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楽しい職場みんなのF2

2006.3.23

鬱労災が握りつぶされていく現実にたたかっていくしか方法はありません
こんばんわ。中原です。

 労災の件、重光さんにメールでお返事しようと思っ
たのですが、たくさんの人に問題を知ってほしいと思
いましたので、みんFへの投稿という形に代えさせて
いただきます。

 いま、私や重光さんのように、長時間労働やストレ
スが原因でうつ病になる人が増えています。それにと
もない、精神疾患を労災申請する件数も増えていま
す。しかし、労災認定されないケースも増え、審査請
求や行政訴訟が増えています。(重光さんも審査請求
で現在たたかっている最中です。)

 なぜ労災認定されないケースが相次ぐのか。原因は
行政の認否判断の方法にあります。この表をみてくだ
さい。
心理的負荷評価表
この表には、ストレスの原因となりうる出来事がいく
つも書いてあります。この表をもとに、申請者のまわ
りで起きた出来事を当てはめていき、心理的負荷の強
度を計算します。その総合評価をみて、労災認定がふ
さわしいかどうかを行政が判断するという仕組みにな
っています。

 しかし、この表には「出来事」しか書いてありませ
ん。連日の長時間労働でじわじわと精神を病んでいっ
た場合は、表にほとんど当てはまりません。しかし現
実は、慢性的なストレスで精神を病むケースが少なく
ありません。私もそうでしたし、重光さんもそうで
す。
請求の原因の概要(重光さんのHPより)

 慢性ストレスを評価せず、「心理的負荷評価表」を
形式的に当てはめ判断する行政のやり方は、まったく
不当であると言わざるを得ません。

 膨大な数の鬱労災が握りつぶされていくこの現実を
打開するには声をあげてたたかっていくしか方法はあ
りません。同じような境遇で困っている方がいました
ら、ぜひ連絡ください。いっしょにたたかいましょ
う。