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楽しい職場みんなのF2

2003.4.7

増資資金で長期債務を返済してしまえばいい
 赤字や債務超過ですぐに倒産することはないから、うろたえる必要は全くなく、その点では安心していい。赤字や債務超過が倒産の引き金を引くのではなく、赤字や債務超過が慢性的に続くことで、資金がショートする事態が起こるから一般的には万歳する。もちろん、それまでの過程で金融機関などの信用が落ちて、融資の上乗せは駄目、プライムレートも駄目、早期返済・・・なんてことになれば、資金が突然にショートする可能性もあるかもしれないけど(一般的な話として)。それ以上に怖いのは、人心の荒廃が進んで内部的に自己崩壊していくこと。信用の失墜は、その「突然」を招きやすい。「突然」(実は往々にして「必然」が潜伏しているものだが)がやってくると、東大を出ようがハーバードを出ようが、もう誰にも手の施しようがなくなる。どこぞの証券会社だって、ある時、突然に「飛ばし」のツケがブーメランのように戻ってきて・・・もし、F2の状況に一段落がついたら(と世間的なイメージ作りも含めて成功したら)、その時は増資を引き受けてくれる株主も出てくるだろうから、増資と減資を同時に実施すれば債務超過(繰越欠損金)は(手続きはやっかいだけど)一気に消せるだろうし(減資差益)、その増資資金で長期債務を返済してしまえばいいから、綺麗な体に戻すのは(技術的には)難しく ないと個人的には思っている。