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楽しい職場みんなのF2

開設4周年記念

2004.10.11

「どうやって日々を耐え忍ぶか」が課題
 >「厚木送りにならないだけマシだ」という罵声を背中に...について。私も全く同感ですね。私が思っていた事を代弁して頂き嬉しくなり少し書きます。このサイトの投稿文を読んで「所詮、負け組みの遠吠えだ」とホクソ笑むヤツがいる以上、職場コミュニケーションなど永遠に改善はされないと思いますね。私も元オペレータですが、回路設計や解析業務は、そもそも工場から引き揚げた人間が携われる仕事ではないんですよ。高専や工業大学で基礎的な理論をきちんと学んだ学士・修士でないと非常に厳しいです。ウエハープロセスにしろ、企画に準じた高品位な品物を完成するには、長年の経験と技術に培われて初めて出来うるものであり、事務の人間には現場の経験が無いから機械職人の苦労などわかるはずが無いんです。だから、「機械を動かすなんて誰でもできるでしょ?」とか「指示通りに動かせばできるんでしょ?」なんてガキみたいな口答えが返ってくる。また「文句があるなら直接会社の幹部に直談判するか、会社を辞めれば良いだろう」と言う罵声も、決め手の解ではなく、ヤツ等の腹の中では、概ね「お前らも事前に勉強をしてから、周りのエンジニアに<お伺いを立てろ>」というのが、事務方から見た工場引揚者に対する本心のようです。工場引揚者は、常に上から見下ろされ、踏みにじられ、「悔しかったら下から自分で這い上がって来い」と出口の見えぬ懲役扱いをするんです。「初心者向けの教科書を貸そうか?」と差し伸べられた手には、「たっぷりと唐辛子が塗られていた」という心境ですね。幹部社員と6級職以上の人間からは、工場引揚者は無条件で「ダメ・無能人間」扱いです。私の場合、「どうやって日々を耐え忍ぶか」が課題ですよ。以前に私は「できない人間をどう扱うかが幹部の仕事だ」と面談で幹部社員に言われました。その時点で既に「ダメ」扱いを「公言」されているんです。益々士気が上がりますよね。