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楽しい職場みんなのF2

最近の会社生活-雑誌速読み2000年

週刊SPA!12/27号 2000.12.27発行 350円 (株)扶桑社
そうだ!精神科に行こう−心の病気のやっつけ方

 電機メーカー勤務の宮内正典さんは、リストラ/経費削減の中、製品開発の仕事に携わり連日朝7時半から午前3時まで、休日なしで3週間連続働いたりしました。手首と背中の鈍痛と微熱があり内科で検査したが、異常なしと言われでカゼかとすませた。やがて仕事が一段落すると症状は緩和したが、ある日突然激しい下痢・吐き気・めまいに襲われました。国立病院の神経科に掛けこむと「心身症」と診断された。有給休暇を使い果たし、今は休職中という。昨年9月労働基準局が「心理的負荷による精神障害等に係わる業務上外の判断指針」を発表し、会社員は心の病気にも労災、職業病の申請ができるようになりました。会社も心の問題を個人の問題にしてしまうことができなくなっています。堂々と休めるわけですが、心の病気をやっつける前にそれを引き起こすような仕事や人間関係をやっつけなけりゃいけないんじゃないの?

週刊ダイヤモンド12/16 2000年12月16日 株式会社ダイヤモンド社 543円 
インフルエンザ並に大流行!成果主義の功罪(何が功なの?)嫉妬の給料格差

 F2で成果主義が導入された当初、成績評価は相対評価でSA10%,A20%,B40%などと決まっていました。しかし1998年度からはこの枠を撤廃し、絶対評価に変えました。その結果BとCが減少し、A,SA評価者が50%を超える本部が急増しました。(結構、結構)しかし本部の人件費総額は一定ですから、A,SAが増えると分配額が小さくなり給与の格差が縮まり、成果主義の本来の目的から外れてしまうといいます。(それが何か?)この記事ではこうした成績分布をした本部長に対して批判が起こり、マネジメントが鍛えられるであろうと予測しています。しかし、社員はみんなA評価が欲しいのは当然です。それに精一杯応え、成果主義の「罪」を軽減しようした各本部長さんの英断に賞賛を贈りたいと思います。ソンナホンブニワタシモウツリタイ

日刊ゲンダイ 2000年12月6日 120円 
人事・総務サービスセンターは別会社に−社員はどうなる

 ついに出た!人事・総務部門が来年度にも分社化します。F2本社の他、連結対象企業、グループ外の企業の人事・総務業務を受託し、「稼ぐ」部門にするということです。会社が小さくなれば個人の権限が広がり、専門会社としての社会的認知が業績アップになるのではという期待もあります。しかし、同じ事を先行した日本IBM社では、転籍者の給与が55%にダウンしています。また○○人事部長・××総務部長といったマインドの方々が、他社業務を受託するために営業に回るわけですから、本当に大丈夫なの?

Yomiuri Weekly12/3号 2000.12.3発行 350円 読売新聞社
ダメ社員処分のさじ加減-組織に貢献しない社員には厳しい社内処分

 どんな会社でも就業規則や服務規定はキチンと作成しているが、その適用基準はあいまい。例えば始末書を何枚書くと解雇になるのかなどと提示しているケースはありません。そこで基準となるのが「会社への貢献度」と言うやつです。一例として成績優秀な社員が接待の帰り道、酒が入って運転し、接触事故を起こし警察に連れて行かれたが、会社は不問にふしたケースがある一方、酒臭いというだけで3ヶ月の減給という社員も。さらに特定の個人を標的としていじめのように処分を繰り返し、退職に追い込む例も増えているそうです。出張経費の不正請求、営業日報の虚偽掲載などあら捜しを積み重ね懲戒処分にもっていくのです。「アルバイトしている。」とメールを流されただけで出勤停止となった女性社員もいます。こんなさじ加減F2にあります?

