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2003.3.12 |
| 「現行体系維持」の回答直後に、「定昇の一時凍結」はやむをえない |
| 確かに従業員の立場からは、春闘妥結後の緊急対策は許せません。しかし、会社が儲かってない状況において、現行賃金体系維持をしてしまうと、株主や世間がだまっていないと思います。
本来は、逆提案をするなら、交渉の最初に出して回答までに議論を尽すべきです。しかし、もし「賃下げ」で妥結してしまうと、他社（特に中小企業）に影響が出て日本経済への波紋が大きくなります。結局、日本経済への影響を少なくし、かつ会社の危機を防ぐためには、「現行体系維持」の回答直後に、緊急対策で「定昇の一時凍結」をするのはやむをえないでしょう。電機の産別交渉では、経営側が「緊急対策については柔軟に対応してほしい」と発言しているらしく、各社とも何らかの緊急対策が出されることは必死でしょう。くやしいですが。 |
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