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2002.3.16 |
| 重要事項をなぜ総合労働条件改善闘争のテーマとしないのか |
朝日新聞３／１５付によると次のような会社提案があったということです。
・日立；１年間５％の賃金カット
・松下；定期昇給の半年凍結、残業手当などの削減
・ＮＥＣ；定期昇給の半年凍結
そして、Ｆ２も横並びで定期昇給の凍結交渉を始める準備をしているということです。総合労働条件改善闘争は「賃金体系の維持」をもって妥結したはずです。交渉速報Ｎｏ１５（３/１２）では賃金改訂の実施期日は別途協議、と書いてありましたが、「体系の維持」なら、４月実施は維持されたと考えるべきでしょう。総合労働条件改善闘争と言えばストライキ権を確立し、毎日のように速報が出され、マスコミも大きく報道する表のハレ舞台です。その場でこんな重要なテーマが協議されず、こそこそと別途話し合うなんて暗い社風ですね。重要テーマといえば、フレックスタイム制も労使交渉で多いに議論された様子もありませんしね。「賃金体系の維持」はすでに合意した事項であり、以下のようにすべきです。
（１）会社は給料カットの提案をしない。
（２）提案があった場合、労働組合は一般組合員討議にかける。
（３）労働組合は、総合労働条件改善闘争並にストライキ権を確立して交渉に臨む。 |
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