週刊SPA!11/22号 2000.11.22発行 350円 (株)扶桑社
詐欺まがい採用続出の最新就職・転職事情

 「ITベンチャーが日本を救う」なんてノーテンキなことを言う御仁もいますが、詐欺的採用の被害が山になっているのもこの産業です。「月収30万円OK!三ヶ月後倒産」「未公開株で大もうけという気勢を上げるも半年でつぶれた」「9時5時とは朝9時から朝5時までの勤務のことで手取りの時給は500円、たまらず退職届を出すと代わりの派遣社員の費用500万円を出せと上司が恫喝、退職後も電話がかかってくる始末。」「入社後3ヶ月で仕事がなくなり体を壊し退職、再就職先では月収25万円保証のはずが、顧客からの仕事がなくなると給料ゼロ、半額の月も多い」など続々。F2もこんなソフト会社を利用しているんでしょうか。外注のSEさんの生活実態を尋ねて、ひどい話があったら知らせてください。みんなで力になってあげましょう。

週刊SPA!11/15号 2000.11.15発行 350円 (株)扶桑社
キミはどこまで許せる?カメラに監視される日常

 石井一人さん(仮名27歳)の勤務する信販会社には半年ほど前、事前予告なく全フロアに監視カメラが設置された。この結果、彼女を会社に連れ込んで語り合ったり、備品を持ち帰ったり、会議室に隠れてお菓子を食べるなどの楽しみができなくなった。さらに社員同士で社長の悪口を言い合っても「これみんな録音されてんじゃない」っていうオチになる始末。監視カメラによる影響を精神科医は独創性の欠如につながると指摘する。第三者に監視されていると、「罰せられないように行動しよう。」という囚人心理になり、冒険心がなくなり斬新な発想が出なくなるという。これでは頭脳労働が危機に陥ってしまう。社員のメールの使用状況やインターネットへのアクセス状況を常時監視するというのもこれと同じかもしれませんね。

週刊SPA!11/8号 2000.11.8発行 350円 (株)扶桑社
高度消費社会の聖戦!?クレーマーVS企業の攻防現在進行形

 島崎裕実さん(仮名27歳)は今夏40万円でパソコンを買ったが、何度スイッチを入れても起動せず、修理に出し1ヶ月後に直らないまま戻ってくる。サポートセンターに出向き文句を言ったが、担当者の言い訳に激怒、1時間怒鳴り続けて全額返金させた。クレームに対する企業の姿勢は変わったようで変わっていない、会社の体質やシステムは変えず対症療法のみを求めているとあるコンサルタントは言う。日本の司法構造は企業に強く個人に弱い。企業は裁判をやっても勝てると踏んで、情報公開のノウハウはなく、クレームを押さえつける目的のお客様相談室を作るというあま〜い対応で済ましてきた。ところが、ホームページ告発という新手の手段が現れ企業は警戒を強めている。F2社員の皆さん、消費者として会社に対する場合には嫌がらせ目的や企業=悪の前提、ゆすりなどはやめて、要求をはっきり伝えましょう。クレーム処理の第一線の社員に何の権限も能力もないことはお互いよく知っていますよね。

中央公論11月号 2000.11.1発行 800円 中央公論新社
不良社員をめざせ 合法リストラ時代−サラリーマンは会社とどうつきあうか

 筆者の森永卓郎氏の主張する”不良”は横領やさぼりではない。上司や同僚がなんと言おうと自分の興味や正義感に基づき自分自身のライフスタイルを貫き通すことである。上司が間違っていればはっきり指摘し、自分がやりたいことをやりたいようにやればストレスは大部分解消する。そんなことをしたら出世しないではないかという指摘があるかもしれない。しかしサラリーマンの9割は出世しない。それどころか不良でなくてもリストラに遭う可能性も大きい。さらに、出世したビジネスエリートは幸福ではない。欧米のエリートサラリーマンは早朝から深夜まで息つく暇なく働きづめ。出張で世界を飛び回って家族との触れ合う時間などない。高給もボーナスとストックオプションで支えられているので会社の業績悪化や株価の下落におびえる毎日。彼らに真の笑顔はない。もう余計な努力はやめようではないか。ただし不良社員になるためには不良債権を処分する必要がある。それは住宅ローン、子供の教育費、専業主婦だ。それが終わったら好きなことをすぐ始めよう。会社から自立した中高年が新しい知的付加価値を創造するかもしれない。

