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楽しい職場みんなのF2

3万アクセス記念                                                2001.9.11

会社に都合の悪い退職プランは支援しない

 9月5日付でネクストキャリアプログラム(早期退職優遇制度)のガイドラインが公表されました。このガイドラインでは、制度の適用外について次のようにいろいろ書いてあります。
(1)退職により、
業務に支障がでる場合。
(2)
競合他社やF2関連会社に再就職する場合。
(3)病気療養などで、
当面次の仕事をしない場合。など  競合他社や関連会社はどこまでを指すのかはケースバイケースで会社が判断するとしていて具体的な会社名のリストは出ていません。これでは、F2の技術者にとって最も現実的な「技術知識を生かして他社に転職する」ことは会社の裁量により、大幅に塞がれてしまいますね。
 また(1)の条件は、やっぱり会社は
「辞めて欲しい社員」「辞めて欲しくない社員」の色分けをしていることを意味するのではないでしょうか。さらにこのガイドラインでは、退職プログラム適用の際に虚偽の申請をしていたことが判明した場合、懲戒処分や損害賠償請求をする場合があるとまで恫喝しています。再就職先を偽っていたというケースなどでしょうが、例えば、いったん競合関係にない会社に就職したがまもなく破綻してやむなく競合他社に再就職となったりしたらどうなるんですかね。一生F2からの懲戒と損害賠償請求に怯え続けるのでしょうか。
 ネクストキャリアプログラム導入時の発表では、
「選択の機会を拡大し、本人のチャレンジを支援」と社員の自由なライフプラン設計を後押しするのかとも受け取れましたが、実は「退職結構、だけど会社の邪魔をするな」というわけですね。  早期退職優遇制度を導入した他の会社では、こんな条件がつけられているのでしょうか。「みんなのF2」をご覧の会社員の皆さ〜ん、ぜひ情報を寄せてね。