夢を語ってくれる人たちはいなくなってしまったのでしょうか

開設２周年・１００万アクセス記念	2002.9.25
Ｆ２に夢を語ってくれる人たちはいなくなってしまったのでしょうか
数年前にＦ２関連会社を辞めたものです。以前からこのホームページは見ていましたが、最近特に内容が殺伐としていますね。リストラばかりなので仕方ないのかもしれませんが・・・。元社員として悲しいものがあります。当時私の扱っていた富士通のパソコンは元気があったように思います。なるべくたくさん扱ってもらうように毎日「富士通のパソコンは夢をかたちにするパソコンです」と説明していました。その甲斐あって扱いを増やしてくれたところも結構ありました。しかし、最近は、量販店の店頭などで富士通のパソコンは（あるにはあるが）全くぱっとしない印象を受けます。（コマーシャルもしかり・・・昔からかもしれませんが宣伝部にはセンスがないのでしょうか？。店員さんの間では代理店の電通が一番いいアイディアはＮＥＣに持っていき、残った案を富士通に持っていく。だから商品の特徴もアピールできないゴミのようなＣＭができるんだよ・・・まことしやかに囁かれていました。）今日、ビデオを買いにいった石丸電気の売り場でこんな声を聞きました。「ＶＡＩＯほしいけど、お金が足りないから仕方ない、富士通で我慢しよう」。とても悲しかったです。いつのまにこんな魅力のない製品ばかりだす会社になってしまったのでしょう・・・。過去の書き込みをみると、自社の社員にすら見向きもされないなんて！。私のいたころは携帯電話だってＦ２０３など結構調子がよかったと思いますし、パソコンもノートに搭載された「アイパネル」など見ただけで富士通とわかる「夢をかたち」にした特徴があったと思います。もちろん安い方が確実に売れるのはわかっています。しかしそれでは（デルなどとの競争で）じり貧になるだけです。付加価値のある魅力的な商品を高く売ってもらうのが我々の仕事だと思っていましたが・・・どうやら、時代は変わったようです・・・。なんの特徴もない製品をただ安くするだけ・・・。「アイパネル」などをかたちにしていた人たちはどこにいってしまったんでしょうか。私はこういった会社の方向性に不満を持ち会社を辞めました。目先の利益を追い求めるのも企業としては当たり前だと思いますが、そればかりでは魅力ある会社ではないように思います。外部にいるものから見ると、株価が低迷しているのも決してリストラやハードディスクのせいだけではないと思いますよ。いまのＦ２に夢を語ってくれる人たちはいなくなってしまったのでしょうか？