Yomiuri Weekly10/29号 2000.10.29発行 350円 読売新聞社
会社人間やめられますか社員冷遇時代に”滅私奉公”のバカらしさ

 かつて社宅は従業員を会社に結束させ忠誠心を養成するものであった。昭和30年代、社宅で暮らす新日鉄(当時八幡製鉄)社員はエリートとして羨望のまなざしで見られたこともあったという。反面、社員の妻たちは寸分のすきもなくプライバシーをがんじがらめにされていた。ところが現在、出光興産・NTT・三菱商事・日本興業銀行・JTと日本の名だたる大企業が社宅を処分し始めている。企業を取り巻く環境が厳しくなり、資産を有効活用するためだ。企業が見直しているのは社宅ばかりではない。高金利の社内預金、保養所など福利厚生全般に渡る。終身雇用制ばかりではなく会社人間が忠誠の見返りとしてよりどころとしていたものが次々と消えていく。かくして日本の会社主義は終焉を迎える。万歳!

週刊SPA!10/11号 2000.10.11発行 350円 (株)扶桑社
ボクが会社でグレた理由あなたの隣の「不良リーマン」の告白

 終身雇用や年功序列といった頼れるものが次々と崩れゆく中、中高年の会社へのロイヤリティが失われて行く。こうした雰囲気が全社に蔓延し、会社と社員の関係が疎遠となり管理もゆるんでゆく。その結果が不良社員の質量共の増大だ。「早期退職制度ができたりして無意味な上司層の移動が増え、上司がコロコロ変わり、人により評価方法がまちまちでばかばかしくて仕事をやっていられず毎日3時間パチンコ。」「名ばかりの実力主義で”イエスマン”ばかり昇進、仕事で少しでも対立すると”査定を下げる”と恫喝する上司に嫌気がさして、午後外回りをしながら2〜3時間マンガ喫茶に入り浸り。」「成績を上げ人望もあった先輩を妬んだ上司が不良取引先を押し付け、先輩が大損を出したことにされたのを見て”あすはわが身とばかり、ノルマはあっても適当にしかやらず仕事はあっても定時出社/定時退社の毎日」わかりますねー。F2では幹部社員の管理と職場教育の強化に努めていますがそれでいいのでしょうか?10/3にも懲戒があったばかりだし。

週刊SPA!9/27号 2000.9.27発行 350円 (株)扶桑社
あ〜情けなや〜!我が社の「バカ言ってんじゃないよ〜」的IT革命の実情

 「コスト削減のもとシステムの操作マニュアルを極めて不充分にしか作らせなかった」「社員のスケジュールをWebで管理しているが、パソコンは社員の個人持ちで買えない社員には会社が担保をとり、有利子で貸している。」「社内電子化と実力主義が同時に進行し、まわりじゅう敵だらけ、電話の取次ぎや社内回覧など隣/向かいの席の同僚にもメールで伝えるほど」などの告発が続々。えっF2だけじゃないですよ。世間一般に広がっているんですって。あなたの担当ユーザは大丈夫?

週刊宝石9/28号 2000.9.28発行 300円 (株)光文社
社員を地下の”隔離部屋”に・・・日本IBMのいじめリストラ!

