この感覚は新代田に近い。違い は新代田がすっきりしていて醤油がたっているのに対し、凛はとろとろと乳化したスープなのでまったりとしたコクがある。 トッピングされたニンニクにはタレがかかっていた。ニンニクそのままよりもスープに混ぜた時のなじみが良く細かい配慮だと感じた。 食べている最中なんかいつもと違うな。。と思ったら、音楽がかかっていなかった。 が、単にかけ忘れていただけらしく途中からスティービー・ワンダーが流れ出した。(そういえば近いうち来日するんだよな) 2003・10・3 14:00前頃到着。待ち客2人。 券売機でチケットを買って外で待つ。 変わった形の券売機である。 数字ボタンで希望のメニュー番号を押す。ちなみに一桁たとえば6の時は06と0をつけて押さなければならない。 10分程待つと店内に案内される。小さな店内は奥が厨房になっており、左右の壁に向かってテーブルがある。 テーブルにはコショウ。レンゲは無い。 チケットを渡す時「ニンニクいれますか?」と聞かれるが野菜増しや麺固め等はできないようだ。 賄い2カレー ニンニク¥800 かなりの量である。 野菜の上にさらにカレーがかかっている。玉ねぎの甘味とコクがきいたカレーでうまい。カレー自体の具はほとんど入ってなかった。 豚は大きめのかたまりが2つ。とろとろの脂身でうまい。スープにもとろとろの背油の塊が浮いていた。 麺はコシの強い厚めの平太麺でどっしりと重みがある。三田の麺が胃にグニョグニョとたまっていく感じとすれば、凛は小麦のブロックがどしどしと 胃に積みあがっていく感じだ。完食するのがかなりきつかった。 ガラスの壁には2トーンスカのバンドやパンク、kawasaiのステッカーが。。。10代の頃の僕の部屋のようだ。90年代何回かSPECIALSの再結成が あったがいずれもテリ-・ホールとジェリー・ダマーズがいなかった。そんなのもやしとキャベツのない二郎みたいなもんだ。 TOP |