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楽しい職場みんなのF2

 

2002.7.14

雇用情勢を憂慮の念を持ってみている−その2
 現在の電機産業の雇用情勢を憂慮の念を持ってみている一労働者として、思っていることを述べさせてもらいます。このままだと、犠牲が労働者の側だけが一方的に負わされている感をぬぐえないからです。
3)ワ−クシェアリングです。
 雇用の維持・創出を図るワ-クシェアリングの考え方も重要である。。。また、サ-ビス残業や長時間残業が広く存在している現状では、それをなくす事が大前提であり、それを実現するだけで大幅な雇用が確保される筈である。同時に雇用の新しい形態としてのワ-クシェアリングも検討し、雇用確保機会を増大する事は大切である。
4)ル-ルある働き方の検討
 企業組織の再編、就業形態の多様化をおしすすめる経営の意図のもとで、従来のワークル-ルは揺らぎ、ル−ルなき働き方を強いられている労働者が増えている。これは労働基準法を順次改正し、新しい労働形態で、非継続的な労働者群を増大させ、その結果、立場の弱い労働者に会社が一方的な労働を強制する為に、今までの労働ル-ルが順次に弱められた。我々が求める働き方の枠組は、長期雇用を基本にしつつ多様な働き方が保障されること、労働時間の一層の短縮、透明で公正な処遇制度の確立などであり、同時に仕事と家庭の両立、人生80年時代にふさわしい就業と引退のあり方も追求していく。現在、働き方について「ル-ルある働き方」の欧州と一般的に「ルールの弱い働き方」のアメリカがある。日本は、現在、そのいずれかの道を歩もうとしている。「ル-ルある働き方」こそ求められていると思うのだが。。。(おわり)