 I社では総務、経理・財務、人事を別会社にして55歳未満は出向、55歳以上は転籍の措置とした。転籍となると同じ仕事で年収1300万円が700万円と半減する。では転籍を断ったらどうなるか。この記事に登場する社員は関連会社に出向を命じられ、仕事は本社ビルの地下、窓もない部屋での納品書の入力作業となった。その他リストラ策として「営業開発室」や「IT研修」でぜんぜん異なる慣れない仕事をやらされたこともあるとか。話によるとパソコンの普及以前、F2の最大のコンペティターで目標であり給料もずいぶん高かったのがこの会社だったそうです。こんなことをやっているから落ちぶれるんですね〜。

週刊SPA!9/20号 2000.9.20発行 350円 (株)扶桑社
キミは会社に「友だち」がいるか?能力主義で同僚は皆ライバル。

 公正な評価を期すはずの360度評価システムが採用されて以来、事態が変化し始めた。上司ばかりでなく同僚や部下にも評価される仕組みになり、同僚にも心が許せなくなったという。さらに同期入社組の中で「勝ち組」「負け組」がはっきりし始めて仲の良かった同期間の雰囲気が変わった。など、共通的に指摘されているのは親しい仲だったはずなのに酒を飲みにいってもあたりさわりのないことしか話さなくなるという現象です。あなたも隣の席の社員にチクられているかもしれませんね。

週刊SPA!9/13号 2000.9.13発行 350円 (株)扶桑社

オフィスでの痴的な行状は今も!社名イニシャル付き一流企業50社、驚きのセクハラ事情

 この記事で「アダルトホームページを頻繁に見ている実情に耐え兼ねて女子社員が本社訴えて以後、ネットワーク管理が厳しくなった通信関係F社」の事例が掲載されていますが、注目しなければいけないのはこのような個々のエッチ話ではありません。セクハラ=リストラ=家族も財産もパー=再就職なしの危険にさらされているオヤジたちが、懲りずになぜ加害者になっているかという事実の分析です。彼らは会社の権力関係にどっぷりつかっているうちにそれが人間観のすべてになってしまっている。つまり職場でえらくなればなるほど部下の女性社員を自分の手下のように自由にできると思い込んでいてその間違いに気付かない、思いやりのない人間になりはてているということです。職場の権力関係にどっぷりといえば、弱いものいじめや退職勧告と根はいっしょです。経営者の皆さん、女性に限らず社員の人権は守ろうね。

週刊SPA!9/6号 2000.9.6発行 350円 (株)扶桑社
これじゃ、単にいいがかり!?インネン・リストラ驚愕の実態

 もはや一定のルールや約束ごとがなくなった解雇。「転職直後からやり手ぶりを発揮、周囲に妬まれ有給休暇を利用しての接待ゴルフが社風に合わないとされ一方的に解雇」「3年前の失敗のせいで受注単価が下がったとされ損害賠償を払わないなら退職しろ」「成績至上主義の会社で好成績を上げていながら外回り中のちょっとしたサボりを口走って上司にちくられモラルを問題にされリストラ」など心の休まる暇のない実態をセキララに。こんな目にあっても決して自分から退職願を書いたり、解雇に同意してはいけません。しぶとく会社に居直りましょう。

週刊SPA!8/30号 2000.8.30発行 350円 (株)扶桑社
続々導入[フレックス制]の功罪 成果に追われて仕事をしすぎボロボロの人も

F2社員のみなさーん。フレックス制と裁量労働制の違いを知っていますか?
フレックス制:出退勤の時間を個人が決めてよい制度で働いた時間すべてに全額賃金を払わなればいけない。
裁量労働制:この仕事内容ならこの位働くよねと労働時間をあらかじめみなしで決めておいてそれに対して賃金を支払う制度。
これらの導入企業の社員の生の声として「9時半出社24時退社は変わらず、残業代年間約100万円減収おまけに土曜日は出社するものとして勝手に打ち合わせが入れられる。」「たくさん残業していると仕事の効率が悪いとみなされるため面倒な仕事を部下に押し付ける上司が出現」など紹介。専門家の意見として「裁量労働では労災になりにくい」「燃え尽き症候群に陥りやすくなる」と指摘する。ところでF2でSPIRITの結果アフター5が充実した方います?