remove
powerd by nog twitter

楽しい職場みんなのF2

2006.6.10

創立71周年記念

やったね黒さん
やったね黒さん。しんぶん赤旗1面トップ掲載!

シリーズ職場-成果主義を追って-
   迷走する富士通@

社員のインタビューを抜粋

「見直し前と何も変わっていません」

「最も高い評価の社員名の公表は聞いたことがない。
富士通はこれまで数え切れないほどの見直し策を出し
ていますが、何も変わっていません。やはり求められ
るものは同じく成果でしかない」

「ただ、変わったことといえば、社員に対するしめつ
けがいっそうきびしくなっていることです」

「成果主義の弊害によるものですが、チームワークが
乱れ、社員の士気が低下してきています。この結果、
管理職が社員一人ひとりを管理し、出張先でも出向い
て張り付くのが常態化しています。チームをまとめ、
成果をあげられない課長や部長は更迭されるというき
びしい状況です」

「成果主義導入前は、みんなでけんけんごうごうと意
見をいい合ったものですが、今では皆無です。現在月
二回みんなが集まって課題を発表する機会をもってい
ますが、集まっても何もしゃべらない、しゃべっても
反応がありません。いつも発表者が単に発表するだけ
で終わっています」

「目先の成果に結びつかないことはやらないという長
年の働き方が、富士通の体質をつくりました。不透明
な評価とあいまって、社員の士気は著しく低下してい
ます。業績低迷の原因となり、会社にとって死活問題
になっています」